抗がん剤という言葉も
良く聞くけど、実際はどのようなものがあるのだろ?
素人なりに理解した点としては
抗がん剤としては
2種類あり、点滴タイプ(殺細胞性抗がん剤)と
服用する内服タイプ(分子標的治療薬)があるという。
父の場合は
まず点滴タイプで、治療を始め、同じ点滴を2クール(2か月)×2回を
試してみた結果、あまり効果が出なかったので、錠剤タイプに変更となりました。
なぜ効果が出なかったかという説明を受けたのですが、
肺には一定の効果があった模様ですが、
骨の部分には効果がなく、癌細胞が増大しているという事でした。
その説明で、1番理解できたのは、抗がん剤は
血液に乗って、体に浸透するので骨には
効果が出にくいという内容でした。
それで、骨の部分には放射線を20回ほど
当てて、直接的に癌を退治するという方法を取ったのですが
それも効果は薄かった模様です。
そして、抗がん剤の気になる点としては
副作用です。
その副作用の前に、理解した内容としては
良い細胞は、新たに生まれて一定期間を経て死滅するという事ですが
癌細胞については、死滅する事はなく、増大していくだけだというのです。
なので、抗がん剤を使って、癌細胞を叩くのですが、
その時に、良い細胞に対しても、攻撃を加えてしまうので
体が弱ったり、副作用がでて脱毛が進んだり、吐き気が起こったりするみたいです。
現在は、内服のタルセバという薬になっており、
点滴に比べると副作用が少ないように感じていますが、
この薬も当初は副作用の無い、夢の薬といわれていたみたいですが、
実際は副作用があり、飲み始めのころに大きなアレルギーがでて
5%程度の人には危険な症状がでてしまうとのことです。
痛みがなく少しでも有意義な時間を作るために
この抗がん剤とは付き合っていかないと
いけないのですが、リスクなどを考えると
一切飲まなかった方が良かったのではないかと
思ってしまう時もあります。
しかし、主治医の先生と話、信用していこうと決めたので
現在は、迷ってはいません。
父の場合は
カルボプラチン、アムリタ 2コース(2011/9、2011/10)
カルボプラチン、パクリタキセル 2コース(2011/11、2011/12)
タルセバ(2012/1からスタート)
という内容で治療を進めています。
2011/12から骨での増大を止めるためにゾメタという薬も使い始めました。