It was a blood bath...! | ロンドンつれづれ

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なんなんでしょう~! 血で血を洗う、って感じでしょうか。


バルセロナのグランプリファイナルのチケット争奪で、夫はなんと会社を休んでパソコンの前で待機して、チケットセールオープンと同時に行動をとったというのですが、繋がった時には、もうVIP席とゴールデン・シートは売り切れ、ということで・・・。

しかも、クレジットカードでの決済がなかなかうまく通らず、モタモタしているうちに自分のとった席がどんどんなくなっていって、結局昨年の座席よりも悪いコーナーの座席をかろうじてとれた、というのです。「昨年どころじゃなかったよ!」とその有様を It was a blood bath...!と表現。


リンクメイトのエヴェリナも12時きっかりにPCに向かってチケットゲットしようとしたけれど、結局審査員向かいの14列目のシートがひとつやっと取れた、と。

「最初から、VIP席とゴールデン・チケットはもう手に入らなかったわよ!きっとツアー会社なんかがみんな大量にチケットを抑えてるんじゃないの!フェアじゃないわ!」と腹を立ててました。「カナダの旅行代理店では、VIP席とゴールデンチケットを大量に抑えてるみたいよ!」とちゃんとリサーチしてプンプン。「きっと日本の旅行代理店も、大量におさえてると思うよ・・・」と私。

一般庶民に残されている席の少しでもいいところを手に入れようと、みんながパニックみたいになってチケットの争奪をして、ウェブサイトはクラッシュして、支払いは繋がらなくて・・・パニック、パニック。「日本以外の試合でこんなにチケット取るのが難しいなんて初めて」とは夫の言葉。

ああ、これから毎年こんな状況なんだろうか。ちょっと気分が暗くなる・・・。昔はのどかだったのになあ・・・。


ハビエル・フェルナンデスくんが世界チャンピオンで迎えるバルセロナでのグランプリ・ファイナルは、スペインの人にとっても嬉しい試合に違いないので、良い席だけでなく他の席もどんどん売れているようです。12月といえばまだ先のことのようですが、この調子でいけば、1週間もすればチケットは売り切れるかも・・。


とはいえ、審査員側とその向かい側の座席はもうだいぶ売れていますが、私達の手に入れた南側(ショートサイド)の座席はまだだいぶ残っています。 今年は北側のキス&クライ側の座席は売らないんでしょうか。そういえば、昨年はそのあたりの手すりから乗り出して選手にぬいぐるみを投げつけたりしている人が数人いましたから、一般には公開しないのかもしれません。


あまりいい席ではないとはいえ、とりあえずファイナルのチケットが手に入ったのは良かったです…。 ロンドンのリンクメイトも、14列目とはいえ、チケットが手に入って良かったです。



ハビエルくんもきっとでる試合、スペインの地元の人たちもいい席が取れましたように。


そうして願わくば、VIP席とゴールデン・チケット席が日本人ばかりに独占されていませんように。


そういうの、なんだか恥ずかしいから…。