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英題： THE MEN WHO STARE AT GOATS
製作年： 2009年
製作国： アメリカ/イギリス
日本公開： 2010年8月14日
(シネセゾン渋谷、シネ・リーブル池袋 ほか)
上映時間： 1時間34分
配給： 日活
カラー/35ミリ/シネマスコープサイズ
公式サイト
監督： グラント・ヘスロヴ
脚本： ピーター・ストローハン
キャスト：ジョージ・クルーニー、ユアン・マクレガー、ジェフ・ブリッジス、ケヴィン・スペイシー
この予告編がめっさ秀逸。
【ストーリー】
2003年、新聞記の者ボブ（ユアン・マクレガー）は、妻が浮気相手の元に去ったのをきっかけに、イラク戦争の取材に赴く。
彼はイラク入国のため待機していたクウェートのホテルでリン（ジョージ・クルーニー）と出会う。
リンはその昔、闇に葬られたアメリカ軍の超能力特殊部隊“新地球軍”に所属していたと語り……。
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今年の41本目。
しかしなんつー濃ゆいメンバーなんでしょう。
話も妙に濃いんですけどね（笑）
女子ほぼ出ません。
語り部たる新聞記者の別れた女房くらい。
新聞記者も、妻に振られたショックで勢いで湾岸戦争に来ちゃうくらいだし。
なんというか追い詰められた男たちのはたから見ると笑えるんだろうけど、妙に物悲しいお話ですね。
アメリカって妙に、大きな組織が多いせいか、ヒッピーを研究しちゃって妙な路線に走ったり。
その結果、超能力をまじめに研究する部隊を作っちゃうわけですね。
まぁなんとなくわかります。
S社時代にエスパー研なんて部署の出身者いたりして話聞いたりしてたしｗ
キルリアン写真とかまじめにやってた！
なので、
こんな、棚の中の箱の中身を言い当てたりとか大真面目にやってるシーン観て、私は笑うに笑えませんでしたよｗ
この話が物悲しいのはみんなまじめにやってること。
そして特にジェフ・ブリッジスやジョージ・クルーニー演じる二人はどうやっても引くに引けないわけです。なぜならこの二人こそ、普通の人たちの中に溶け込めない自分をいつも感じている二人だから。
だからこそ少しこずるくて、才能にいま一歩足りないケヴィン・スペイシー演じる、ジョージ･クルーニーの演じるリンのライバルは嫉妬を隠すために彼らを失脚させようと画策するわけなんですね。
腐的な目線だったら三角関係！？って言い出されてもおかしくないくらい、がっちりとお互いを巻き込んでしまっている男同士の絆って感じです。
まぁ宣伝がコメディっぽく打たれてたのですごいギャグ満載かとおもったら、とんだ肩透かしなんですけど。
もののあわれを感じることの出来る一作ですね。
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