はじめてのトレイルラン講座

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こんばんは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

マチュピチュの話は本来ブログではなく「トレイルランニング小説」として電子書籍で発表を考えていたが本にするほどの文章量を書けそうになかったため、今日のレース編を含めてブログで公開することにした。

【レースの概要】
インカトレイルマラソン/Inca Trail Marathon (42.195 km/30 km/ファンラン):1996年に第一回開かれ、2016年で38回目を迎える伝統ある大会。ファンランではなく順位やタイムも発表されるれっきとした競技大会だ。マチュピチュは2013年4月にはナショナルジオグラフィック・トラベラーマガジンで「人生で訪れたい50の旅」にも選ばれた最も有名な世界遺産である。42.195kmの山岳フルマラソンのコースは4,200mのピークを含む累積獲得高度3,880m。エントリーカテゴリーにはフルマラソン、30k、ファンランの3つがあり、フルマラソンは「エキスパートランナー向け」とされている。初めは73kのウルトラマラソンだったそうで、今でも当時の参加ランナーの間で「人生で最も過酷なマラソン」として伝わっているそうだ。フルマラソン、30kともにゴールは同じマチュピチュとなる。
 
「あのマチュピチュを舞台にマラソンレースが行われる」 

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そう考えただけで胸が高鳴った。国定公園であるマチュピチュは「1日の入場者数は2500人」「入場にはパスポートが必須」などさまざまな厳格なルールがある。
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実際に現地に行ってみて入場者数の制限は遺跡保護のためというよりは1日のバスの便の限界のためだと感じた。受け入れすぎると通常でさえ1時間のバス待ちが2時間、あるいはそれ以上になるだろう。観光客は30分以上かけて麓の村まで歩くことを余儀なくされる。

厳しい管理に置かれた国定公園で通常レースの開催はできないと思うが唯一許可されている大会だ。主催者の″アンデスアドベンチャー"は2009年に「世界のベストアドベンチャー旅行会社」に選ばれており、マチュピチュだけでなく南米パタゴニアやガラパゴス島などさまざまな極地でランニングイベントを開催している。
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【世界で最も有名なトレッキングコース】
マチュピチュのあるインカトレイルは、南米はもちろん世界で最も有名なトレッキングコースの1つで、ランナーは雄大なアンデス山脈や珍しい鳥を観察できる林、アマゾンジャングルを横目にしながら走る。「過酷な環境下ですごいですね」と出発前には多くの方から激励のメッセージをいただいたが、僕は「過酷なことにチャレンジする」ことを目指しているわけではいない。一つでも多くの見知らぬ世界への旅を文章と写真を通じてお届けしたいだけなのだ。
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僕にとってこのレースは2016年の目標レースという位置づけだった。今回日本からの参加者は僕一人。たとえ日本人選手がいたとしても海外レースに出場して「日本人トップ」とうたうことに何の魅力も感じず「国別で表彰台」を目指していた。順位表のトップ3に「JAPAN」と載ることが僕のミッションだった。インターネット検索でも多くの人が目に留めるのは1ページ目、その1件目、少なくとも2件目までである。

国内でも1か月間高地トレーニングを積み、現地に一週間前に到着した僕は高地順応の時間が十分にあったので十分に勝機を感じていた。結果は優勝は逃すことになるが目標だった2位表彰台に立つことはできた。重要なのは準備とレースプランである。トレーニングだけしてそれらを怠るのは本末転倒だ。トレイルのレースは、もっとも周到に準備をし、もっとも賢く走ったものが勝つゲームなのだ。

【もっともハードなフルマラソン】
まず標高。世界を見渡せば麓から標高2500mや3000mの山に登る大会は数多くあるが、スタート地点ですでに2500mを超え、レース中の平均標高が3000mを超える大会はそれほど多くはない。インカトレイル最高点は4,200mで体内に取り込める酸素量は平地と比べて50%以下になる。コースはかなりのキツさだが制限時間は13時間あり、マラソン4時間半程度の体力と十分なハイキング能力があれば十分に完走できる時間設定だと思う。

レース編へと続く

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