7月2日 肝っ玉母さん。 | りんごのゆくえ。

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*フランスでの日々や旅の感想、ゆるゆる更新*



「へ~。あ、そう。
 じゃあ、どこも観光できてないわけ?
 あらら。そう。
 なんでだろうね~。疲れじゃないの~?
 うーん。吐き気か~。
 え?あ?ちょっと待って!

 ・・・妊娠とかではなく?

 ああ、生理きたんだったね、そっかそっか。
 え?病院?
 ああ、行ったら安心するかもね





以上、2日目の朝、吐き気が直らなかったわたし
半泣きでかけた国際電話での母親の対応でした。














うそ!!!!!((;°皿°))
全然心配してない(゚Д゚)










前日の夜、ホテルで号泣しながら彼氏に電話をかけた。
彼は一生懸命落ち着いた声を出してくれたけど
かなり心配してくれているのが分かった。本当に。

お母さんにもかけようか迷った。
でも、心配をかけたくなかった。
最後の砦、みたいに、どうしようもなくなったらかけようと思った。

前日ぐっすり寝て、疲れは確実に取れていた。
でもなぜか、吐き気が残った。
病院。行きたくないけど行くしかないのか・・・。
最後の砦に、救いを求めた。





はずだったのだが。





望んでいたような答えをもらえず、
放心状態で電話を切った。
スリランカから日本への国際電話代は1分480円。
お母さんの呑気な声を聞くこと4分。
今ので2000円(((( ;°Д°))))



つか、娘が異国の地から
体調不良を訴え半泣きで電話をしてきた時

あれだけ心配しないでいることは可能なのか???





いろんな考えが頭を巡った。


どうして全然心配しなかったのだろう。

もともと呑気な人ではあるし
もともとぶっ飛んだ所はあるし
もともと変人ではあるが


どうしてあそこまで心配しなかったのか・・・






もしかして。






わたしの中に1つのアイデアが浮かんだ。



お母さんには全てお見通しで
わたしの性格なんかも分かった上で、ああしてるのかも。
精神的なもので、吐き気がするって分かってて、
一緒になってオロオロしてもしょうがないと思ってるのか。



と、いうことはだよ。


わたしは平気ってことですかねヽ(゜▽、゜)ノ



平気なのに、寝てるなんてモッタイナーイ!
動いてみよ~フワッフワッ!







なぜだか全てが吹っ切れていた。




わたしは試しに窓を開けた。
外にはワクワクする景色が広がっていた。

$りんごのゆくえ。-なんごく

南国の風を部屋に誘い込み、
なぜか水しかでないシャワーを浴びた。


もしかして。
行けるかも。

バカらしすぎて、笑い泣きしていた。




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