壁に手をつくのをやめた方がいい理由 | ベテラン障害者(脳性まひ)のお気楽ブログ

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~体験談、考え、面白いことをざっくばらんに・・・普通学級、サラリーマン、フリーランスを経験してきた障害者(脳性麻痺)の、これまでやってきた話~

部屋にコタツはないけれど、寝るときにコタツは欠かせないベテラン脳性まひのシュウです。真冬ですねえ。なんであんなに気持ちいいんでしょうか?

 

 

 

私は基本的に杖もつかずに自力で歩けます。

 

が、横に壁があったらつい手をついてしまうのですね。クセです。頼ってしまうクセ。人にはあまり頼らない"クセ"に壁には頼るという・・・。

 

これ、安全面からは悪いことではありません。転倒防止になりますから。

 

でもね、何の気なしに壁だと思って手をついたらドアだったので「バシャン!」と音を立てて閉めてしまったり、という失敗も多々あり。

 

このクセでもう一つよく起こるのは

 

貼ってあるポスターを破りそうになること!

 

です。

 

四隅を押しピンやセロテープで貼っていて「ポケット」ができている状態・・・あそこに手が入るのですよねー、うまいこと。

 

(イメージ写真。こんな状況のところです)

 

こんなとこに、手を狙って入れても入らんよ、なかなか。

 

けど入るのです。そういうときに限って。

 

まだ下の隅なら、上はくっついていてポスターは剥がれないので大丈夫です(ホンマはアカンけど。謝れ!!)

 

これが上の隅なら

 

ポスター、お辞儀するやんか!

 

バレるやん。はよ逃げな(逃げるな!謝れ!)

 

私もこの稼業50年余りです。こんな事態にも対応できるようなっています。

 

お辞儀の直前で寸止め、です。

 

全部破いてしまうからお辞儀するのであって、ちょっとでも繋がっていたらセーフセーフ。

 

あ、やばっ、入った!と思ったら立ち止まります。冷静に冷静に。落ち着いたら大丈夫やから。

 

そこから、ゆっくりと手を抜きます。そーっとそーっと。

 

たいがいは、まだ繋がっています。1センチも破れていません。ポスターって案外強いのです(言うてる場合か)。

 

セーフ!

 

なんともなってないよ!遠くから見たら。

 

 

街にあるポスターで、なんか知らんけど四隅の周辺が5ミリぐらい破れているのがあれば、それはもしかしたら私かもしれません。ここでお詫びいたします。

 

 

だから、無意識に壁に手をつくのはやめないとね。

 

 

 

Photo credit: yutacar via VisualHunt / CC BY-NC-ND