ポルシェ356Aカレラ

ポルシェ356Aカレラ

★20世紀の自動車カタログ、鉄道車輛カタログ、玩具・模型カタログ、ビートルズ、ショパン、ヴィンテージ・ポルシェ、草軽電鉄 etc


★引続きコレクション整理のため委託出品中!!
引き続き、手許のコレクションの中から不要なモノを2024(令和6)年9月18日(水)終了のヤフオクに色々(主に1990年代のいすゞ車等のカタログ)委託出品していますので、是非ご覧ください(以下は抜粋・赤字クリックでヤフクオクに飛びます)☆☆



1)カタログ1999年 いすゞ ギガ ダンプ A4判28ページ+諸元20ページ



2)カタログ1997年 いすゞ ギガマックス ウイングA4判20頁



3)カタログ2000年トヨタ オリジン A4判28頁ハードカバー



4)カタログ 1995年フォード マスタング日本語版 32頁
90年代のマスタングと言うとアメブロではエボ☆さんの愛車として有名ですが、今回、95年以外に96年・98年・99年やコブラ専用の日本語版カタログも出品しています。



5)カタログ 1998年 C5シボレー コルベット日本語版 A4判 22頁




★閑話休題
今回は先週に引き続き鉄道車輛カタログ棚シリーズの第14回記事として、1969年国鉄5屯コンテナ 一般向けパンフレットと併せて主に2軸コンテナ貨車のビンテージ鉄道模型をご紹介します☆☆☆



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★国鉄コンテナの誕生
日本の鉄道コンテナは、戦前1931(昭和6)年に試作された1 t積みの「イ号コンテナ」に始まるが、戦時中の金属供出によって全廃され、戦後になり、トラック輸送に対抗すべく3 t積み3000形コンテナ、5 t積み5000形コンテナの試作・試験輸送を経て1959(昭和34)年11月5日から、正式にコンテナ専用列車「たから号」として汐留~梅田間で、5000形など数種類の10 ft形、5 t積みコンテナを積載して運用を開始した。この10 ftの5 t積みコンテナが荷主にとって、取引単位や大きさなどからも非常に扱いやすいサイズであったため、このサイズを礎として日本のコンテナ貨物は、現在の主流である12 ftサイズへと拡充していくこととなった(以上、Wikipediaより抜粋)。


●絵本に描かれた国鉄コンテナを運ぶ愛知機械工業ヂャイアント三輪「日通仕様」
(1)絵:安井小弥太 画伯。小学館・乗物絵本「じどうしゃ」より。


(2)絵:小山泰治 画伯。トッパン愛児絵本「はたらくじどうしゃ」より。




●1969年10月発行 国鉄5tコンテナ 一般向けパンフレット (B5判12頁)
国鉄・名古屋鉄道管理局営業部貨物課 発行。刈谷・笹島・新守山・岐阜・多治見・四日市 各駅発の各地への到着時刻/料金やコンテナの種類等が一般向けに解説されたパンフレット。名古屋以外の鉄道管理局からも同種の一般向けパンフレットが発行されているのでしょうか。


国鉄コンテナの利点


品目毎の積載量・運賃等の質問への回答


コンテナ種類別解説(一方開き・三方開き・天井開き・通風コンテナ・冷蔵コンテナ・タンクコンテナ・ホッパコンテナの7種)




ホッパコンテナを積載したトヨタトラック


フレートライナー・コンテナ輸送料金。駅扱とすると安価。


発着時刻表


裏表紙右下に44.10=昭和44(1969)年10月の印字。応接セットの立派な灰皿や黒電話が時代を感じさせます。




●国鉄コンテナのビンテージ模型 各種
大きい方から1/45スケールOゲージ カツミ自由形ED10+宮沢チ1000コンテナ積、1/80スケールHOゲージ(16番) カワイモデルEH10+コラ1青大将色、1/150スケールNゲージ カトーEH10+トミックス コム1形タイプ「コンテナ付」(Nゲージは大きさ比較用の非ビンテージ模型)








トミカ/ダイヤペットの三菱ふそう国鉄コンテナ積トラックも一緒に。


黒箱トミカ3種


ダイヤペットT-48(全長210㎜×全幅50㎜=1/50スケール程度)とT-66(全長165㎜×全幅35㎜=箱に1/60の印字があるものの実寸では1/72スケール程度)の大小 三菱ふそうコンテナ車。







【1/45スケール三線式Oゲージ2軸 国鉄コンテナ貨車 各種】
コンテナ貨車はカツミ製/宮沢製の2種ありますが、何れもOゲージ末期の1965年前後以降に市場に出たもので現存数は少な目です。



●Oゲージ(1)カツミ 1/45国鉄チ1000コンテナ積 (チ1386ベース/コンテナ6441黄緑色)
1965年以降の明るい黄緑色のコンテナをモデル化しています。実物のJNRの文字の代わりにカツミロゴKTMが入れられています。





●Oゲージ(2)カツミ 1/45国鉄トラ45000コンテナ積 (トラ45641ベース/コンテナ黄緑色)
カツミ製は上掲のチ1000とこのトラ45000の何故か2種にコンテナを載せ併売されています。





●Oゲージ(3)宮沢 1/45国鉄チ1000コンテナ積 (チ1365ベース/コンテナ6441青大将色)
宮沢製はカツミ製チ1000コンテナ積と金型は同じと思われれ、コンテナに印字された数字6441は両社共通です。コンテナの色はカツミ製と異なる1964年以前の青大将色でカツミ製のKTMに替わり本来のJNRロゴが入れられています。


箱横短辺には宮沢模型MSKロゴとコンテナ号のスタンプ




カツミ製と宮沢製の並び。コンテナの番号は何れも6441で共通。




【1/80スケールHOゲージ(16番) 国鉄コンテナ貨車 ビンテージモデル各種】
左から、三共プラモデル組立品「チキ」、エンドウ2nd黄緑色コラ1+ヨ5000、エンドウ初版青大将色チラ1+ヨ5000、カワイモデル「コラ1」の前期「青大将色コンテナ」と後期「黄緑色コンテナ」。





●HOゲージ(1)三共プラモデル「チキ」完成品


よく見ると側面にはJNRのロゴも浮彫されています。


三共プラモデル「チキ」未組立品(ヤフオク出品画像より転載)




箱裏側に組立説明図。当時定価150円のスタンプ。


未組立状態のコンテナは全ての面がバラバラです。



●HOゲージ(2)エンドウ初版「青大将色チラ1+ヨ5000」
この青大将色の初版は販売期間が短かったようで、あまり見掛けません。チラ1はコンテナに立体的な手摺が付く丁寧な造り。



