宮内駅に上越線水上駅行きの列車が入線してくる（写真）。しかし水上まで行かずに越後湯沢駅で下車するつもりだ。昨日は、新潟の海を訪れたが、今日は新潟の山を旅する。
越後湯沢駅に到着するが、慌ただしくホームの端に向かう。そこには古くからある駅名標を残されているが（写真）、私の視線の先は、今来た宮内駅方面を向いている。
ホームに降り立って５分ほどして現れたのは、2092コンテナ高速貨物列車。事前にダイヤグラムで調べていて、乗車してきた普通列車を追って来るのを意識していた。しかしホームの向こう側は見通しが悪く、撮影場所としては適していない。
コンテナ高速貨物列車は、昨晩秋田貨物駅を発ち東京貨物ターミナル駅には昼過ぎに到着する予定だ。ここ越後湯沢駅で水上駅行きの普通列車を追い越し、いよいよ関東平野へと向かう。
昨年足湯を楽しむコツを知った
そう酒と本があれば足湯は楽しい
嫌な予感は当り、越後湯沢駅構内の店はまだ開いていない。それでも後１時間も待てばいいようなので、共同浴場に行こうと考えるが、今の時間開いている「山の湯」はやや遠い。歩いて往復すれば次の列車の時間になってしまうので、駅に近い足湯で寛ぐことにする。昨夜、宮内駅近くで購入してきた地酒のワンカップを開けて、読書に耽る。
９時になり、開店と同時に越後湯沢駅構内にある雪ん洞（ゆきんと）へ。ここでは魚沼産のコシヒカリを100％使ったおにぎりを提供している。窯で炊いていて美味いと評判だが、この時期、新米をいただけるがなおさら嬉しい。
頼んだのは、店一番の人気だというシャケ（写真左）と塩おにぎり。米１合を使用した、まさしく爆弾おにぎりだが、店で食べるとみそ汁がサービスで付いてくる。私は朝からガッツリ食べる方だが、とてもこの量は一遍には無理だ。塩おにぎりだけいただいて、シャケはこの後のために持ち帰る。