伊豆大島産のアシタバから規制値超セシウム
東京都は11日、伊豆大島(大島町)産のアシタバから、国の規制値(1キロ・グラム当たり100ベクレル)を超える122ベクレルの放射性セシウムが検出されたとして、同町と東京島しょ農業協同組合に対し、出荷と販売の自粛を要請した。
都が8日に同町で生産された生葉を採取して調査したところ、6検体のうち1検体が規制値を超えた。都産業労働局は「なぜこの時期に大島で規制値を超えたのか、地形や土壌を調べる必要がある」としている。
都によると大島町のアシタバ生産量は年間約132トン、出荷額は約2500万円。
(2012年6月11日19時53分 読売新聞)