●HOゲージ(3)エンドウ2nd「黄緑色コラ1+ヨ5000」
大量に売られた2ndモデル。


初版「青大将色」と2nd「黄緑色」の並び



●HOゲージ(4)カワイモデル「コラ1」前期・青大将色
TMSの広告を見ると初版は「チラ1」の名称で売られ、すぐに「コラ1」となったようです。




TMS1966年1月号(No.211) カワイモデル広告では「チラ1」コンテナカーと記載されています。


TMS1966年2月号(No.212)「製品の紹介」記事。チラ1が870円、コンテナ2個積のフリーランス「チム1」470円と記載されています。



●HOゲージ(5)カワイモデル「コラ1」後期・黄緑色(転写マーク文字入り)
1966年の発売から28年を経た1994年に至り、漸くコンテナが青大将色から1965年以降の実車通りの黄緑色となり、長期に亘りノッペラボウのまま売られたコンテナには漸くJNRやコンテナの文字のシールが加わります。1994年時点での定価8500円は、1966年の発売時の定価870円の約10倍であり、下廻りが真鍮製とは言え異例に高価な印象です。




車体裏に1997年製を示すシール


TMS1994年2月号(No.581) カワイモデル広告に現れたコラ1。完成車8500円、コンテナ3個が塗装済1350円と記載があることから、コンテナ以外の下回りだけで7000円以上となる計算です。





【米澤玩具ダイヤペットのNスケール コンテナセット2種】
おそらく鉄道模型ファンからは無視されてきた1970年代後半から1980年代にかけての製品で大半は玩具として消費され消滅していると思いますが、何れも軌間は9ミリです。EF81とブルーコンテナ2両のセットのコンテナは全ダイキャスト製でズッシリと重く出来ています。EF66と緑色5個コンテナ積ボギー車のセットのコンテナは残念ながらプラ製。








★オマケ(その1): トミカリミテッドヴィンテージ新製品 いすゞベレットGT 2種
2024年9月14日発売新製品。LV-137c 1973年ベレット1600GT-R メタオレンジとLV-209a 1970年ベレット1800GT白(各税込み3410円)。ベレG久々のバリエーションですが、ベレGが最も美しかった1966年以前の年式のモデル化を期待したいところです。

1800GTには新ロゴ・シール付










★オマケ(その2): ポール・マッカートニー写真展「Photographs 1963-64」
・会期: 2024年7月19日(金)~9月24日(火)
・会場: 東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)
・入場料:大人2600円
・特設グッズ売場: 入場券1枚につき1回のみ入場可
・撮影可否: 2箇所を除き大半は撮影可能

朝日新聞社が後援ということで毎日のように新聞に広告が出ていて朝日も凄い気合いだと思ってずっと見ていたのですが、まあ、やはり、1回は見ておいても損はないという気持ちになり、会期が10日を切ったところで観てきました。ヤマハが出している1万4300円の写真集を買えば同じ写真が見られるとは言え、まあ、写真集を持っていても超高層からの東京の景色が観られるだけでも行って損はないと言えるかもしれません。






解説




以下、ポールが撮ったジョンの写真(の一部)










何かを畏れているような表情のジョン




シボレーコルベア


ポールが使っていたアサヒペンタックスSVブラック(と同型モデル)


謝辞


景色




★オマケ(その3): 今日のビートルズ「All My Loving」 1963
上掲のポール写真展で掛かっていた曲。

★引続きコレクション整理のため委託出品中!!
先週は1999年の日産ディーゼル・ビッグサムのカタログがそこそこの価格になった以外は総じて購入価格には届かず損をしてでも売る状況が続いてはいますが、以前、老練なコレクターの知人から「値段が下がった分は、これまで所有し楽しんだ代金と考えれば諦めもつく」といった趣旨の話をされたことがあり、また、御承知の通り、あの世までコレクションを持って行くことは出来ないため、引き続き、手許のコレクションの中から不要なモノを2024(令和6)年9月11日(水)終了のヤフオクに色々(1990年代のいすゞ車のカタログや仏ソリド等のミニカー等)委託出品していますので、是非ご覧ください(以下は抜粋・赤字クリックでヤフクオクに飛びます)☆☆



1)仏Solido1/43アルファロメオ カラボ ベルトーネ 箱付
プレイアートのアルファカラボと並べて楽しむために入手した1台。




プレイアートはオークションに含まれません(別途出品)。





2)仏Solido1/43ローラT70 箱付
ローラT70と言うとタミヤのプラモを思い出しますが、このソリドのミニカーは1968年日本GPの思い出(と言っても当時小3だった私は駅前の本屋さんでカーグラを買ってパラパラ見ただけで富士スピードウェイには行っていませんが)を手軽に楽しめるアイテムとして手元に置いてあった1台。



3)伊POLITOYS 1/43マトラ スポーツ 箱付
フレンチブルーの抗しがたい魅力的なカラーリングに惹かれて手元にあった1台。



4)仏DINKY 1/43?ミサイル運搬ジープ 箱付
1/43より小ぶり(1/48位?)。繊細な仕上がりに惹かれて手元にあった魅力的なフランス製ジープ。



5)英CORGI 2001年復刻版 1/40?モンキーモービル(モンキーズカー) 箱付
1960年代のオリジナルより一回り大きな復刻版。未開封。



6)ダイヤペット1/60三菱ふそう幼稚園バス 箱付(傷み)
末期ホイール。テールライト等までシール表現でバスコレクターにも購入を躊躇させるコレクター泣かせとも言えるシリーズの1台。





7)ダイヤペットT61番1/65日野ダンプトラック 箱付
玩具寄りながら何とか許せる出来の1980年代の日野ダンプ。





7)ダイヤペットT41番1/53三菱ふそう日本石油タンクローリー
ホイールなどかなり玩具寄りながらカラーリングが魅力的な日石タンクローリー。





8)米LINDBERGプラモデル1/24ポルシェカレラ6スナップキット未組立
未組立ですがランナー外れ箇所あります。ポルシェのプラモデルも手元に残すのは356/911をメインとしレーシングカーについては古い日本製以外は殆ど手放す方針です。



★閑話休題
今回は久々に鉄道車輛カタログ棚シリーズの第13回記事として、東急車輛レールバス10000型をご紹介します。2014年12月3日の同シリーズ第4回記事の国鉄レールバス「キハ02」を上書きする形でその後コレクションに加わった国鉄最初期のレールバス10000型のカタログをメインにレールバスのあるジオラマなどを御紹介します☆☆☆



