パート・シュクレ(タルト生地)と、タルト生地の種類 | パンとお菓子と日常と時々ご飯。

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簡単レシピを公開中!ゆっくり寛いでくださいな。


どうもどうも、こんにちは。3日間かけてタルトを作るぽんたろうです。



タルトって寝かせる時間があるからどうしても時間掛かるんだよね






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(焼く前)

パート・シュクレ


デザートで使うタルト生地のことですね。



サクサクのタルト生地。ここに色んなものを組み合わせて作る、ハイカロリースイーツ。



でも

カロリー=美味しい

を推している私の大好物。



これさえ作れればいくらでも応用が利くんで、是非作ってみてくださいな。





《レシピ》パート・シュクレ

18cmのタルト台 1台分とちょっと

《材料》
A.薄力粉  125g
A.アーモンドパウダー  25g
バター  70g
グラニュー糖  40g
卵黄  1個分
バニラペースト  ティースプーン半分
(*バニラペーストはバニラビーンズ、バニラエッセンス、オイルで代用可能。)
(*余った生地はクッキーにしてくださいな。抜群にうまいから。)


※2015.9.25  レシピに間違い発見!!!直しました。スミマセン。


《作り方》
1.バターと卵黄を室温に戻す。Aを合わせてふるう。


2.室温に戻したバターを少し固めのマヨネーズ状になるまで混ぜる。というか練る感じ。

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(*室温に戻す時は…レンチンでも良いんですが、絶対に溶かさないように。溶かしちゃうと、性質が変わっちゃうんですよ。なので、レンチンするなら3秒刻みで確認するくらいしてくださいな。)


3.グラニュー糖を加えて、白くふわっとするまですり混ぜる。

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なんかフワッフワになるまで。空気をちゃんと含んでくれるまで。ジャリっとしなくなるまで。



4.卵黄を加えてよく混ぜる。こちらもふわっとふるまで頑張って混ぜる。
バニラペースト(ビーンズ、オイル、エッセンスでも)を加えて更に混ぜる。
(*ここで卵黄が冷たいと分離する可能性が…。必ず室温に戻して。混ぜが甘くても分離します。
分離すると食感が変わっちゃうんで、分離しないように本気で混ぜて。)

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(こうなればOK)


5. Aを加えてゴムベラでさっくり混ぜる。底をひっくり返して切る感じ??
(*練る感じで混ぜると、食感が変わります。サクサクからガリガリに。つまりは硬くなるってことだね!!!)

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6.粉っぽさがなくなったらストップ!!!粉が見えなければ大丈夫。その時点ではまだポロポロで、纏まっていません。でもそこでストップ。




ここから違う日に撮影&きび砂糖で作った(グラニュー糖がなかったorz)ので、生地が茶色ですが、気にしなーい。


7.大きめに敷いたラップの上に出して、手で押さえて丸型に纏めます。

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(*タルト型が四角なら四角に纏めて。その型に合わせて)

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更に上から大きめのラップをかけて、ピッタリととじます。


8.そのまま1晩程冷蔵庫で休ませる。
(*出来れば1晩……それがサクサクの秘訣。寝かせればサクサクになると思って。)
(*そんなに待てない!!って人も1時間は必ず休ませて。そもそも、休ませないと柔らかすぎて成形できないっす。)


この状態で冷凍保存も出来ます。1ヶ月を目安に使い切ってくださいな。



9.タルト型にバターを塗っておく。冷蔵庫から取り出して、そのまま10分くらい室温で放置する。出したては硬くて伸ばせる状態じゃないんで…。無理に伸ばすと割れるんで…。
ラップとラップの間に挟みながら、めん棒でタルト型よりひと周り以上大きく、丸く伸ばす。
(*ラップに包みながらやると打ち粉も必要なし!)
(*タルト型より少し多めに作ってます。余るはず。余りはクッキーにでもしてね)

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丸くないじゃんとかツッコミはいらない。あんまり見ないで。いらないって言ってるでしょ?!?!不器用なんだよ、言わせるな。


10.表面のラップのみ剥がし、型を逆さまに乗せる。ラップの下に右手を入れて、左手で型を押さえながら「えいやっ!!」っと思い切ってひっくり返す。


11.型に生地を密着させる。底→側面の順に。

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ラップを剥がし、めん棒を転がして余分な生地を切り落とす。

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12.フォークでピケ(空気穴あけ)し、そのままの状態で冷蔵庫で1時間程休ませる。
(*穴あけないと膨らんでくるぜ。)
(*ピケは適当でも。底だし。どうせ誰も見ないし。)

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タルト生地の完成!!


13.焼いていきます。

【空焼きをする場合】
重石があるなら、クッキングシートを生地の上に敷いて、温めた重石を乗せる。
180℃のオーブンで10分焼き、重石を取って更に5分焼く。

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重石がなければ、そのままの状態で大丈夫。
180℃に予熱したオーブンで15分焼く。
(*この後フィリング(アーモンドクリームなど)を詰めて更に焼き上げます。)
(*その後焼かない場合は20分~25分焼いて下さい。良い焼き色がつくくらいまで。)


私は重石がないんで、そのままの状態で焼いてます。豆類やお米でも代用出来ますが…モッタイナイジャン。




【空焼きなしの場合】
フィリング(アーモンドクリームなど)を詰めて、180℃のオーブンで40~50分焼く。








とまあ、こんな感じですね。


お気づきの方もいるかもしれませんが、サクサク!私のクッキーとほぼ同じ生地です。


そこに気がついた貴方はすごい!!!!!
もしかして私のストーカー……?(んなわけないだろ)




というか、元々は私のタルト生地のレシピなんですよね。


余りをクッキーっぽく焼いてみたらめっっちゃ美味しくて…。


バターを減らしてクッキーのレシピにもしちゃってる感じです、はい。




今回はお芋と渋皮栗のクランブルタルトに
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と、ここで真面目なお話。



第6回!ぽんたろうのお菓子講座~!!!(んなもん初めてダロ)



今回はタルト生地について。



タルト生地には大きく分けて


パート・シュクレ

パート・ブリゼ

パート・サブレ


の3種類がございます。


この3つが良く作られるやつ。


パート・シュクレはこのレシピ。
甘くてサクサクした、スイーツに一番よく使われるもの。
割と何にでも合う万能者。

ネットのレシピ等で見られるものはこれが多いですね。




パート・ブリゼは甘くないタルト生地。
甘くないタルト生地ってなんのこっちゃ??って思うかもしれないですが、キッシュなんかに使われますね。

おかず系に使われることが多い生地。若しくは、ゲロ甘系フィリングに。

練りこみパイ生地とも呼ばれます。




パート・サブレはこのレシピよりも更に油分(バター)を増やし、お粉とバターを擦り混ぜて作ったもの。
スコーンに近い作り方です。

更にサックサク。というより脆い。カロリーも倍増。確かに美味しい。でもクドイともいう。






まあ、あれだ。みんな違って、みんないい。的な。適材適所ってやつですな。


私が普段作るものはパート・シュクレ。


お菓子作りをする人は一番よく作るものではないでしょうか。





その中にクレーム・ダマンド(アーモンドクリーム)を入れたり、空焼きしてカスタードを詰めたり。

フルーツとの相性も抜群。


まあ、これさえ覚えておけば、間違いない!!ってタルト生地です。


色んなアレンジをして頂けたら幸いです!





 






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