「いつから本気になれなくなったのだろう?」
そんなことを考えたことはありますか?
自分で決めた道のはずなのに、心のどこかで自分じゃない人が決めたような感覚があって、ふわふわと宙に浮いているかのような感覚。
そもそも本気になったことなどあったのだろうか?
そんな風にすら感じてしまう。
小学校の頃は本気も何もなかったように感じる。
その日、その瞬間に目の前にあることが全てで、ただただ夢中で自分の心と体が一つだった。
それがいつの間にか分離して、心と体が別にあるような気がして、どんどんと自分っていう存在がわからなくなっていった。
客観的に自分を見れるようになっていったのかもしれない。
思考が発達したのかもしれない。
でも、だとしたら、その代償として私は自分を見失った。
<h3>思考、感情、行動、言葉</h3>
これらが一致すると私たちは驚くべき力を発揮する、という話を聞きました。
それともう一つ、私たちの頭の中には小人がたくさん住んでいて、それぞれが人格を持っているというのです。
白雪姫に出てくる7人の小人のように、私たちの頭の中にはたくさんの小人がいるのです。
怒りん坊がいたり、泣き虫がいたり、おとぼけがいたりするというのです。
変な意味ではなく、私たちは多重人格であり、その場その場によって人格を使い分けています。
それはなんとなくわかりますよね?
それらは全て自分であって、正常なことです。
私たちの思考、感情、行動、言葉が一致しないのは、多重人格だということを認識していないからです。
これはオカルト的な話ではなく、脳科学的に証明されていることだそうです。
真偽はともかくとしてこれはとても興味深いことなので、今はとりあえず、その考えを採用して話を進めてみましょう。
多重人格だと認識していないから、私たちは自分のことがわからなくなります。
Aを選択したい自分、Bがいいという自分、いやいやCでしょ!と主張する自分。
様々な自分がいて、どれがいいのかわからなくなってしまうんです。
めんどくさくなって頭の中の小人が誰も望んでいないけど、周りの人がいいよ、と進めてくるZを選択してしまったりする。
その結果、人生は頭の中の小人が誰も望まない方向に進んでいき、ますます混乱していく。
Aの声も、Bの声も、Cの声も聞こえなくなって、自分ってものがわからなくなっていく。
時々一人になったりすると、自分の声らしきものが聞こえてきて、「あれ、私なにやってるんだろう?」と夢から醒めたような気持ちになる。
そんな瞬間が自分の手に人生の主導権を取り戻すチャンスなのです。
人生の主導権を取り戻す
あなたが夢から醒めたような気持ちになったら、ノートを一冊買って、自分の様々な想いを書き留めていってください。
どれも全てあなた自身の声ですが、頭の中の小人がいろんなことを言っています。
だから、全てを本気にする必要はありません。
「あ~、そう思ってたんだ~」と話を聞いてあげるような気持ちでいいんです。
あなたの役割は、コーディネイターとでもいいましょうか、調整役です。
いろんな頭の中の小人の声を聞いて、みんなが一番幸せになれる方向を見つけ出すことです。
あなたの頭の中の小人は本当に多種多様なのですが、たった一つ共通点があります。
それは何だと思いますか?
・・・
その答えは、、、
「誰もがあなたの幸せを本気で願っている」ということです。
頭の中の小人ちゃんたちは、皆、本気であなたの幸せを考えているのです。
あなたのことを想うから、本気で怒る。
あなたのことを想うから、本気で泣く。
あなたのことを想うから、本気で喜ぶ。
みんなあなたのことが大好きなのです。
たまに、あなたのことを不幸のどん底に叩き落そうとしているような声が聞こえることがあるかもしれません。
でも、それですら、あなたのことを本気で思っているのです。
本気であなたの人生をより良い方向へ、幸せを感じる方向に進ませようとしているのです。
だから時には、厳しく叱責したり、愛ある鞭を打つこともあるのです。
ですから、小人ちゃんの話を聞く時のポイントは、「すべての声を受け入れる」というところにあります。
小人ちゃんの話を聞いていると、真逆の主張をしてくる時があります。
例えば、「一人の女性を心から愛したい」
でも、、、
「たくさんの女性と遊びたい」
この2つは完全に矛盾していますよね?