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★国鉄レールバス誕生の経緯
第3代日本国有鉄道(国鉄)総裁だった長崎惣之助(1896年6月25日-1962年11月7日)が1953年(昭和28年)1月から4ヵ月間をかけて欧米の鉄道を視察した際に2軸の小型ディーゼル動車に注目した。
長崎惣之助は日本の閑散路線用の車輛として的確な見本になると考え、帰国後直ちに島 秀雄(1901年5月20日-1998年3月18日)ら専門家に視察を命じた。その視察で参考とされたのが、1952年より量産・運用されていた西ドイツの小型ディーゼル動車「シーネンオムニバス(Schienen Omunibus)」であった。1953年5月より国鉄工作局でレールバスに関する会議が始められ、当時の日本では閑散路線とはいっても混雑時には250名程度の乗車があり精々50~60名程度が定員のレールバスの導入には慎重論があったと言われるが、東急車輛の協力が得られたこともあり、閑散路線の喫緊の状況改善策の一つとしてレールバス製造のゴーサインが出された。


★キハ10000(キハ01)
こうして1954年(昭和29年)8月に生まれたのが日野ディーゼル工業のアンダーフロアバス・ブルーリボン用のDS21型エンジン(60ps)を搭載した東急車輛製作のキハ10000~10003 (1957年の型式変更後はキハ01-1~4)であった。
同年9月1日より千葉県の木原線(外房線大原~小湊鉄道上総中野間26.9km)で運用が開始された。
次いで北海道の旭川鉄道管理局内の閑散路線用にエンジンを日野ディーゼルDS22(75ps)に換装し暖房設備強化ならびに下回り機関に防寒カバーを取り付けた2次車キハ10004~10011(型式変更後はキハ01 -51~58)が製造された。この2次車までは出入口扉が車両の前後にあり前面窓が3分割であることが外観上の特徴であった。


★キハ02/キハ03
次に登場した3次車キハ10012~10028(型式変更後はキハ02-1~17)では大幅な設計変更が為され、外観上は近代的な前面2枚となり、車掌業務の便を考慮して出入口扉が車両中央1ヵ所のみとなった。
この3次車は旭川鉄道管理局・広島鉄道管理局・門司鉄道管理局管内にて運用された。3次車は当時の鉄道模型製品ともなったため国鉄レールバスとしては最もメジャーなタイプと言える。
更に寒冷地用の改良を加えた4次車キハ10200~10219(型式変更後はキハ03-1~20)が製造された。
これらの1950年代の国鉄レールバスは製造から10年余りを経過した1965年(昭和40年)~1966年(昭和41年)にかけて大半が廃車となり、最も遅い廃車はキハ10021(キハ02-10)の1969年(昭和44年)3月31日であった。
なお、キハ10200(キハ03-1)が比較的良い状態で小樽市総合博物館(9時半~17時:火曜休)に唯一現存し保存・展示されている。


【1954年 国鉄キハ10000型レールバス 主要スペック】
全長10160㎜・全幅2600㎜・全高(レール面上)2926㎜・軸距5200㎜・自重10.5t・機関:日野DS21型 水冷直列6気筒7014cc・連続出力(30分間) 60HP/1200rpm・最高出力110HP/2200rpm・乗車定員46名(座席40名・立席6名:90人まで詰め込み可)・軌間1067㎜・最高速度70km/h


●1954年 東急車輛 国鉄キハ10000型ディーゼル動車(レール・バス) カタログ (縦289×横212㎜・2色刷・2つ折4面)
東急車輛製造株式会社発行。2000年2月ネコパブリッシング発行RMライブラリー第7巻「国鉄レールバスその生涯」に掲載されているカタログ。RMライブラリーではB5判に縮小し白黒で掲載されているため、色味やサイズが判りませんが、現物は以下の画像のようなオレンジ色との2色刷です。




手元のカタログは試し刷りに関係者による手書き修正が加えられたものなのか、解説文6行目の「今回初めて国鉄に採用」が「今回初めて国鉄にて試作」、更に11行目の「このように室内は」の箇所の「このように」が横線で消され「室内は」に手書き修正されています。RMライブラリーに掲載されてものでは、入れると文脈がおかしくなる後者の「このように」の文言が綺麗に消され、この箇所が空きスペースとなっています。








スペック




●国鉄レールバスのビンテージ模型

1)1956年発売 カツミ Oゲージ1/45国鉄キハ02レールバス
TMS(鉄道模型趣味誌)1956年10月号(通巻100号)に写真入りで一度だけ掲載されたプラ素材三線式Oゲージレールバスの広告












2)1966年発売 エンドウ HOゲージ1/80国鉄キハ02レールバス
TMS1966年1月号(通巻211号)に掲載された新発売広告


TMS1966年5月号(通巻211号)に掲載された「製品の紹介」記事。塗装済完成品1400円と記載されています。レーシングカー用のマブチFT-16モーターと7:1のウォームギア伝動によりレーシングカー的にふっ飛ぶが意外にもスローも効き、安価な初心者向け製品のようにみえてマニア的なファンにとっても興味深いお薦めできる製品である旨が記載されています。


鉄道ピクトリアル1977年11月号(通巻340号)表3のカツミ模型店の広告に掲載されたエンドウ製キハ02入りセット。この手の入門向けセットは大半がEBもしくはED電機と2軸貨車(または客車)が入っていた中で、これは非常に珍しいキハ02のみが入ったプラ製道床レールセット。この時点でキハ02は既に発売から12年近くを経ていますが、その後も発売後30年を経た1990年代半ば頃まで市場在庫があり(最終定価はモーター付3600円、モーターなし2400円)新品の入手が可能でした。大量に売られているため2024年現在も中古市場では安価で流通しています。


発売初期に少数が売られた紺ツートンの旧塗装と1990年代まで30年前後も売られたオレンジの2色


初期製品の箱横のラベルの「モーター付」の文字はオレンジは赤、紺は黒とボディカラーで色分けされています。






3)国鉄キハ02の模型3種の並び
大きい順にカツミ1/45スケールOゲージ、エンドウ1/80スケールHOゲージ(16番)、トミックス1/150スケールNゲージ。










●国鉄レールバス大集合


画像後ろ左側から1958年東急車輛キハ02リーフレット、1954年キハ10000型カタログ、とれいん1985年7月号レールバス特集、下左:2000年2月発行RMライブラリー第7巻「国鉄レールバスの生涯」、下右:鉄道ピクトリアル1998年9月号(通巻658号)レールバス特集。


