私は落語も好きでして、饅頭こわいという落語があります。こんな噺です。
饅頭こわい
以下引用
あらすじ
暇をもてあました街の者が数名集まり、それぞれ嫌いなもの、怖いものを言いあっていく。「クモ」「ヘビ」「アリ」などと言い合う中にひとり、「いい若い者がくだらないものを怖がるとは情けない。世の中に怖いものなどあるものか」とうそぶく主人公(上方では「みっつぁん」)がいる。他の男が「本当に怖いものはないのか」と聞くと、うそぶいていた主人公はしぶしぶ「本当はある」と白状する。「では、何が嫌いなのか」と念を押され、主人公は小声で「まんじゅう」とつぶやく。主人公はその後、「まんじゅうの話をしているだけで気分が悪くなった」と言い出し、隣の部屋で(あるいは、自分の長屋へ帰って)寝てしまう。
残った男たちは「あいつは気に食わないから、まんじゅう攻めにして脅してやろう」と、金を出し合い、まんじゅうをたくさん買いこんで主人公の寝ている部屋へどんどん投げ込む。目覚めた主人公は声を上げ、ひどく狼狽してみせながらも、「こんな怖いものは食べてしまって、なくしてしまおう」「うますぎて、怖い」などと言ってまんじゅうを全部食べてしまう。一部始終をのぞいて見ていた男たちは、主人公にだまされていたことに気付く。怒った男たちが主人公をなじり、「お前が本当に怖いものは何だ!」と聞くと、
「このへんで、濃いお茶が1杯怖い」。
引用終わり
解説するのもアホらしいですが、この噺の要は
1.主人公のみっつあんは「饅頭こわい」とふれ回って皆に饅頭攻めをさせようと誤誘導する
2.「饅頭こわい」と言いつつ饅頭をムシャムシャ食べるみっつあんを見て周りが騙されていたと気づく
3.だめ押しでみっつあんは今度はお茶を出させようとする。(オチ)
という所です。しかし、このお話は現代では通用しないようです。何故なら現代にはみっつあん信者なるものがいるからです。現代のみっつあんは「新自由主義こわい」と言いながら新自由主義者への投票を何度も何度も誤誘導しています。
三橋貴明の手法
http://ameblo.jp/ponkiti-2013/entry-11904259403.html
三橋貴明氏の支持してきた政治家達
麻生太郎、安倍晋三、赤池まさあき、田母神俊雄
しかし、周りのみっつあん信者は「みっつあんは確かに「新自由主義こわい」と言っているから反新自由主義に違いない!」と頑なに主張しています。何なんでしょうか?「饅頭こわい」の噺を知らないんでしょうか?いや、知らなくても常識で考えればわかるでしょう!
「新自由主義こわい」と言いいながら、新自由主義者への投票を何度も何度も呼びかけるみっつあんは新自由主義者だとみるのは普通の見方だと思いますがねぇ…。
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