6月30日 福岡からスリランカ。 | りんごのゆくえ。

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*フランスでの日々や旅の感想、ゆるゆる更新*


準備はたぶん、間に合ってなかったと思う。




数日前から早起きして買い出しをし、
前日は11時まで仕事をし、
帰宅してから最後の準備と部屋の片付け。




睡眠時間は3時間くらいでした。




朝8時前に家を出て、福岡空港に向かいます。
預ける荷物もないし、
一応インターネットチェックインは済ましてたんだけど
プリントアウトできなかったし、うまくいったか不安だったので
2時間前には行きたかったのです。
(わたしが予定通りに出れるわけもないが)




勝手に、
地下鉄で国内線ターミナルと国際線ターミナルに分かれてたはず。
と思い込んでいました。
(たしか羽田とかって第1ターミナルと第2ターミナルでモノレールの駅分かれてるよね?
 なぜかあのイメージ。)



でも駅は福岡空港って1つしかない。
(無料バスでターミナル移動しました)




結局1時間半前にはつきました。
チェックインはうまくいってました。
ただネットでログインするだけなんやけどね。


で、まあ難なく飛行機に乗りこむ。
海外行くの三年半ぶりだから何もかも確認作業から始まる。

少しの不安と戦いながら乗っているわたしと裏腹に
シンガポール行きの乗客は、みんな浮かれていた。





特に隣のおっさんは、
最初のドリンクはビール、おつまみのピーナッツをおかわりしまくり4袋たいらげ、
赤ワインを追加で頼み、
完全に浮かれていた。

お昼ごはんの後のデザートのアイスを
ペロリとたいらげるその姿を見た時には、わたしは愛おしさすら覚えていた。






前の若めのカップルは寄り添って寝たり一緒に画面を見てはしゃいだり、

あまりにもわたしの旅行と違うその様子に
羨ましさ余って、にくさ百倍(ひたすら羨ましい)な気持ちだった。

しかも2人はハネムーンでバリに行くことまで分かってしまった。
暇すぎで観察しすぎな件。





シンガポール空港は空港の中の池を鯉が泳いでいたり
ヤシの木があったりして
なんちゅーかバブリー。

りんごのゆくえ。-空港

ヨーロッパからアフリカから、色んな人種の人がいる。
こんなに色んな人種を見たのはいつぶりだろう?
たぶんフランス以来だ、とソワソワする。



まったくもってチキンなわたしは
レートの計算ができずに、何円が何S$(シンガポール$)になるのか分からなくて
不安で何もできずにいた。
しばらく考えても分からなくて、腹が立ってきて
けっきょく5000円を両替したら75.60S$になって返ってきた。
1S$=約0.66円だったようだ。円高バンザイ。


それでも英語がほとんどしゃべれないわたしは
お腹がすいたのにレストランに入るのも怖くて
お店の前のソファーで30分くらいグズグズしていた。


そんなかんじさ。


ずーーーっと、緊張してたんだろうね。









スリランカ行きの飛行機は22時45分の便で、
2時間半の時差はあるものの、23時55分にはスリランカに着く。
だいたい4時間くらい乗ってる計算だ。









なぜか、ほとんど寝れなかった。







明日コロンボ観光だよ。
寝なきゃ疲れが取れないよ。
でも今すでにきついな。
なんだか気分が悪い気がするな。

あー不安だ。
どうしよう。寝たい。
ベッドで寝たい。

そうだ、もういいや。
コロンボまではタクシーで行こう。
コロンボのホテルに泊まろう。目星をつけておけば、きっと泊まれるよ。





その場で地球の歩き方を開き、
コロンボのページをくまなく見た。
高級思考で売っているコロンボに、安宿は少ないらしく
空いてるか不安に思いながら、
わたしはWayfarers Innというゲストハウスの
24時間チェックイン可能、という言葉に惹かれていた。








とりあえず、どうにかなるよね。









祈るような気持ちで、目を閉じた。




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