国鉄レールバス・ファン必携の3冊




●レールバスのいるジオラマ






1997年まで現役だった富士重工製 南部縦貫鉄道キハ102(トミックスHOウェザリング)









★オマケ: 今日のビートルズ「Lucy in the Sky with Diamonds」 1967
アルバム「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」A面3曲目に収録されたジョンの遺した名曲の1つ。


私のテキトー ピアノ・バージョン

★引続きコレクション整理のため委託出品中!!
もう9月、今年も残り3分の1とは早いですね。先週は野村トーイの初代ハイエース中サイズの落札価格が購入価格を約10万円程度下回るなど売却価格が購入価格を大幅に下回るケースも多い状況ではありますが、あの世までコレクションを持って行くことは出来ないため、引き続き、手許のコレクションの中から不要なモノを2024(令和6)年9月5日(木)終了のヤフオクに色々(20世紀末の日産ディーゼルビッグサム等の実車カタログとトミカリミテッドヴィンテージNEO及び組立工場等のトミカがメイン)委託出品していますので、是非ご覧ください(以下は抜粋・赤字クリックでヤフクオクに飛びます)☆☆



1)カタログ1999年日産ディーゼル Big Thumb CARGO CG8X4,CW-X6X4 36頁
今回、1990年代終盤の日産ディーゼルビッグサムのカタログを10部出しています。ディーラーで頂いたあと、ダンボール箱に仕舞い込んだまま一度も見ていなかった四半世紀前のカタログです。日産ディーゼルは近場にディーラーがなく、カタログを集めるのには結構苦労した記憶があります。なお、1980年代以降の大量に手元にあるカタログはポルシェ911や緊急車等を除き処分する方針ですが、ビッグサムについては消防車のカタログだけは手元に残すことにしました。





2)カタログ1999年日産ディーゼル ビッグサム フルトラクター A4判 8頁
同上(1990年代終盤の日産ディーゼルビッグサムのカタログ)。迫力のフルトレーラー車。



3)カタログ1999年日産ディーゼル ビッグサム タンクローリー専用 A4判 20頁日産ディーゼル ビッグサム フルトラクター A4判 8頁
同上(1990年代終盤の日産ディーゼルビッグサムのカタログ)。タンクローリー専用カタログ。



4)カタログ1999年日産ディーゼル ダンプ専用 A4判 36頁+諸元12頁
同上(1990年代終盤の日産ディーゼルビッグサムのカタログ)。ダンプ専用カタログ。



5)カタログ1999年日産ディーゼル ビッグサム スノープロウ除雪車専用 A4判 8頁
同上(1990年代終盤の日産ディーゼルビッグサムのカタログ)。珍しい除雪車専用カタログ。



6)カタログ1990年代 日産ディーゼル セーフティローダー 花見台自動車 A4判2つ折4頁



7)カタログ1990年代後半いすゞギガ ミキサー専用/エルフタンクローリー専用 2部セット
いすゞ特装車2部セット。





★閑話休題
今回はブリキ自動車コレクションの第228回記事として、マルサン商店のフォード2階建て動物バスをご紹介します☆☆☆



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マルサン商店 フォード2階建て動物バス
0.8㎜厚の従来のブリキ玩具では例のない厚い鉄板を使用し、乱暴に扱うとすぐに壊れるという従来のオモチャの常識を覆す堅牢さを売りにした「マルサン ブルドッグ トイ」は、繊細でシャープな出来のブリキ製スケールモデルとは逆の方向を向いた製品群でした。マルサン商店の1963年版玩具カタログでは「車重580キロのパブリカを楽々と載せられる」として、その堅牢さがアピールされています。




ブルドッグトイはスケールモデル的ではない堅牢さを売りにした製品群のため現在のアンティーク・トイ市場での市場評価は総じて低いですが、今回ご紹介する動物バスについては例外的に細かな造り込みが為されておりブルドッグトイ中の名作と言えます。

マルサン1963年版玩具カタログ掲載の動物バス




マルサン1965年版玩具カタログ掲載の動物バス


マルサン1966年版玩具カタログ掲載の動物バス


マルサン1966年版玩具カタログ掲載のスーパーデラックスはとバスAタイプ月光仮面は動物バスより10㎝以上大きいにも関わらず全国売価は動物バスと同じ490円。鉄板が厚いブルドッグトイは高コストとなり、割高だったものと思われます。


動物バスはFORD文字の入ったホイールキャップを付けていますが、マルサン・ブルドッグトイシリーズのトラックには動物バスと同じFORD文字入りホイールキャップ装着車が多くあります。


FORDに動物バスのようなデザインの車両が実在したのか調べてみるとFORD V8 Busの以下のようなCOEバスの画像がヒットしました。マルサンの動物バスと似ているようにも見えますが、何れも1940年代あたりの車両と思われ、マルサンが動物バスを製品化した1960年代初頭とは時間的な隔たりがあります。マルサンがブルドッグトイシリーズには基本的にFORDのホイールキャップを付けていたとも考えられ、特定の実車を模したものではない可能性もありますが真相は不明です。









【マルサン商店1/29スケール 1962年フォード2階建て動物バス 主要データ】(1/29scale 1962 Ford Animal Double-decker bus Tinplate Model Toy by Marusan Toys KEY DATA)
・製品名: 動物バス(ANIMAL BUS)
・基本素材: ブリキ (後部のらせん階段及び2階座席はプラ系素材)
・萬代屋 品番(管理番号): No.3615(カタログ記載:No.019)
・発売時期: 1962年5月(シャシー裏の刻印より推定)
・販売価格: 全国売価 490円
・全長:275㎜ (実車8000㎜と仮定した場合、1/29.1スケール)
・全幅:85㎜ (実車2500㎜と仮定した場合、1/29.4スケール)
・ホイールベース: 142㎜ (実車4200㎜と仮定した場合、1/29.6スケール)
・ボディカラーバリエーション: 赤、青、緑(草色)
・動力: 後輪内臓フリクション
・シャシー再現: なし
・入手難易度: 10段階評価でレベル6程度
・2024年現在のアンティークトイ市場の推定評価額:3~5万円程度 (箱付ミントコンディションの場合)



