ブラックペアン1988 | not simple.

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あるときはさすらいの本読み、あるときはジャンル無用の映画好き、またあるときは、B級グルメの備忘録

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一九八八年、世はバブル景気の頂点。「神の手」をもつ佐伯教授が君臨する東城大学総合外科学教室に、帝華大の「ビッグマウス」高階講師が、新兵器を手みや げに送り込まれてきた。
「スナイプAZ1988」を使えば、困難な食道癌の手術が簡単に行えるという。
腕は立つが曲者の外科医・渡海が、この挑戦を受けて 立つ。
「チーム・バチスタの栄光」へと続く、原点。

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佐伯教授がどうやっても全面的に悪役っぽく見えますが
なんというか、全員いろいろ悩みつつ医者やってるんだなーってことをかんじました。
高階院長も若い!
そして向こう見ずで自信家!
チームバチスタでの食えないたぬきっぷりはどこで身につけたんでしょうか!?

久々にバチスタっぽい雰囲気の作品ですが特に謎解きなどでのどきどき感はなかったですね~。
もう少しミステリーもしくはコンゲーム的なお話が読めるとうれしいかも?
花房さんや猫田がでてきたりしてそこもよかったなぁ。

花房さん、しかし、いつ「彼」に乗り換えるというか、そうなっていったんでしょうか?
正直その過程も気になりましたw