電気圧力鍋の保温機能で作りました。
保温スイッチ押すだけ!
ワンダーシェフ社のe-wonder電気圧力鍋の保温温度は、60~80度
これを利用して、保温スイッチをポチっと押すだけ。
たんぱく質が凝固しはじめて水分を分離し始める温度帯(63~68℃)を急激に過ぎてしまうと、急速に収縮し 水分がたくさん失われて ジューシーさがなくなる。
余熱や、保温を利用して しっとり柔らかに仕上げる鶏ハムは、この科学論理に基づいたお料理なんですね。
と言う事なので、急に熱湯にちゃぽんとするわけでなく、
鶏肉と水を入れて保温スイッチを押すのみ
こんな簡単な方法で、いいんでしょうか。でも、理に適ってるでしょ。
こんな調理方法も可能と言う事で・・・
ちなみに、切り方から、美味しく感じる塩分濃度、たんぱく質の凝固と温度の関係などなど、"料理は科学" 的な本なら、水島弘史シェフの本がおすすめ。
コラムなら、こういうのがあります。
![メモ](https://emoji.ameba.jp/img/user/bi/birthday2008/609480.gif)
下味は、甘みと塩加減から、砂糖と塩レモン(レモンソルト)を使用。
塩レモンを使うことで、塩だけを使った時よりも、レモンの 爽やかな香りと酸味が 鶏ハムにうつります。塩レモンの塩の部分か、レモンの果汁の部分か、どちらー!?というと非常にあいまいなのですが、ミキサーで撹拌したものを使用しました。
各ご家庭によって、塩分濃度は違うと思うので、調整してください。
鶏ハムに、相性ぴったりだと思います。
塩レモン(レモンソルト)のレシピは
![ごはん](https://emoji.ameba.jp/img/user/am/ameblo-car/3887620.gif)
長期熟成したかったので、一般的なものよりも塩が多めです。
国産レモンは、
![お店](https://emoji.ameba.jp/img/user/ko/koyuringo/2251170.gif)
写真で、工程を説明すると。
まず、皮や脂を取り除いた鶏むね肉をたたいて伸ばし、砂糖と塩レモンペーストをもみこんで1晩おきます。
乾燥しないように、ラップに包んだりしてください。
空気をぬくようにきれいに丸め、ラップでキャンディ型にします。
ラップで包まなくても作れるのですが、どんどん味が抜けていくので、こうやって作る方が美味しいと思います。
なくてもいいのですが、タコ糸を使うと、形もきれいに仕上がります。
あとは、e-wonder電気圧力鍋に 鶏むね肉を入れて、かぶるくらいの水を入れます。
蓋をセットして、保温スイッチを押すだけ。
厚生労働省の、食肉の加熱にまつわる指針は
「中心部を63度で30分」もしくは「75度で1分加熱」です。
何分で何℃くらいになっているかのグラフは、こちらの記事を参考にしてください。
60分後スイッチを切って、そのまま放置します。
冷めてから、切るだけです。
しっとり柔らか。
冷蔵庫でしっかり冷やしてから切る方が、切りやすいです。
スイッチ1つで作る 鶏ハム(塩レモン味)
≪電気圧力鍋使用 材料:鶏むね肉2枚分≫
・鶏むね肉-----2枚
・砂糖-----小さじ2
・レモン塩ペースト-----小さじ2
・粗びきコショウ-----適量
鶏むね肉は、皮・脂を取り除き、たたいてのばす。
砂糖・レモン塩ペースト(1枚に対して、砂糖・レモン塩ペースト各小さじ1ずつ)をもみこみ1晩ねかす。
ラップでキャンディ型に巻き、タコ糸で結ぶ。
電気圧力鍋に、
を入れ、かぶるくらいの水を加えて、蓋をセットする。
保温スイッチを押し、60分経つとスイッチを切って 蓋をしたまま放置し冷ます。
ラップで包まないと味が薄くなります。
取り出せる温度になるまで、しっかり冷ましてください。
冷蔵庫で冷やしてからの方が、切り分けやすいです。
冷やしても、しっとりとやわらかいです。
保温温度は60~80度あたりをいったりきたりなので、必ずしも中まで火が通るとは限りません。
その場合は鶏肉の大きさ、水温など調整して、時間を長くとる等 工夫してください。
(今回、この 保温60分&蓋をしたまま放置で 中まで火が通ってました)
一緒に、ワンダーシェフ社の電気圧力鍋モニターをさせてもらってる hinatunちゃんと、保温温度って、60~80度だったよねぇ・・・じゃ、保温機能でも調理できるよね
ってアイデアがわいて盛り上がってます。
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