●マルサン商店1/29スケール 1962年フォード2階建て動物バス (赤・箱無・美品)
箱無ながら、あまり遊ばれた形跡のない美品。
















青箱トミカ・ロンドンバスとの大きさ比較


トミカは1980年3月12日ミニカーショップイケダ開店4周年記念品




お猿さんの運転手(左ハンドル)。厚いウインドガラスが入っているため見えにくいですが、他の全ての座席のシートバックにドナルドダック等の動物の乗客が描かれています。




FORDホイールキャップ


シャシー裏


マルサン商標の下に1962年5月と思われる刻印




●マルサン商店1/29スケール 1962年フォード2階建て動物バス (青・箱付・極美品)
箱・本体共に遊ばれた形跡のない美品。






















●マルサン商店1/29スケール 1962年フォード2階建て動物バス (緑・傷み有るも箱付・美品)
箱は傷みあり。本体には工場出荷時のマルサン・ブルドッグトイ専用シールが貼られています。
















マルサン・ブルドッグトイの専用シール




シャシー裏




●マルサン商店1/29スケール 1962年フォード2階建て動物バス 赤/青/緑 3色の並び








トミカ(左手前)との大きさ比較


青箱トミカF15のバリエーション(一部)とマルサン動物バスの箱




●マルサン商店1/29スケール 1962年フォード2階建て動物バスとSSSインターナショナル商事ポルシェ356Bクーペの並び
概ね同スケールと思われるSSS商事356Bとの並び。










★オマケ(その1): トミカリミテッドヴィンテージNEO 8月新製品 1/64ケンメリ4ドア2000GT白1974年と1976年警視庁パトカー
月が変わってしまいましたが、8月のTLVはNEOばかり9種がリリースされた中でケンメリ4ドア2000GTの2種のみ入手。2022年から2023年にかけて発売された3色と併せ、ケンメリ4ドアGTのバリエーションが5種に拡大しています。1974年白=LV-N270b(税込み3300円)、1976年パトカー=LV-N315a(税込3630円)。TLV-Nではケンメリワゴン、4ドアGTと来て次は、トミカ82-1と同じ各社競作のHT2000GTではなく、どこからもモデル化されていない4気筒のHTモデルを期待したいところです。








★オマケ(その2):MINI GT新製品 1/64スケール1963年ポルシェ901左ハンドル ブルー
品番MGT00707-L。税込2200円。アイボリーに続くカラーバリエーション。なかなか綺麗なカラーと思います。TLVより1000円程度安価ながら仕上がりは同レベルに見えるため相対的にお買い得感があります。










★オマケ(その3):ホットウィール新製品 1/60スケール程度ポルシェ964クーペ ペパーミントグリーン
964の実車にも存在したペパーミントグリーンはリアルタイムでもNZGやビテス等から出ています。HWはターボ風フェンダーに大き目の白ホイールを付けているため、ノーマルではなく近年の改造車を想起させます。


リアルタイムに出た1/43ビテス964との並び








★オマケ(その4):ノスヒロ2024年10月号に掲載されている「10万円からミウラオーナーに」との記事
オールドタイマーとノスヒロは何れも平成初め頃の創刊時から購入し続けていますが、発売されたばかりのノスヒロに10万円からミウラオーナーにとの記事があり、年に何日かミウラを借りられて10万なら高くはないと思いよくよく読んでみると、1967年式ミウラP400の税込価格は3億円でそれを3000枠(人)でシェアし、3000人が順番に概ね8年強に1回ミウラを1日自由に運転出来る日がくるシステム?と思い読み進めるとそうではなく、何と「実際に鑑賞ができるオーナー向けイベントなどの招待」との記載があり、運転できるのではなくミウラを観るイベントに招待するとあり、観るだけならスーパーカー専門店などに行けばタダで観られるため、システムの詳細は不明ながら運転できる訳ではなく優先的に鑑賞(=観る)するために10万円払う意味は何??と個人的には思いました。






★オマケ(その5): 今日のビートルズ「Here, There and Everywhere」 1966
言わずと知れたポールの名曲の1つですが、以前アップした際に数年前に他界したぐるんさんにこの曲が好きと書き込んでもらったことがとても印象に残っています。

★引続きコレクション整理のため委託出品中!!
手許のコレクションの中から不要なモノを2024(令和6)年8月28日(水)終了のヤフオクに色々(大半はランボルギーニ等の最近のトミカと2000年前後のいすゞビッグホーン等のカタログ)と委託出品していますので、是非ご覧ください(以下は抜粋・赤字クリックでヤフクオクに飛びます)☆☆



1)ブリキ野村トーイ1/11 初代ハイエース中サイズ約40㎝ 箱無
大中小と3サイズある野村トーイの初代ハイエース・トラックのブリキの中で最も出来の良い中サイズ。全体には遊ばれた形跡のない美品で購入価格は6桁超えだった品物ですが、経年劣化なのかプラ製の鳥居が一部破損しています。破損個所が小さいため工作に慣れている人ならパテ等で簡単に補修/修復出来そうです。





2)アポロ社 1955年観音クラウン コンバーチブル ピクチュアパズル 未使用
縦21×横26㎝。実車には存在しない初代クラウンRS型のコンバーチブルがメインに描かれた珍しいパズル。色焼け等の若干の経年劣化はあるものの帯が外されていない未使用品。



★閑話休題
今回はブリキ自動車コレクションの第227回記事として、萬代屋(現バンダイ)フェラーリ410スーパーアメリカser.Ⅲをご紹介します☆☆☆



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萬代屋がリリースした1958年フェラーリ410スーパーアメリカ シリーズⅢ
フェラーリ410スーパーアメリカ(=通称SA)は、折しも日本ではクラウンRSとダットサン110セダンがデビューした1955年(昭和30年)に大排気量・大馬力が持て囃されるアメリカ市場向けにデビューしています。生産が軌道に乗った1956年(昭和31年)の生産台数14台、日本で萬代屋(現バンダイ)がモデル化した1958年の最終型シリーズⅢの生産台数は12台という数字はアメリカ国内価格1万6800ドルという異例の高価格を考慮すれば決して悪くはない成績だったと言われます。SAは生産台数の少ない手造り生産車だったため、エクステリアデザインは1台ずつ微妙に異なり全く同一の車両は存在しないとも言われます。萬代屋製品のリリース時期は1960年(昭和35年)の夏で実車デビューから2年遅れということになりますが、外車輸入自由化前の当時の自動車事情を考慮すれば、2年落ちはまだ新車の範疇だったとも言えます。JMACの故 朝田隆也氏が萬代屋に足を運びモデル化すべき車種についてアドバイスをされ、その結果、シトロエンDSやフィアット600等の萬代屋製品が世に出た経緯について朝田氏自身がモデル・カーズ第8号に書かれていますが、この萬代屋製フェラーリSAについても朝田氏のアドバイスによるリリースだったか否かは不明です。

