「俺、あの人と知り合いなんだ」
「俺、どこどこの誰々と知り合いなんだよね」
と、ある程度社会的に立場のある人と自分は知り合いなんだということをアピールする人って、けっこういます。
本人は、「俺はそんな人と繋がりがあるんだぜ~(だから俺も凄い)」と、
自慢のつもりのようですが、聞いていてかっこ悪いです。
確かに「何を知っているか」ではなく、「誰を知っているか」は重要なことだと思います。
でも、もっと重要なのは「自分はどんな人間であるか」だと思います。
人との出会いは必然であり、意味があることです。
中にはチャンスをもたらしてくれたり、運命を変える出会いもあると思います。
しかし、その時にそれを活かせるかどうかは自分次第なのです。
その人に自分はいったい何ができるのか、と「与える」ことを考えるマインドと、その人と知り合いになっておいたら何かと得だと「貰う」ことばかり考えるマインド。
いったい、どちらのマインドの人が将来の成功を手に入れることができると思いますか?
そもそも出会いは自分の現在、立っている位置で決まります。
例えば、類は友を呼ぶということわざがあるように、競争心があれば同じ性質の人を引き寄せ出会うことになるでしょう。そしてますます競争の世界にどっぷり浸かっていくことになる。
ですから、誰に出会うか、誰を知ってるかではなく、誰かと出会う自分がどんな人間であるかが重要なのです。
恋人のいない人が、条件のよい交際相手を探してるケースは多いけど、そのために自分を磨いている人は少ないですよね。
良い相手を見つけたかったら、やっぱりまず自分に目を向けるべきだと思います。
未来の「素晴らしい出会い」に備えて、その出会いを活かせるような自分になることが大切だと思います。