「へ~。あ、そう。
じゃあ、どこも観光できてないわけ?
あらら。そう。
なんでだろうね~。疲れじゃないの~?
うーん。吐き気か~。
え?あ?ちょっと待って!
・・・妊娠とかではなく?
ああ、生理きたんだったね、そっかそっか。
え?病院?
ああ、行ったら安心するかもね」
以上、2日目の朝、吐き気が直らなかったわたしが
半泣きでかけた国際電話での母親の対応でした。
うそ!!!!!((;°皿°))
全然心配してない(゚Д゚)
前日の夜、ホテルで号泣しながら彼氏に電話をかけた。
彼は一生懸命落ち着いた声を出してくれたけど
かなり心配してくれているのが分かった。本当に。
お母さんにもかけようか迷った。
でも、心配をかけたくなかった。
最後の砦、みたいに、どうしようもなくなったらかけようと思った。
前日ぐっすり寝て、疲れは確実に取れていた。
でもなぜか、吐き気が残った。
病院。行きたくないけど行くしかないのか・・・。
最後の砦に、救いを求めた。
はずだったのだが。
望んでいたような答えをもらえず、
放心状態で電話を切った。
スリランカから日本への国際電話代は1分480円。
お母さんの呑気な声を聞くこと4分。
今ので2000円(((( ;°Д°))))
つか、娘が異国の地から
体調不良を訴え半泣きで電話をしてきた時に
あれだけ心配しないでいることは可能なのか???
いろんな考えが頭を巡った。
どうして全然心配しなかったのだろう。
もともと呑気な人ではあるし
もともとぶっ飛んだ所はあるし
もともと変人ではあるが
どうしてあそこまで心配しなかったのか・・・
もしかして。
わたしの中に1つのアイデアが浮かんだ。
お母さんには全てお見通しで
わたしの性格なんかも分かった上で、ああしてるのかも。
精神的なもので、吐き気がするって分かってて、
一緒になってオロオロしてもしょうがないと思ってるのか。
と、いうことはだよ。
わたしは平気ってことですかねヽ(゜▽、゜)ノ
平気なのに、寝てるなんてモッタイナーイ!
動いてみよ~フワッフワッ!
なぜだか全てが吹っ切れていた。
わたしは試しに窓を開けた。
外にはワクワクする景色が広がっていた。
南国の風を部屋に誘い込み、
なぜか水しかでないシャワーを浴びた。
もしかして。
行けるかも。
バカらしすぎて、笑い泣きしていた。
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