実車画像







【1958年 フェラーリ410スーパーアメリカ シリーズⅢ クーペ 実車 主要データ】(1958 Ferrari 410 Super America series Ⅲ Specifications)
全長4775㎜・全幅1727㎜・全高1372㎜・ホイールベース2598㎜・車重1090kg・V12/4949cc・最高出力400ps/6200rpm・最大トルク47㎏-m/4700rpm・変速機4速フロアMT・燃料タンク容量100ℓ・最高速度262km/h・アメリカ国内価格1万6800ドル


【萬代屋1/16スケール 1958年フェラーリ410スーパーアメリカ シリーズⅢ クーペ主要データ】(1/16scale 1958 Ferrari 410 Super America series Ⅲ Tinplate Model Toy by Bandai-ya KEY DATA)
・製品名: 「フェラリー クーペ」(輸出向け製品名:「Ferrari Super America coupé」)
・基本素材: ブリキ
・萬代屋 品番(管理番号): 756(コンバーチブル:757)
・発売時期: 1960年7月
・販売価格: 都内価格290円、地方最低小売価格320円(地方価格は発売翌月330円に変更)
・全長:285㎜ (実車比:1/16.8スケール)
・全幅:100㎜ (実車比:1/17.3スケール)
・ホイールベース: 161㎜ (実車比:1/16.1スケール)
・ボディカラーバリエーション: 白/赤、白/赤メタ、白/濃青メタ、オレンジ/クリーム、シルバー(コンバーチブル)、薄水色(コンバーチブル)、赤(鉄腕アトム、ケロヨン乗車仕様) 等
・動力: 前輪内臓フリクション
・シャシー再現: 1stモデルではフレーム、エンジン・デフの浮彫あり。
・入手難易度: 10段階評価でレベル6程度(鉄腕アトム乗車バージョンはレベル9~10)
・2024年現在のアンティークトイ市場の推定評価額: 4~6万円程度 (箱付ミントコンディションの場合。鉄腕アトム乗車バージョンは70万円~)


●東京玩具商報1960年7月号 萬代屋 広告(国立国会図書館の蔵書より複写)


新型製品 フェラリー クーペ 地方最低売価320円と記載されています。



●東京玩具商報1960年8月号 萬代屋 広告(同上)
地方最低売価330円(価格訂正させて頂きます。)と記載され、前月号より10円高い価格となっています。



1960年 萬代屋「世界の自動車を集めましょう」カタログに掲載されたフェラーリ。縮尺は製品の箱には印字が見られないものの1/16と記載されています。


新宿 伊勢丹発行、1960年萬代屋自動車玩具発売スケジュール表に1960年7月発売と記載されています。


1960年萬代屋輸出向け自動車カタログに掲載された品番表にはクーペ756、コンバーチブル757と記載されています。


バンダイ1964年版カタログに掲載されたアトム フェラリー


バンダイ1964年版カタログに掲載された電動リモコン スライディングルーフ可動バージョン 。




●萬代屋1/16スケール 1958年フェラーリ410スーパーアメリカ シリーズⅢ クーペ 白/濃青メタ (1stモデル・箱付・極美品)
サイドのエアインテーク、ボンネット中央の2本のメッキライン、ハンドルの台座、ドア等の室内トリムの付く、造りの丁寧な1stモデル。
















跳ね馬のフェラーリ・エンブレム










1/18スケール250SWBより一回り大きい1/16スケール


マッチボックス・トミカプレミアムのフェラーリとの大きさ比較




室内プリント。ハンドルには台座が付き、ドア内側のトリムもブリキで再現されています。




シャシー裏


Ferrari Super America と萬代屋BC商標の浮彫




●萬代屋1/16スケール 1958年フェラーリ410スーパーアメリカ シリーズⅢ クーペ オレンジ/クリーム (2ndモデル・箱無・極美品)
1stモデルには付いていたサイドのエアインテーク、ボンネット中央の2本のメッキライン、ハンドルの台座、ドア等の室内トリムが省かれ、大幅にコストダウンされた2ndモデル。














マッチボックス、トミカのフェラーリとの大きさ比較




1stモデルには付いていたハンドルの台座、ドア内貼りが省略されています。


シャシー裏。1stモデルのエンジンやフレームの浮彫が消えています。


このカラーリングは同じバンダイの観音クラウン最終RS31にも採用されています。フェラーリ、クラウン共に実車には存在しない、バンダイ・オリジナルのカラーリングと思われます。




●萬代屋1/16スケール 1958年フェラーリ410スーパーアメリカ シリーズⅢ クーペ 1stモデル(左)と2ndモデル(右)の並び








●萬代屋1/16スケール 1958年フェラーリ410スーパーアメリカ シリーズⅢ クーペ と同時代の1/43フェラーリの並び
ミニカーは全て近年のもの。












●ヤフオク等に見る萬代屋1/16スケール 1958年フェラーリ410スーパーアメリカ シリーズⅢ のバリエーション
ヤフオク出品画像及びコレクター向け洋書からバンダイ410SA金型使用の膨大なバリエーションの一部を以下にご紹介します。

車輪も欠品有の遊び倒されたスーパージャンク状態で13万3000円。箱付未使用完品が市場に出れば7桁超えでしょうか。






ツクダに金型が流れて製造されたケロヨン乗車バージョン


日本語箱付電動スライディングルーフ仕様


輸出用英字箱付の初期リモコン仕様コンバーチブル


電動クーペ・スライディングルーフ輸出向け英字箱付


ギアシフトアクション電動コンバーチブル輸出向け英字箱付


コンバーチブル・フリクション仕様(箱は電動輸出向け英字仕様)


スタントカー仕様





電動クーペ・プラホイール英字箱付


電動コンバーチブル・ドライバーフィギュア付


電動コンバーチブル・ドライバーフィギュア付の色違い


電動コンバーチブル・子供フィギュア付


1969年モンテカルロラリー仕様ゼッケン12クーペ







★オマケ(その1): 懐かしの商用車コレクションVol.86 1/43スケール1958年ホープスターSU型 製糸業仕様
2024年8月21日(水)発売新製品。spark/ダイキャスト製。国産旧車マニア狂喜乱舞の今回のホープスターは何故か一般受けもしたということなのか?都内では品薄です。ホープスターが出たということから、更なるレア車のモデル化を期待したいところです。














スタジオKAN製1/43スケール1961年ホープスターST型との並び






ホープスター軽三輪カタログ・コレクションと懐かしの商用車コレクション新製品1958年ホープスターSU型




★オマケ(その2):ダイアクロン 超高額
1980年~1984年に発売されたダイアクロンのパワードコンボイDXセットを400万円で買取るとのチラシがまん●らけで配布されています。


