皆様こんにちは、エンザキです・

先日、鉄コレ第20弾のバラ売りを見ていたら、可部線仕様が意外と安かったので買ってきました。
個人的にこの形式は初めて板キットを組んだ形式として少し思い入れがあります。実車は見たことが無いんですが(笑)

で、少し調べてみると、このクモハ123-3はカラーリングは問題ないのですが、現在前面に貫通路が設置されており、鉄コレの仕様とは異なってしまっているようでした。バラ売りの安さもそのあたりが理由みたいですね。
加えて実車はトイレ設置工事も実施されたようで、さらに形態が変わっています。(追記)

これを買った理由はもう一つあり、今度作りたいなぁと思っている中小私鉄風レイアウトに合わせるためです。そんなわけで、別に現行仕様にする必要はないなと買った時は別に気にしておりませんでしたが、調べれば調べるほど貫通形にしたくなってきたので今回、その改造を実施してみたいと思います。

改造と言っても、塗装を剥がしてあれやこれやするのは面倒だったので、またなんとか貫通路を取り付けるだけでそれなりに形になりそうというのもあり、あえて塗装を剥がさず、パーツの取り付けと小加工で貫通型に仕上げることとました。





まずは、幌受け側の前面です。そこで利用したのは、GMの103系改造パーツセットに含まれる、105系の前面です。




このように扉だけ切り出しました。




次に、幌付きの側はGMの貫通幌(国電・私鉄用)を基本に、t0.3mmプラシートで扉を表現します(右)。
また、105系の扉は窓が長すぎるので縮小(左)します。




先ほどとは逆の並びですが、左の扉に窓を設け、扉両端にある僅かな段差をt0.1mmで表現します。
右の105系の扉はパテで整えているところです。




さらに、扉裏面は傾斜している123系の窓との隙間を覆うために1mm角棒を台形断面になるよう加工し扉に貼り付けました。また、幌受け側は、裏面をできるだけ削って薄くするとより見栄えがよくなります。




車体側の加工ですが、移設された手すりと、中央下部の足場を取り除きます。また、窓が小さくなる関係で前面窓下の青色を一部黒で塗っておき目立たなくします。

扉は幌以外ホワイト、幌はグレー、窓との隙間埋めは車体の青色に合わせて塗装します。




塗装後、ゴム系接着剤で扉を取り付けます。また、これにより手すりの移設位置が確定したのでそれも細いプラ棒で表現、また貫通扉の取手も同様に取り付けます。渡り板は資料を参考に現物合わせで貼り付けています。




幌受け側です。

いずれも少し塗装が乱れていますのでまたやり直しかなーと思います(現在進行形)が、とりあえず完成です。接着をゴム系にしたのも、そのあたりの事情があります。

パンタは指定のPS16Pに換装、動力は入手待ちです。





今回は、如何に再塗装せずに貫通路を設けられるか、という課題でしたが、少し荒がありますがわりと上手くいったかなぁと思います。
ここまで手をかけると、山陽線などの105系との併結も試してみたくなります……(;´∀`)イカン、沼だ

それではまた。

#113系もゆっくりですが進行してます(笑)次こそは113系で記事を書きたいですね。