【パワーポイント】 ジャンプ率、という考え方。
「プレゼン用のスライド」をそのまま「配付資料」として使う
なんてこと、よくありますよね。
本来は「プレゼン用スライド」と「配付資料」は別々に最適化されたものを用意して、「これだけは絶対に伝えたい!」ことだけをプレゼンし、詳細・補足は配付資料としてじっくり読んでもらう、という形式にしたいところですが、まだまだこの考え方は定着していないようです。
しかし、プレゼンも配付資料も「同じパワーポイント資料を使う」となると、やはり双方とも不具合が生じます。
まず、プレゼンスライドには小さな文字が映し出され、「読めない(見えない)」ことになります。
こうなると、「伝わり力=ゼロ」になってしまいます。
逆にプレゼンを意識した配付資料は「枚数ばかりやたらと多い」なんてことにもなります。プリントアウトやコピーがかさんでもったいないですね。
さて、この状況、どうすれば改善できるでしょう?
ここで用いたいのが、「ジャンプ率」というデザインの手法。
ジャンプ率とは、
〈文字の場合〉
本文サイズとタイトル・見出しサイズの大小の比率
〈写真の場合〉
同一画面内において一番小さな写真と大きな写真の比率
のことです。
たとえば、タイトル文字が大きく、本文文字が小さい場合、「ジャンプ率が大きい」ということになります。
では、このジャンプ率をどのように使うのか?
(テキストの場合)
読み上げる文字を大きく、
説明・補足は小さくする!
のです。
大きくする文字=すなわち読み上げる部分はできるだけ絞り込み、そして簡潔に。
説明文・補足分もできるだけ短く、最小限の分量に。
(例)
Before

After

このようにジャンプ率を高めておけば、伝えたいことが明確になります。
小さな文字(説明・補足)はあえてプレゼン時に読み上げなくてもいいでしょう。
こうすることで、プレゼンにも配布資料にも使えるパワーポイント資料になります。
プレゼンや提案書では、ついつい多くのことを「言いたく」なってしまいますが、「一番伝えたいことを一つだけ」という考え方をすることによって、よりしっかりと伝わる提案ができます。
ということで、ジャンプ率、お試しあれ。
なんてこと、よくありますよね。
本来は「プレゼン用スライド」と「配付資料」は別々に最適化されたものを用意して、「これだけは絶対に伝えたい!」ことだけをプレゼンし、詳細・補足は配付資料としてじっくり読んでもらう、という形式にしたいところですが、まだまだこの考え方は定着していないようです。
しかし、プレゼンも配付資料も「同じパワーポイント資料を使う」となると、やはり双方とも不具合が生じます。
まず、プレゼンスライドには小さな文字が映し出され、「読めない(見えない)」ことになります。
こうなると、「伝わり力=ゼロ」になってしまいます。
逆にプレゼンを意識した配付資料は「枚数ばかりやたらと多い」なんてことにもなります。プリントアウトやコピーがかさんでもったいないですね。
さて、この状況、どうすれば改善できるでしょう?
ここで用いたいのが、「ジャンプ率」というデザインの手法。
ジャンプ率とは、
〈文字の場合〉
本文サイズとタイトル・見出しサイズの大小の比率
〈写真の場合〉
同一画面内において一番小さな写真と大きな写真の比率
のことです。
たとえば、タイトル文字が大きく、本文文字が小さい場合、「ジャンプ率が大きい」ということになります。
では、このジャンプ率をどのように使うのか?
(テキストの場合)
読み上げる文字を大きく、
説明・補足は小さくする!
のです。
大きくする文字=すなわち読み上げる部分はできるだけ絞り込み、そして簡潔に。
説明文・補足分もできるだけ短く、最小限の分量に。
(例)
Before

After

このようにジャンプ率を高めておけば、伝えたいことが明確になります。
小さな文字(説明・補足)はあえてプレゼン時に読み上げなくてもいいでしょう。
こうすることで、プレゼンにも配布資料にも使えるパワーポイント資料になります。
プレゼンや提案書では、ついつい多くのことを「言いたく」なってしまいますが、「一番伝えたいことを一つだけ」という考え方をすることによって、よりしっかりと伝わる提案ができます。
ということで、ジャンプ率、お試しあれ。