タイ古式マッサージの理論② *タイ医学プラーナとセン* | マタニティ&タイマッサージ~Menamu relaxation~

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こんばんは


生憎のお天気になりましたが週末いかがお過ごしでしょうか
 


今日はバスケの日ですっっ





 
 
さて、 前回、前々回と割と小難しい話を続けてきましたが、

ついてこれてますか
 


あっもちろん興味ない方はドスルーしてしまっていいですからねっ
 
ちょっといじけるだけです…
 
笑笑 




さぁー今日も元気にタイ古式マッサージについて語りますよ~
 



 
前回話が右往左往しながらタイ古式の理論の端くれのお話をしました
 

まぁタイ古式マッサージがタイでは医学であるってコトですね
 
ではもう少し深い所に行ってみましょう  






“セン”てなんぞや


 
タイ古式マッサージを語る上で絶対に外せないのが“セン”
 



よく耳にするけどそれって結局何?

と、思った方いらっしゃるかと思います。
 




 
耳慣れしない言葉ですもんね
 


少し知られている言葉で言えば

『気』や『経絡』

それらと同じような考え方です  



 
タイ医学では宇宙を構成する要素(エレメント)は4つ


土・水・風・火

で分けられています





(東洋医学の五行陰陽と少し異なりますねっ)
 
 


そして私たちの身体もこのエレメントでできていると考えられているのです


 
人間=宇宙
 
という方程式の出来上がりですっ


 
 
 
『土』は体の20の器官
…髪、毛、爪、歯、皮膚、筋肉、靭帯、骨、骨髄、脾臓、心臓、肝臓、筋膜、腎臓、肺臓、大腸、小腸、新しく食べた食べ物、古い食べ物、脳・脊髄など土に帰るもの全て


 
『水』は体を流れる12の液体
…胆汁、痰、膿、血液、汗、脂肪、涙、リンパ、唾液、鼻水、滑液、尿、などの液体全て

 
 
『風』は体の6つの動き
…足から頭への動き、頭から足への動き、お腹の中の動き、胃や腸の中の動き、血液の動き、呼吸の動きなど動きの全て
 


『火』は体の4つの熱
…体温、高熱、老化、消化 


を構成する要素と考えられています



 
 
 
また私たちの生命全体は


 
その4つが合わさった『身体』
記憶や考え、心と対応する『精神』
体の中を流れ、各器官の機能や感覚を司る『エネルギー』
 

この3つで構成されていると考えています



 
 
その体の中を流れるエネルギーをプラーナと呼び、
そのプラーナが流れる経路セン(インドではナーディ)と呼んでいます

 
 
 
はいっ 

本当にお勉強な感覚になってきましたが、
要約すると…


 
 
タイ医学では、

血液やリンパなどの体液とは別にある
目には見えないエネルギーが流れている

と考えているわけです

 
 
それがエネルギーライン=“セン”というわけですね



 
 
身体に異常が出る時はこの“セン”にも異常が生じます
そこを刺激するコトで身体を整えていくのが


タイ古式マッサージの考え方です





 
 
タイ古式マッサージを受けられていても 
ここまで詳しく知ってらっしゃる方は恐らく施術者以外いないかと思います…





 
施術者自身も理解してる方は少ないのではないでしょうか…


私自身、興味があったから勉強したまでで
まだまだきちんと理解してると言えないです…


 
 
本当に奥深いですね

今後、タイ古式マッサージを受ける際、
このエネルギーを意識して感じながら受けられると
また違った感覚があるかもですねっ