CT検査の結果② | 旦那さんは天国に単身赴任中

旦那さんは天国に単身赴任中

ドライブ好きな旦那さんとワンコのお出かけや家族の日常を書いていたのですが…
2017年1月4日に旦那さんが肺がんであることがわかり、しかもステージ4。そして、たった9ヶ月で旅立ってしまいました。
時々、涙する事もあるけど、明るく楽しく元気に生きてます。

さっきは帰宅して、まだ動揺しているうちに書いてしまったので、もう少し詳しく書こうと思います。

 

 

CT検査が終わり診察室に呼ばれると、モニターに結果が写し出されていました。

 

説明を受けながら少しずつ映像が移動していくのを見ていました。

 

約一か月前に撮った映像と並べて比較しながら…

 

所々、私が見てもはっきりわかるくらい大きくなっている物や、一か月前には無かった所にできていたり、明らかに進行しているのがわかりました。

 

Dr「副作用はどうでしたか?」

 

旦那さん「あまり、ありませんでした」

 

Dr「そっか…副作用が無かったのは良かったけど…残念ながら効果が見えませんね。

ちょっと待って下さいね」

 

しばらく「う~ん…」と言いながら、パソコンのカルテを見て悩んでました。

 

私「他に何かアプローチの仕方ありませんか?」

 

Dr「今までの肺炎や、心臓の負担や副作用の反応を見ると薬が限られてしまうんですよね…

選択肢としては…止めるか、肺炎を覚悟して点滴で抗がん剤を打つか…もう1コースTS-1をやるか…

 

私「肺炎は怖いから(点滴は)ヤダよねはてな

 

旦那さん「うん、いやだ」

 

Dr「じゃあ、もう1度だけTS-1をやってみましょう。

それで、2週間後にお会いしましょう」

 

 

先月、TS-1を始める時、主治医は無治療をすすめたかったんだと思います。

 

でも優しい方なので、強くは言えなくてTS-1を提案してくれたんだと感じました。

 

そして、今日も…

 

 

会計を待ってる間、旦那さんの目が赤く潤んでました。

 

 

帰りの車の中で、長男がセカンドオピニオンについて聞きました。

 

長男「オトンはどうしたい?」

 

旦那さん「わからない…でも、どこに行っても同じだろ…

 

私「次の診察までに考えよう」でこの話は終わりました。

 

 

夜、旦那さんが寝てから長男と二人で話し合ってセカンドオピニオンはやらないことにしました。

 

長男「飯も食えてるし、話したり笑ったりも前より増えたし、オトンは無治療になっても長く生きられるタイプだと思うよ」

 

私「そうだよね、今日も落ち着いてたし。

セカンドオピニオンに言ってダメ押しされたらキツイもんね。」

 

「進行して介護が必要になった時も、最後まで家で看たい」という気持ちも長男も同じでした泣き3嬉

 

これで気持ちが落ち着きました。

 

このまま、淡々と穏やかに過ごそうと決めました。

 

旦那さんの気持ちは確認できてないけど、たぶん同じだと思います。

 

でも、やっぱり効果がでて少しでも長く現状維持ができたらいいな。

神様お願いします祈る