スプライス | not simple.

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あるときはさすらいの本読み、あるときはジャンル無用の映画好き、またあるときは、B級グルメの備忘録

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(C) 2009 GAUMONT - SPLICE (COPPERHEART) PRODUCTIONS INC.
英題: SPLICE
製作年: 2009年
製作国: カナダ/フランス/アメリカ
日本公開: 2011年1月8日
(新宿バルト9 ほか)
上映時間: 1時間44分
配給: クロックワークス
カラー/アメリカンビスタサイズ/ドルビーデジタル
公式サイト
監督・脚本・原案: ヴィンチェンゾ・ナタリ
キャスト:エイドリアン・ブロディ、サラ・ポーリー、デルフィーヌ・シャネアック



科学者のクライヴ(エイドリアン・ブロディ)とエルサ(サラ・ポーリー)は倫理に反し、人間と動物のDNAを配合する実験を開始する。実験は成功し、これまで誰も目にしたことのない新生命体がこの世に生まれ落ちる。二人はその新しい生命体にドレンという名前を付け、誰にも知られないように育てることにするのだが……。
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2011年の1本目です。
ヴィンチェンゾ・ナタリ好きな監督ではあるのですが、CUBE以上のぱっとした作品がないのが残念。

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天才科学者夫婦が偶然というか、会社の仕打ちの腹いせに人間のDNAを入れた新種の生き物を作り出してしまうわけです。もうこのあたりで若干アバウトすぎないか?とか思ってたのですが、このあともこの二人のアバウトな性格がいろいろな問題を引き起こしていきます。

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件の新生物は、最初軟体生物的な態なのですがすごいスピードで生長して人に近い形になっていきます。母親の胎内でいろいろな形に変化していくのに近いというか模してるのかな?
脚本自体は驚きはないけれども、うまいなーと思う。
チラッとして見えない恐怖などはなくて、最初の軟体動物っぽいところからだんだん人間に近くなっていくのがある意味怖いっす。
夫婦して立場が変わると前に相手が言っていた内容をお互いが言ってたり、すべての素材をちゃんと伏線として使用してたりしますね。

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ただやはり、天才といわれていて、経験値もあるはずなのに、最初に作った生物の変化に気がつかず記者発表会でオス化した生物同士が血みどろの戦いを演じたり、ドレンの変化に気がつかなかったりというアラが目立ちます。

この映画たまたま男子3名と観にいったんですが、開口一番「XXってあれそっくり」みたいな話をしていて、あーやっぱ男子って万国共通で下ネタ好きよね・・・とちょっと思いました。

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