インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 | not simple.

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あるときはさすらいの本読み、あるときはジャンル無用の映画好き、またあるときは、B級グルメの備忘録




英題: INDIANA JONES AND THE KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL 製作年:2008年 製作国:アメリカ 日本公開:2008年6月21日 配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン カラー
公式サイト
監督: スティーヴン・スピルバーグ 製作: フランク・マーシャル
製作総指揮: ジョージ・ルーカス / キャスリーン・ケネディ
キャスト:ハリソン・フォード、シャイア・ラブーフ、レイ・ウィンストン、カレン・アレン、ケイト・ブランシェット、ジョン・ハート


ご存じインディ・ジョーンズ。
テーマソング聞いただけで雄叫び上げたくなるのはスターウォーズ同様。
(ちゅか女子として雄叫びはどうなんでしょう?)

素晴らしいと思う。
こんなにテーマソング聞いただけで心躍る作品ってもうそんなにないよね~。
決めるべきところは決め、ボケるところはボケる。
これぞ正しいインディ・ジョーンズですがトンデモ度はX-FILEかよ!くらいでした☆


冒頭シーンの謎の棺桶をめぐってソ連軍とやりあうのですが、もう強い磁力&ロズウェルの文字・・・これ見た瞬間に「もしや・・・・・・・・・」とおもってたらやはりそうでした。

あの瞬間X-FILEのテーマが流れても違和感持たなかったかもしれないでし。
ネタはETですか・・・。

ただ、話は非常にトンデモないっちゃトンデモない感じなのですが、ちゃんとインディ・ジョーンズなところはさすがと思います。

ケイト・ブランシェットもロシアなまりの英語マスターしていてすごいとか思います。
やはり役者としてハイレベル。
ただ悪役としてはあまり憎々しい感じがない・・・。そこはすごく残念。

ただ残念なことを書くと、もうこれは3部作のおまけと思ったほうがいいと思う。
一つのエンターテイメントとして、あのドキドキ感は3部作には及ばないです。


ただ、CG駆使しなくても、役者がおじいちゃんに近くてもあれほどの見せ場、アクションを見せることができるという部分は素晴らしいというしかない。

でもこれ一本として観たらどうだろうか?
がんばってるなーとは思うけれども、わくわく感というか不思議なものと触れ合うという高揚感にはぶっちゃけかけているような気がした。
あとストーリー的にもシャイアとハリソンがお互いの存在が相棒というかぴったり交わるものがあまりなく、ラストの方のセリフあたりの「もう腰落ち着けるのか?」のくだりが効いてこなかったな~。
ちょっと詰め込みたいものはなんとなくわかるのですが、どれも尻切れトンボな感じです。