2月15日(土)
現地時間 朝の6:00 スタートです。
昨夜は、部屋のクーラーをつけっぱなしで寝たほど、暑い夜が明けました。
ホテルの前の道路に わらわらと 人が集まります。
たった18人ですので、1列に並ぶことができます(笑)。
地元の方々も、たくさん応援に来てくれてます。
な~んと。ロタ市長夫妻も、スターターとして登場!!
すごい。
クラッカーでスタートすると、地元のパトカーが先導してくれます。
市街地から、すぐに海岸沿いの道路へ。
舗装道路がしばらく続きます。
街灯はまったくありませんが、薄明るいので、暗さは気になりません。
18人は、すぐにバラバラに。
若いM田くんが、トップを行ってるみたい。
私は、のんびり マイペースで、後ろのほうを走ります。
そのうちに、舗装道から 土の道へ。
前日に、地元のスタッフの方々が、分岐点にマーキングをしてくれてました。
オレンジの矢印が目印になるので、とても助かりました。
(地図は、距離確認だけで、道確認には必要なかったくらい)
この季節のロタの日の出は 6時30分くらいだとか。
日がでてきました。
周囲は、椰子の木だらけです。
今回は、7~9キロおきくらいに エイドステーションを
地元の方が準備してくださってるとのこと。
とっても楽しみにしてました!
道の向こうに見える アレは・・・!
じゃじゃ~ん。
第1エイドに到着~!!
ロタ産のバナナと オレンジが山盛です。
バナナが大きくて、甘くて 美味し~~!!
お水は、ばかでかいタンクに、氷入りで用意してくれてます。
そうそう。
ロタのお水は、とっても美味しいのです。
雨水が山に蓄えられて、湧き水が絶えず湧いているそうです。
ホテルの水道水も、じゃんじゃん飲んで 大丈夫!
前日に渡された「ロタの水」のペットボトルと、
念のため、1.5リットルくらいの水道水を ザックに背負ってきました。
エイドがあると、こんな暑い中でのランには、ほんとうに助かります。
何しろ、コース上、何もありません。
島内には、自動販売機なるものは 存在しないし、
何か買えるようなお店も、私の見た限りでは、ゴール近くの市街地へ戻るまで
1軒しかなかった。。。
陽がのぼるのにつれて、気温もグングンあがってきます。
暑さ対策、大事です。 はい。
花や 草や、木々に癒されながら、前へと進みます。
日本人戦没者のお墓もありました。
走り続けていると、パトカーがたくさん停まってます。
先導車が、休憩中?
と、思ったら、ポリスマンが、ちゅーちゅーアイスをくれました~。
も~すでに、暑くて参ってたところだったので
うれしかったよ~~。。
こちらは、当日、バイクでサポートし続けてくれた
H野さん。
走るつもりで参加したのに、いつのまにか、スタッフ側に居た・・・みたいです(笑)。
おかげで、あちこちで助けていただきました。
英語ぺらぺらで、現地のスタッフの方々との橋渡し役になってくださり、
感謝感謝です。
アップダウンが続いて、だんだん上り坂では 走れなくなってきます。
まだまだ序盤なんだけどなあ。。。
昨日朝の 厳寒状態から、24時間たたずに、この暑さ。
真夏のウルトラの経験はあるとはいっても、
この気温差に、体がついていけないみたいです。
息もあがるし、脚はあがらないし。
ま、仕方ないですね。
今日は、55キロに10時間いただいてるので、のんびり行きましょう。
焦ってダウンしたら 元も子もないもんね。
暑いけど、青い空は きもちいい~!!
ちょっと見上げると、切り立った崖をもつ山。
石灰岩が多いので、水が濾過されて 美味しくなるのかな??
ふたたび、舗装道路に出てきました。
民家(別荘?コテージ?)も。
久々に観る、人工物です(笑)。
市街地には、プルメリアの木が街路樹として植えられてることが多い。
この白い清楚な花。
とってもいい香りがします。
上り坂をえっちら行くと、第2エイドに到着~!!
この右端のマッチョな男性は、地元テレビ局のカメラマン。
今日は、朝から、このマラニックを、密着で撮影してくれてます。
すごいね、島の盛り上がり。
重ねて言うけど、たった18人しか走ってないのよ。
写真左端の白髪の男性は、日本語がかなり流暢でした。
たくさんおしゃべりしましたよ。
現地語のチャモロ語も教えてもらいました。
エイドで「美味しい~~」を連発してた D.
彼が教えてくれました。
「美味しいは、チャモロ語で マンギ~」
ギ~ の発音は、「に~」と「ぎ~」の間みたいな、微妙な発音。
大笑いしながら、何度も直されたっけ。
「ごちそうさま」を言いたくて、聞いたら
「美味しかった~」の意味が
「マンギ ガ ガ」とのこと。
このあと、Dの顔を見るたびに、現地スタッフが みんなで
「マンギガガ~」って言わせるのよ~。
(すごい食いしん坊だと思われたみたいです。
・・・やっぱり。)
なんだか、めっちゃ楽しい!!
この第2エイドは、展望台の前でした。
そこから、海を眺めると・・・
思わず、歓声をあげてしまったくらい、すばらしい眺めです。
いつの間にか、こんなに高いところまできていたのね。
見下ろす海の色、深さによって、ブルーの淡さが変わります。
海岸線もくっきりと空のブルーに映えて。
見とれてたら すかさず 「ぴくちゃ~?」って、
スタッフの一人が 写真を撮ってくれました。
このあとも、ずっと、必ず。
景色のいいところでは、そばに居るスタッフの方が
写真とりましょうか?って、さりげなく言ってくれます。
おしつけがましくなくって、とても自然で、
ロタの人たちの優しさが感じられます。
エイドのテーブルの前には、
日本語での表記も。
本当に、おもてなしの気持ちが伝わってくるわ~。
ありがとう!!
・・・つづく。