ホントにそんなに高く売れるのか?と思い検索してみると、同じモノをブック●●がヤフオクに出品し、何と659万2555円で落札されていて2度ビックリ。ブック●●が幾らで買い取ったのか不明ですが(そもそもディープなマニアさんがブック●●に売るのでしょうか・・)、まん●らけのチラシにある400万で買い取ったら259万も儲かる計算です。調べてみると、ダイアクロンのラインナップにはポルシェもあるようです。




★オマケ(その3): 今日のビートルズ「Yes It Is」 1965
ジョージのペダルトーン・ギターが印象的なジョンの隠れた名曲。

★引続きコレクション整理のため委託出品中!!
手許のコレクションの中から不要なモノを2024(令和6)年8月21日(水)終了のヤフオクに色々委託出品していますので、是非ご覧ください(以下は抜粋・赤字クリックでヤフクオクに飛びます)☆☆



1)ブリキ イチコー1/14.5スケール 1963年 トヨペット クラウン約32㎝ 箱無ジャンク
欠品・錆傷み大のジャンクです。レストアベースとするにも欠品が多いため大変かもしれません。



2)ブリキ メーカー不明 約13㎝ VWマイクロバス タイプ2 T1 箱無ジャンク
先日、この場でメーカー名を皆さんに伺ったブリキですが、誰も知らないようでしたので珍品なのかもしれません。ホイールキャップ全て欠品のジャンクですが、小ぶりながら細部までよく出来ています。



3)ブリキ/プラ混合 関東トイズ ゴールデンジープ 約16㎝ 箱付
1950年代からの古い歴史のある関東トイズのブリキシャシー/プラボディのジープ。箱内の緩衝材まで残っているデッド品。





4)POLITOYS 1/43フェラーリP-5日本市場向けブリスター未開封
480円と印字された珍しい日本市場向けブリスター入りの未開封品。



5)POLITOYS 1/43マクラーレンM8F日本市場向けブリスター未開封
上掲のフェラーリと同じ480円定価の印字の入った珍しい日本市場向けブリスター未開封品。



6)POLITOYS 1/43ポルシェ917日本市場向けブリスター
これも日本市場向けの珍しいブリスター付ながら裏面に開封跡があります。



7)香港プレイアート シボレーアストロ 増田屋ポケッター黒箱付
プレイアートの中でも小ぶりなモデル。状態は良いと思います。英CORGIの1/43スケールのアストロと並べて飾ると最高です。



8)香港プレイアート ランボルギーニミウラ 増田屋ポケッター黒箱付
上掲のミウラと同じ増田屋ポケッター黒箱で売られたプレイアートの1台。これも状態は良いと思います。



9)香港プレイアート アルファカラボ ベルトーネ 箱付
日本語箱付の1台。これも状態は良いと思います。これは1/43の仏ソリドの1/43の同モデルと並べて飾ると最高です。



10)英DINKY 1/43 デ・トマソ マングスタ
スーパーカーブーム以前に売られていたマングスタのミニカー。



11)伊POLISTIL 1/25ポルシェ911S MARTINI WALDEGAARD 箱付
ノーマル、複数のポリス仕様、スキー積、ラリー仕様「ジタン」など多数リリースされたバリエーションの中の1台。



12)トミカ2018年ワンダーランド100回記念パーティー限定ランボルギーニ 寿オレンジ 箱付
パーティー会場で3台セット1万円で100セット限定販売されたモデル。



13)トミカ2018年ワンダーランド100回記念パーティー限定ランボルギーニ 闘牛エンブレム オレンジ 箱付
これも3台セット1万円で100セットが限定販売されたモデル。上掲のオレンジとはルーフのタンポが異なります。



14)トミカ2018年ワンダーランド100回記念パーティー限定ランボルギーニ 寿 イエロー 箱付
これも3台セット1万円で100セットのみ限定販売されたモデル。



15)トミカ2018年ワンダーランド100回記念 シビック タイプR 箱付
これはワンダー100回の会場限定50台程度と言われる稀少品。



16)トミカ2018年石和温泉旧車イベント限定シビックタイプR 専用箱付
石和のイベント会場のみで販売された稀少トミカ。




★閑話休題
今回は鉄道ブリキコレクションの第8回記事として、1950年代後半に萬代屋(現バンダイ)がリリースした傑作「マレー型蒸気機関車」をメインにオマケとして第23回国際鉄道模型コンベンションについても駆け足でご紹介します☆☆☆



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★マレー式蒸気機関車
マレー式機関車(英: Mallet locomotive)は、関節式機関車の一様式で、一方の走り装置は車体の下に固定されており、もう一方の前側の走り装置が進行方向に沿って首を振るようにした構造のものである。スイスの技師アナトール・マレー(Jules T. Anatole Mallet、1837年5月23日-1919年10月10日)によって発明された。
日本においては、1903年(明治36年)にドイツのマッファイ社が0-4-4-0(B+B)形のタンク機(後の鉄道院4500形)を持ち込んだが、元々メーターゲージ用を改軌したもので、当時の日本でも国鉄規模では非力で幹線の実用にならず普及はしなかった。その後、東海道本線や東北本線などの輸送量は増大していたが、箱根越えなど長距離にわたって20‰の勾配が連続する区間があり、輸送上のネックとなっていた。そこで考えられたのが、電化あるいは軌道を強化してより大型の蒸気機関車を導入するかであったが、いずれも多額の費用が必要であった。そのような状況下でアメリカン・ロコモティブ(アルコ)社の日本における代理店である三井物産が強力でも軸重が軽いという触れ込みでマレー式機関車を売り込んできたため、1911年に試験的に6両を輸入し9020形とされたが、アメリカではこれまでないレベルの小型機で日本基準でも使い勝手が悪くマレー式の訓練用にのみ使用された。翌1912年にアルコ社製の9750形、アメリカ・ボールドウィン社製の9800形、ドイツ・ヘンシェル社製の9850形など0-6-6-0が一気に計54両も輸入され、東海道本線(現・御殿場線)山北 - 沼津間などの急勾配区間で使用されたが、先輪がないためフランジの摩耗が激しく、これ以後マレー式の増備はされなかった。残された54両も過熱器装備の9600形や9900形などの国産の固定台枠式の蒸気機関車でこの急勾配区間が十分越えられるようになったこともあって逐次置き換えられ、1933年までにマレー式機関車は全廃された。この山北 - 沼津間が日本で唯一のマレー式機関車の本格運用例で僅か15年ほどの期間であった。(以上、Wikipediaより抜粋、再構成)

