運命のマルガ―グイン・サーガ(58) | not simple.

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あるときはさすらいの本読み、あるときはジャンル無用の映画好き、またあるときは、B級グルメの備忘録

運命のマルガ―グイン・サーガ(58)/栗本 薫
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中原の未来を左右する重大な決意を胸に秘め、イシュトヴァーンはナリスに会うためにマルコとともにパロに潜入した。
厳重な警戒をくぐりぬけ、ナリスが養生 するマルガの離宮そばまで近づいた二人は、国王派の魔道士によって張られた結界をおかしてしまう。
不審な人物として捕らえられた二人を救ったのは、宰相 ヴァレリウスだった。彼の手引きにより、無事会見にのぞんだイシュトヴァーンの口から発せられた言葉とは…。

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ナリスとイシュトの邂逅です。
イシュトって本当に能天気というか、単純明快。
ナリスとはまったく逆のタイプです。
そしてあんまり回りに気が使えない(笑)

壊れ物と化しているナリスをぶん回すわ、ぎゅっと握り締めるわ。
ヴァレリウスでなくてもはらはらしますよw
そして、イシュトが起こした行動がナリスの死を決めることになったのですが、本人はまったく気がついていないという・・・。

ただナリスにとって生きる目的もできたので、これは救いなんでしょうね。
ヴァレリウスも肝がすわったでしょうし。

しかし、あとがき読むと100巻予定通りにきててびっくり~的なことが書かれているのですが、いまぜんぜん超えてますが~。