これは男性的な感覚なのかもしれませんが、心がつながる事と、体だけがつながる一時的な快楽を得ること。
これを完全に分けて考えているようなんです。(私は、ですが。。。)
私はこの二つの声が聞こえてきたときに困惑しましたし、自分という人間がすごく不誠実に思えました。
でも、しょうがないんですよね、そういう小人ちゃんの声があることをとりあえず聞くだけは聞いてました。
この2つの声、両方が私の幸せを本気で考えてくれている、と仮定した時に、どちらの声も受け入れてみようと思えました。
すると、また別の声が聞こえてきたりします。
「欲望をむき出しにしている自分は愛されない」そういう恐れを抱いていることに気が付いたりもしました。
だから、たくさんの女性と付き合って、自分の肉欲を満たしてくれる存在を別に持っていた方が心が安全だ、と。
そういう理屈になっていないような理屈を持っていることに気付きました。
同時に、「こんなこと考える自分はダメダメ、誠実じゃなきゃだめ~!」と、こういうことを考えること自体を否定しようとしている自分がいることにも気がついて行きました。
そのいろんな声を聴いていく中で、その共通点、本当はなにを望んでいるのか?を調整していくことが私たち、意識の役割だと私は考えています。
もう少し深く観察してみると、一人の女性と深い関係になって、別れるなどの心の痛みを感じたくない!っという想いが見えてきました。
そこまで見えると、自分の欲望がストレートな形で見えてきました。
つまり、たくさんの女性と付き合いたいというよりは、一人の女性と深い関係を築きたいけど、深い関係になって傷つくのは嫌だから、浅い関係にしとこう、というような思いですね。
一つの例としてお話ししてみましたが、頭の中の小人さんたちは皆、私が他者に愛されるために必死にいろんなことを考えていてくれるんです。
私のためを思って、いろんなことを考えたり感じたりしてくれています。
そういう気持ちを持って小人さんの話を聞いていると、どんどんと感覚が洗練されてより深くの声が聞こえてくるようになるのです。
すると、恐れは消えていき、本当に自分が望んでいることが明確に分かるようになっていきます。
自分の望みを明確にする
これって簡単そうで難しかったです、私にとっては。
これって簡単そうで難しかったです、私にとっては。
なんでかっていうと、○○したい!って思いより、○○すべき!とか○○しなければならない!って方を優先していたからです。
もう一つ、○○したい!ってことをすると、なにか悪いことが起こる、っていう恐れが私の中に埋め込まれていたからです。
これに気が付いたのは前述の脳の中の小人さんと会話をしていた時なのですが、私は○○したい!って思うことを始めると、それに没頭して我を忘れてしまうところがあります。
時間を忘れて没頭したりするので、私の周りにいる人に迷惑かけちゃうことがありました。
そのせいで恋人と別れることになったり、いろんな人に注意されたりして、あんまり一つのことに熱中すると悪いことが起こる、っていう信念みたいなものが出来上がっていったんです。
もちろん、この信念には良い面もありました。
好きなことをやっていても、どこかで現実を生きていることを忘れないというか、周りの人に配慮をするというか。。。(周りの人からしたら出来てねぇよ!って思われてるかもしれませんが苦笑)
おかげで余計な人間関係のトラブルが起こることは激減しました。
でも、心のどこかで窮屈というか、没頭できないことにストレスを感じている自分がいることにも気づいたんです。
他人の思惑とかなにをしてほしいか?っていうことを考えるようになったのは良かったかもしれませんが、自分がなにをしたいのか?っていうのはどんどんわからなくなりました。
○○すべき!に囚われていったんですね~。
結果として、好きな人と一緒にいても、とっても窮屈になるんです。
これはやりたいけどやっちゃいけない、没頭したら嫌われる、みたいな感じでどんどん自分が失われていく感じです。
んで、なにを話せばいいかわからなくなっちゃったりするんですよね。
嫌われないためにはなにを言えばいいのか?って考えちゃったりしてて。
相手もつまらないですよね。
そういう窮屈さを感じながら生きていたわけですけど、小人さんとの対話を通じて自分が本当に望んでいることがわかるようになったんです。
