ナイン~9回の時間旅行 見終わって感想② | 고마워❤コマウォ 韓国ドラマ

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このドラマは、視聴者の方がどんなふうにでもとってくださいという
開かれた結末。。。ということらしいので、私も勝手に想像させていただきました

ここからは、私のあくまでも勝手な感想ですので
もし読んでくださる方がいらっしゃったら、サラっと読んでくださいね

そのほかの感想は、こちら→見終わって 感想①          12話まで見て感想             7話まで見て感想

 

 

 

 


ドラマって、結末がわからなくても
あと、何話で終わるとか、あと何分で終わるとか
自然と考えながら見てしまうので
あ~~このまま終わらないな、もうひと波乱あるなって
なんとなくわかりますよね

このドラマもそうだったんですけど。。。

最終話だけは、もうすぐ終わるのに~~???
ソヌとミニョンのその後を詳しく描きすぎな気がして
最後どうまとめるの??ってかなり気をもんでいました

 

 

 

 

 

 


ま、けっきょくはラスト1分もない部分で謎が解ける?みたいな終わり方でしたね

それにしても、むずかしかったです

最初、見終わったときはさっぱりわかりませんでした。。。今もですけど(笑)

イニョンの時も、矛盾な点はたくさんありましたけど
ラストは、少なくともふたりの恋は成就して終わりましたから、スッキリ感はありました


実は私は、途中からこのドラマ、タイムスリップというより
パラレルワールドを思い浮かべながら見ていました

過去に戻って、本来起こるべきことを変えてしまった時点で
違う世界が誕生するという考えの方です

脳腫瘍で死ぬ運命のソヌも
ミニョンの叔父になったソヌも
どれも、その時を生きているソヌとして存在している
ある時を境に分岐していく並行する世界があるというパラレルワールド

だから、過去と現在のソヌが1993年で同じ空間に存在できたんではないかなぁと

ただ、このドラマがここまでややこしいのは
イニョンや屋根部屋のように、タイムスリップが何百年も隔てた世界で起きたことではなく
わずか、20年の間だったというところなんだと思います

子孫の代まで時代が過ぎていれば、違う世界になっていても
その世界が本来行くべき世界だったかどうかなんて、わからないですけど
20年だと、一人の人間の人生の中でのことなので
つじつまの合わないことが、いっぱい出てきてしまったんだと思います


では、ラストの私なりの解釈を

最終話のソヌは2012年のソヌを描いているので
タイムスリップする2013年の1年前なんですよね

彼は、ミニョンの言葉から2013年の自分は
タイムスリップした1993年の世界で死んでしまうということを知ります

1993年と2013年以外のソヌが、ここで初めて自分が時間旅行をしていたことを知り
その行為は、してはいけないことだったということを思い出します

だから、最後の最後でお兄さんは、ネパールで倒れたままだった

何もしなかった最初に戻っただけ。。。

で、終わってればすっきりしたと思うんです!!

でも、その時手を差し出した人物がいて、その人は、2032年のソヌだった??
と、いうシーンになって!またまた私の頭はごちゃごちゃに~~

どっちにしろ、ソヌは、再びお香を使って時間旅行をしているということです

 

 

 

 

 


脚本家さんはインタビューで

この話を最初に構想したときに、ソヌという人物を神話のプロメテウス的な人物に決めた

と語っています


プロメテウス~~人間に火をもたらして、その罰として解放されるまで 半永久的な拷問を受けた人物

そう考えると、ソヌは他人の運命を変えたことに対する罰として
半永久的に時間旅行をし続けなければならない罰を背負ってしまったということなのかな


親友のヨンフンに

1993年に2013年から来た俺が死んだ
俺は、そのことをすでに知っているから、避けることはできると思うか?
それとも確定された事実だと思うか?

と、なげかけていたように、2013年のソヌがどうなるのかは
ドラマでは明かされずに終わりました

 

 

 

 

 


ただ、ひとつはっきりしていることは

ネパールでジョンウがソヌによって救われるということ

ソヌは兄を助けるためにお香を20年大切に持っていたのか、とか
それとも、また新しくお香を手に入れたのか、とか
ここでは、そんなことは問題ではなくって

未来のソヌの導きによりきちんと罪を償い、その後りっぱな医師として
生きているはずのジョンウなのに

2012年、けっきょくはネパールで死を迎える状況になっていることが
重要なんではないかなと思いました

そして、2032年になっても、時間旅行をしているソヌを最後に描くことで
過去を変えようとすることが、どんなに愚かで無駄なことなのかということを
伝えたかったのかなと、私はラストを見て感じました

開かれた結末。。。ハッピーエンド・サッドエンド、いろんな解釈ができる結末

それは、作り手の投げっぱなしのエンディングということではなく
自分の満足のいくように終わらせていいという
視聴者に楽しみを与えてくれたエンディングだと思います

~~未来を変えることは、絶対できない~~

という脚本家さんが言いたいことは、きちんと伝わってますから



最後に脚本家さんのインタビュー記事をリンクさせてもらいます

やっぱり、書いた本人さんだけに納得のエンディング解釈です←当たり前!!!

 
 

 

 

ナインを通じて伝えたいメッセージは何か?

最終的に人は一人では生きて行くことはできない

周囲の人々と一緒に作っていってこそ人生は完成する