[追記あり] 6年間の知識と経験を生かすために・・・ 今回も"これ" を導入するのだろうか。
昨日、CS・BS波で放映された『JAPAN NIGHT』。やはり国立霞ヶ丘競技場での『edge』は格別で、なんとも形容しがたい。
さてMAN WITH A MISSIONのパフォーマンス中はまだ明るかったので、ステージサイドにリギングされているF.O.H用スピーカーがよく分かる。
この筐体からすると、メインとフロントフィル、サイドフィルはやはり "あのシステム" だよなぁ・・・・ (さすがにディレイスピーカーの銘柄は判別できなかった・笑)
*L-ACOUSTICS社の『K-1』のシステム構成
2010年の『GO!FES』の際に投入された『K-1 System』
L-ACOUSTICS社の最新鋭ラインアレイスピーカーである『K-1 System』。これは昨年の年末に行われた『Perfume 4th Tour in DOME 「LEVEL3」 supported by チョコラBB』に導入されているシステムと同じ物だ。
やはりスタジアム級のしかもその最大級のキャパとなる、国立霞ヶ丘競技場でのLiveとなれば『K-1 System』クラスのSRスピーカーを用いないと追いつかないだろうなぁ・・・・。
それで情報を確定すべく『K-1 System』を所有する音響会社の一つである "MSI JAPAN" の公式HPを見てみると・・・・ 既にこんな情報が上がっていて驚く。
なんと・・・・ 『Perfume 5th Tour 2014「ぐるんぐるん」』のSRスピーカーシステムが既に公開されているとは。まぁ、知り合いの、てぃんはうさんが広島公演に参加して、"どうもSRスピーカーシステムはACOUSTICS社『V-DOSC』だ" という情報が既に入ってきていたけれど(笑)。
Net上のLive参加者の意見を見ると"PerfumeのLiveこそ、次世代SRスピーカーシステムの 『MLA』(Multi- cellular Loudspeaker Array)を導入して欲しい" といったようなことを目にする。もちろん『MLA』の響きは格別だと思う。
しかし以前のエントリーにも書いたのだが『V-DOSC』は、90年代半ばにLive用SRスピーカーに革命を起こした線音源方式のいわゆる "ラインアレイスピーカー" の草分け的存在であり、個人的にはその響きはまだまだ捨てたもんじゃないと思うのだが(苦笑)。
Perfumeが『V-DOSC』を導入したのは2008年の初・武道館公演からで、それ以降のアリーナ級のLiveは『V-DOSC』を導入してきた。
ということはこれまでのPerfumeのアリーナ級のLiveは『V-DOSC』を用いてきた歴史でもあるとも思うのだ。6年間の知識と経験が蓄積された中で、今回も『V-DOSC』を用いる。これらを総動員して、音響特性的に扱いづらい会場をどのように仕上げてくるのか・・・・
オレの興味はむしろそちらのほうに急速に向かっている。
<○追記・14日pm17:07>
男53歳さんからこのようなコメントを頂いたので(コメントありがとうございます!!!)、追記として書いておくことにする
>サイドスタンド付近は明らかにスピーカーがソッポを向いているのでどの様に聴こえていたのか気になりました。
>死角を無くす事を考えればMLAの方が適しているのではないでしょうか?
従来のラインアレイスピーカーの水平面上の指向性はせいぜい90°(広いものだと100°)なので、円形のドーム・スタジアム級の会場になると両翼のカバレッジを考慮すると、サイドフィル用のスピーカーが必要になります。 また従来のラインアレイスピーカーの垂直面上の指向性は5~8°前後です。
したがって今回の国立競技場のLiveでは当然サイドフィル用のスピーカーがリギングされていました。
ちなみに『V-DOSC』などでも事前にソフトウェアでカバレッジをシュミレーションして、スピーカー配置と設置方向を決定していきます。
*『V-DOSC』でのカバレッジのシュミレーション
*「V-DOSC」の配置計画のコンピュータ・シュミレーション
ではMLAはどうかというと、仕様では水平面上の指向性はやはり90°前後(-6dB)なんですね(ちなみに垂直面上の指向性は7°前後)。したがってもし国立競技場でMLAを運用する場合、やはりサイドフィル用のスピーカーが必要になると思われます。
実際、他のアーティストの東京ドーム公演ではやはりステージサイドにメインとサイドフィルをリギングしていましたね。もちろんディレイスピーカーはありませんでしたが。
またMLAも200m前後になってくるとたしか12dB前後の減衰があったと思いますので、状況によってはディレイスピーカーの設営も必要になると思います。
ご参考までに(笑顔)。
Sound & Recording Magazine (サウンド アンド レコーディング マガ.../著者不明

