喫茶マヅラは甘かった。 | 建築マニアクス

喫茶マヅラは甘かった。

「甘い、甘すぎるよ小沢さん」といえば、お笑いブームの中継ぎ4番手くらい、阪神でたとえると桟原投手(それはほめすぎか)くらいのポジションを固める、日本のお笑い好きのみならず、安達祐実とのデキ婚で日本中をぽかーんとさせたのはスピードワゴンの井戸田さんですが、まあそれはどうでもいいんです。喫茶マヅラは甘かったのです。

大阪駅前第一ビルにあるTea Room マヅラに行ってきたんですよ。

ぽむ吉のようなディープな街マニアには超有名なお店ですけれでも、知らない方の為に一応説明しておくと、大阪駅前第一ビルが出来た当時(昭和45年)から続く喫茶店です。カフェではありません。喫茶店(笑)
昭和モダンな気分を味わいたいならば文句なしにココです。喫茶大大阪さんのように努力や工夫をこらして当時の雰囲気を再現しているのではなく、おそらく開店からほぼそのまま現在まで営業しているのですよ。うーん、リアル昭和ですな。




まあ、なんていうか入り口の人形からして怪しいんですが、ぽむ吉的にはさいこーです。

でもって店内の構成なのですが、中央が円形のとなっており、椅子が内向きにぐるりと並んでいます。
行ったことないですが、おねーちゃんとお酒が飲めるところのようなラウンジ空間みたいです。でもってその周りを取り囲むように普通のテーブル席が並んでいます。丸を意識した空間構成といえばわかり易いでしょうか?以前雑誌で、宇宙をイメージしたとか読んだことがあるような気もします。
確かに昭和45年は相当にモダンだったのでしょうね。しかし今となってはなんともいえないレトロ感ばっちりで、ぽむ吉のような一部のディープな人間を惹きつけて止まない空間となっているわけですな。

土曜の昼下がりでしたが店内はご覧のとおり空いていました。年配の方が多かったですね。ぽむ吉は若干浮いていたように思います(笑)

BGMはやや大きめで、どこにでもかかっていそうなインストルメンタルな曲でした。普通だったのでぽむ吉的にはマイナス(笑)

でもって、歩き疲れたし、暑い日だったんでアイスコーヒーを注文したんですけどね。
後で確認したら、確かにアイスコーヒーとミルクのみを持ってきてくれていたわけなんですが、、、




「あ、甘すぎる。。。でもってぬるい。」

標準仕様ですでに甘いんですよ。それもかなり。そりゃ砂糖つけないわ(苦笑)
ブラックコーヒーしか飲めないぽむ吉さんにとってはつらい甘さです。そして氷が入れてあるものの、液体はぬるい。

溶けて冷たくなるのを待とう、、でもって甘さを薄めるためにミルクを入れよう。。
と切なくなりながらコーヒー牛乳のようになったアイスコーヒーを飲んだわけですが、あれ絶対業務用でパックで売ってる「めい○く」あたりの加糖アイスコーヒーだわ。間違いない。

てなカンジでレトロ感および場末感を十分味わうことが出来ましたが、アイスコーヒーの甘さにしばらく気持ち悪くなったりしましたとさ。

おしまい。