さまざまな申請について | 肺がんと向き合う

肺がんと向き合う

2011年8月、父が癌であることがわかり、
それと向き合うために、いろいろ奔走する内容を
アップしていこうと思っています。

本当にいろいろな制度がある日本


何も知らないで、申請しないと


せっかく準備されているシステムを利用することなく


すべて自分負担で対応することになってしまいます。


そんな申請関係をちょっと調べてみました。


・傷病手当金制度

 会社勤めで病気やケガなどの療養のため仕事を4日以上休み、

 給料が減給されたり支給されなくなった場合、休業1日につき標準報酬日額の6割が支給される制度


 父の場合は定年退職し、嘱託社員として働いていて、保険は国民健康保険だったので

 対象でありませんでした。


・障害者年金

 若い人でも年金加入者が、病気やケガで障害が残ったときに受取れる年金


 この制度についても、父はちょうど65歳になっており、

 老齢年金を得ている対象ではありませんでした。

・介護保険認定

 主治医の先生に意見書を書いていただき、市役所などに申請し要介護、要支援などが

 認定されれば、ケアマネージャーが決定し、住宅改修・介護用品購入などの補助が受けれます。


 父の場合は入退院を繰り返して、治療をしていたので認定がおりませんでしたが、

 家からの通院に変わったので2012年1月に認定がされました。

 これにより、家に手すり、段差解消などの工事及びケアグッツの購入などが

 1割負担で出来るようになりました。

 やはりケアマネージャが決定して、介護プランを作成して頂けるのが一番大きいと思います。


・医療費控除

 確定申告の時に申請を行うと、一定の金額の所得控除を受けることができます。

 

 父の場合は、保険で医療費の返還があったので、確定申告時に申請しましたが

 あまり所得控除を受けることはありませんでした。

 ですが、次年度の事も考慮すると申請しておいても損はないと思います。


・障害者手帳

 これについては、申請するべきか?

 どうも障害者というのが、聞こえが悪く、父にも説明がしにくいので

 悩みましたが、保留しました。

 実際に取得できるかも不明な状況ですが利点はあると思います。


・失業保険

 通常の退職であれば、申請をしようと思いましたが、

 定年退職し、嘱託として働き始めたばかりで

 受給要件に満たしていなかったので申請は出来ませんでした。


という具合に、すこし調べただけでも


これだけの事が目白押しで


正直、独り身で病気になった場合は


すべて自分で出来るのだろうか?


と疑問に思ってしまいました。


こういう事を何か一か所で出来れば本当に良いのになぁ~