で、そういう経験も通じて今、心から思うのは、やりたいことをやればいいんです。
やりたいことをやって、自分から離れていく人がいたとしたら、それは単純に合わないってだけだから、それでいいんですよ。
好きなこと、やりたいことやって、話したいことを話して、もちろん、相手の話も聞きながらいろんな刺激を受けながら興味を広げていったら絶対楽しい人生になりますよね。
好きな人の好きなことだったら自分もきっと興味が湧くだろうし、興味がまったくわかなくても、それはそれでそんな世界もあるんだ、って思ってれば世界は広がるわけで。
本当に素直に、○○したい!って思いに忠実になっていったら、それが幸せへの最短ルートなんだろうな、って今は思ってます。
いやでもね、現実的にはお金を稼がなきゃいけないし、なにを甘いことを言ってんだよ!って思われるかもしれませんけど、好きなことを仕事にする、って出来るんですよ。
好きなこととか、自分が興味あることとか、○○したい!って思うことを仕事にするって出来るんです。
2つの方法があって、仕事に自分を合わせていくか、仕事を自分の興味にあわせるかどっちかですね。
仕事に自分を合わせるっていうのは、今の仕事の中で興味が湧く部分を探すってことです。
これはやってみたいな!って思える部分を見つけて、その仕事をやらせてもらえるようにスキルを磨くなり知識をつけていけばいいんです。
その仕事を任せてもらえる役職に上がれるように努力してみるとかね、なんの努力もなしに好きなことだけしたいで~す!ってのはただの甘えだと思うのでそれはいかがなものかと思いますよ。
でも、興味がある仕事ってやらせてもらえるんですよ。
仕事を自分の興味に合わせるっていうのは、自分の興味、趣味、特技、それを仕事にしちゃうってことですね。
会社の中でそれが実現できれば安定してて幸せかもしれないし、自分で起業する、ってことも考えられますよね。
だから、大事なのは諦めないことです。
私たちにはなにかしらやれることがあって、そのやれることにフォーカスして頑張ってみたらいいんですよ。
そしたら絶対になにか得るものがあって、楽しい人生になりますから。
興味がなかった仕事、絶対に出来ないだろうなって仕事にも興味が湧くかもしれないし出来るようになるかもしれない。
人って成長できますから、諦めなければ絶対に道は拓けるんです。
「意志あるところに道は拓ける」
空飛ぶ広報室の名台詞の一つだと思うんですけど、本当にそうで、やってみたいことってやったらいいんです。
やるべきことじゃなくて、やりたいことにフォーカスしてみたら、意外といろんなことが出来るんですよ。
だから、本当にやりたいことを一回真剣に考えてみてほしいです。
私と同じように、なんか心にしこりがあったり、やりたいことをやったら悪いことが起きる!みたいな信念があるかもしれないから、やりたいことを考えるだけでなんか心がざわざわするかもしれないです。
カイジのマンガに出てくるようなざわざわっていう文字があなたのまわりにまとわりつくような感覚があるかもしれないです。
でも、そのざわざわ感も楽しみながら、小人さんと会話しながら、あなたがしたいことを考えてみてほしいんです。
WANTを探してみてほしい。
それがこの記事で伝えたかったことです。
本当に楽しいですよ、WANTで生きるっていうのは。
体の奥からパワーが湧き上がってくる感じがします。
で、もしあなたが自分のなかのWANTをなかなか見つけられません!って感じで悩んでしまうとしたら、私のセッション受けてみてほしいんですよ。
1時間で5000円です。
こちらのフォームからお申込みください。
セッション日時とか詳細はメールのやり取りなんかで決めましょう。
今回は特別に格安のオファーになりますので、5名様限定となります。
いろんな自分を受け入れる、っていうことは本当に面白くて、真逆の主張をする自分がいるんです。
その相反する自分が両方とも、自分のことを本当に愛してくれていて、大切に思っていてくれる、ってわかったらすごいエネルギーが湧き上がってきますよ。
こうやって自分の中の小人さんと仲良くなって折り合いをつけていくことが、あなたの中の強烈なWANTを見つけていく手がかりになります。
一つの手法として非常に面白いので、是非試してみてください。
そして、もっと深めたい方は私のセッションを受けに来てくださいね!
では!