¥1,000
Amazon.co.jp
Cling Cling (完全生産限定盤)(DVD付)/Perfume

¥2,430
Amazon.co.jp
Cling Cling (初回盤)(DVD付)/Perfume

¥1,950
Amazon.co.jp
Cling Cling (通常盤)(CDのみ)/Perfume

¥1,450
Amazon.co.jp
さてMAN WITH A MISSIONのパフォーマンス中はまだ明るかったので、ステージサイドにリギングされているF.O.H用スピーカーがよく分かる。
この筐体からすると、メインとフロントフィル、サイドフィルはやはり "あのシステム" だよなぁ・・・・ (さすがにディレイスピーカーの銘柄は判別できなかった・笑)
*L-ACOUSTICS社の『K-1』のシステム構成
2010年の『GO!FES』の際に投入された『K-1 System』
L-ACOUSTICS社の最新鋭ラインアレイスピーカーである『K-1 System』。これは昨年の年末に行われた『Perfume 4th Tour in DOME 「LEVEL3」 supported by チョコラBB』に導入されているシステムと同じ物だ。
やはりスタジアム級のしかもその最大級のキャパとなる、国立霞ヶ丘競技場でのLiveとなれば『K-1 System』クラスのSRスピーカーを用いないと追いつかないだろうなぁ・・・・。
それで情報を確定すべく『K-1 System』を所有する音響会社の一つである "MSI JAPAN" の公式HPを見てみると・・・・ 既にこんな情報が上がっていて驚く。
なんと・・・・ 『Perfume 5th Tour 2014「ぐるんぐるん」』のSRスピーカーシステムが既に公開されているとは。まぁ、知り合いの、てぃんはうさんが広島公演に参加して、"どうもSRスピーカーシステムはACOUSTICS社『V-DOSC』だ" という情報が既に入ってきていたけれど(笑)。
Net上のLive参加者の意見を見ると"PerfumeのLiveこそ、次世代SRスピーカーシステムの 『MLA』(Multi- cellular Loudspeaker Array)を導入して欲しい" といったようなことを目にする。もちろん『MLA』の響きは格別だと思う。
しかし以前のエントリーにも書いたのだが『V-DOSC』は、90年代半ばにLive用SRスピーカーに革命を起こした線音源方式のいわゆる "ラインアレイスピーカー" の草分け的存在であり、個人的にはその響きはまだまだ捨てたもんじゃないと思うのだが(苦笑)。
Perfumeが『V-DOSC』を導入したのは2008年の初・武道館公演からで、それ以降のアリーナ級のLiveは『V-DOSC』を導入してきた。
ということはこれまでのPerfumeのアリーナ級のLiveは『V-DOSC』を用いてきた歴史でもあるとも思うのだ。6年間の知識と経験が蓄積された中で、今回も『V-DOSC』を用いる。これらを総動員して、音響特性的に扱いづらい会場をどのように仕上げてくるのか・・・・
オレの興味はむしろそちらのほうに急速に向かっている。
<○追記・14日pm17:07>
男53歳さんからこのようなコメントを頂いたので(コメントありがとうございます!!!)、追記として書いておくことにする
>サイドスタンド付近は明らかにスピーカーがソッポを向いているのでどの様に聴こえていたのか気になりました。
>死角を無くす事を考えればMLAの方が適しているのではないでしょうか?
従来のラインアレイスピーカーの水平面上の指向性はせいぜい90°(広いものだと100°)なので、円形のドーム・スタジアム級の会場になると両翼のカバレッジを考慮すると、サイドフィル用のスピーカーが必要になります。 また従来のラインアレイスピーカーの垂直面上の指向性は5~8°前後です。
したがって今回の国立競技場のLiveでは当然サイドフィル用のスピーカーがリギングされていました。
ちなみに『V-DOSC』などでも事前にソフトウェアでカバレッジをシュミレーションして、スピーカー配置と設置方向を決定していきます。
*『V-DOSC』でのカバレッジのシュミレーション
*「V-DOSC」の配置計画のコンピュータ・シュミレーション
ではMLAはどうかというと、仕様では水平面上の指向性はやはり90°前後(-6dB)なんですね(ちなみに垂直面上の指向性は7°前後)。したがってもし国立競技場でMLAを運用する場合、やはりサイドフィル用のスピーカーが必要になると思われます。
実際、他のアーティストの東京ドーム公演ではやはりステージサイドにメインとサイドフィルをリギングしていましたね。もちろんディレイスピーカーはありませんでしたが。
またMLAも200m前後になってくるとたしか12dB前後の減衰があったと思いますので、状況によってはディレイスピーカーの設営も必要になると思います。
ご参考までに(笑顔)。
Sound & Recording Magazine (サウンド アンド レコーディング マガ.../著者不明

¥1,000
Amazon.co.jp
Cling Cling (完全生産限定盤)(DVD付)/Perfume

¥2,430
Amazon.co.jp
Cling Cling (初回盤)(DVD付)/Perfume

¥1,950
Amazon.co.jp
Cling Cling (通常盤)(CDのみ)/Perfume

¥1,450
Amazon.co.jp