1911年鉄道院9020形マレー型蒸気機関車(1943年7月・鉄道省発行「蒸気機関車の変遷」より転載)



【萬代屋 1/35ケール程度1911年9020形 マレー型 蒸気機関車 ブリキモデル 主要データ】 (1/35scale 1911 Japanese National Railways Mallet locomotive typ. 9020 by Bandai-ya Tinplate Model Toy KEY DATA)

・基本素材: ブリキ
・萬代屋 品番(製品管理番号): No.547
・製品名: マレー型 蒸気機関車。
・発売時期: 1957(昭和32)年・・・業界誌「東京玩具商報」の写真入り広告掲載が1958年1月号であることから、1957年のクリスマスシーズン前には発売されたものと推定。
・販売価格: 都内売価600円(?)/地方売価660円・・・業界誌「東京玩具商報」の写真入り広告には地方売価のみ掲載されており、通常、都内売価より地方売価が1割程度高かったことから都内売価は記載がないものの600円と推定。
・軌間: 42㎜(実車比1/25.4)
・全長: 475㎜ (実車比1/39.9)
・機関車全長: 380㎜ (実車比1/33.6)
・全幅: 75㎜ (実車比1/34.9)  
・全高: 115㎜ (実車比1/33.1) 
・スケール表記: なし
・本体形式表記: D-547
・動力: フリクション(第4動輪内蔵)
・箱サイズ: 縦101×横491×厚さ118mm
・カラーバリエーション: 黒・小豆色 等
・入手難易度: 10段階評価でレベル8程度
・2024年現在のアンティーク・トイ市場での推定評価額:4.5~10万円程度(箱付未使用美品の場合)
・特記事項:
1)迫力あるサイズ、リベットまで型抜きされた細密感のある造り、走行時のメカニカルなロッドの動きなどマルサン商店のC62と並ぶ日本製ブリキ蒸気機関車の最高峰。
2)本稿では萬代屋製品の軸配置「1BB」から便宜上、モデルとした実機を軸配置の同じ9020形としていますが、箱絵の機関車のテンダーには「LIONEL LINE」の文字があり、アメリカ型カブースを牽引する姿も箱に描かれていることから、既に廃車後の長い年数を経ていた9020形をモデルにした訳ではなく、製品発売当時、現役だった米国のマレー型蒸気を参考にモデル化した製品だったのかもしれません。


●東京玩具商報1958年1月号「萬代屋広告」に掲載された「マレー型蒸気機関車」(国立国会図書館の蔵書より複写)
「保証玩具、動力(=フリクション内臓)、長さ(=全長)50㎝、地方売価660円」と記載されています。





●萬代屋 1/35ケール程度1911年9020形 マレー型 蒸気機関車 小豆色(箱付・美品)
全長50cmに迫る巨大な鉄道玩具。日本製ブリキの蒸気機関車としてはマルサンのC62と双璧を為す傑作モデル。










日本型蒸機ではヘッドライトが付く位置にベルが紐で吊るされています。






テンダー後部の形式プレートには「あかばこの じょうぶな ビーシーのおもちゃ」の文字がプリントされています。




ロングトミカD51(全長157㎜)との大きさ比較




キャブの形式プレートには「D-547」のプリント


上箱右下に萬代屋BCロゴ


箱横のイラストにはアメリカ型カブースも描かれています。




裏側。第4動輪の中央にフリクション機構を逃す出っ張り。




●萬代屋 1/35ケール程度1911年9020形 マレー型 蒸気機関車とマルサン商店1/45スケール C62蒸気機関車の並び
1950年代の日本製ブリキ玩具黄金時代の傑作蒸気機関車2機の並び。










※マルサン商店のC62蒸気機関車については、2022年10月15日の鉄道ブリキコレクションから第5回記事をご参照ください。 






★オマケ(その1): 第23回国際鉄道模型コンベンション レポート
会 期: 2024年8月16日(金)17日(土)18日(日)10時~18時(最終日17時迄)
会 場: 東京ビッグサイト東1ホール
入場料: 当日券1500円、3日間通し券3500円(前売券1200円、前売り3日間通し券3000円)他
歴 史:第1回開催は2000年(平成12年)

事前に300円お得な前売券を購入しました。トミカ博もビッグサイト近くの会場で開催されていましたが、トミカにはあまり関心がなくなった上にイベント限定品には欲しい車種もなかったため今年は行きませんでした。


会場入口


凄い人です。


TMSブース


一足早くTMS2024年9月号(通巻992号)が販売されていました。


9月号で一番目を引いたのはコロナ禍以後に造り始めて16番の旧型国電を既に80両以上も自作したとの記事


カツミ・ブース。懐かしのEB58を描いたロゴマーク。


カツミ製 OゲージEB50も展示されていました。


エンドウ・ブース


JR九州787系が編成で定価98万円強。


沙流内鉄道のDCC自動運転


自動運転 動画


零番 三線式の会。個人的にはこのブースを見るだけでも行った価値あり。


1960年代半ばのOゲージ末期のカツミ製電車群とつぼみ堂の80系ショーティー






右端の山手線は顔が異なる2種






珍しいつぼみ堂の80系ショーティー関西急行色のパンタ付とパンタ無


つぼみ堂のモハ81とモユニ改造車


これは改造品


カツミB56とC62。機関庫はエンドウ製。






この信号所もエンドウ製?


かなりのスピードで快走



松本吉之コレクション


名著「鉄道模型考古学」を遺した松本吉之氏のコレクション展示「解説」


Oゲージつぼみ堂80系ショーティーの珍しい中間車他と著書


宮沢模型 新幹線試作A編成


カワイモデル「ペンシルバニア0-1」


鉄道模型社のE10他 蒸機群




★オマケ(その2): 2024年8月トミカ新製品
8月17日(土)はトミカ新車発売日でしたが、基本的にトミカの新製品は興味のある車種のみ買う方針に変えたため、今月は76番1/55ダイハツハイゼットJAFロードサービスカーとトミカプレミアム13番1/62三菱スタリオンの2台のみ購入。ランボルギーニは全く興味がないため1台も買わず。スタリオンは芸風ではないため買うべきか少々迷った末に購入(汗)。




スタリオンはライトアップ+ドア開閉、ハイゼットもリアゲート開閉。




★オマケ(その5): 今日のビートルズ「Revolution」 1968
このレボリューション演奏シーンのビートルズが好きで、このポスター(A1サイズ)はもう随分長く(30年以上)部屋に飾ってあります。