こんにちは。
羊毛造形のポエジア UTTAです。

今年の夏が忙しかったせいなのか、年をとったからなのか、あれ?もう9月ですよみなさん。
早くない?
昨年末に会社勤めを終えて以来、モットーである「きた話は断らない」「とりあえず請ける」のスタンスを貫きつつ、今日までやってきました。
なんとなく何かと戦いながらきたような気がしています。
何と戦ったかといえば、たぶんそれは去年までの自分……かな?
会社の仕事は楽しくて、もしも可能ならずっと続いてもいいと思うほどでしたが、それは当初からの契約で叶わないこと、その楽しかった仕事を超えるくらいの楽しさを、今のこのポエジアの仕事に感じてやろう、という意気込みというか、意地のようなものがあったと思います。
実際、今日まで試行錯誤、右往左往、右の壁にぶつかったら勢いで左の壁に突進するような毎日です。
その中で何か、今よりもっとよくなるには、作家として進化するにはコレ、という決定的な指針みたいなものが欲しいと足掻いているのが現状です。
ヒントが欲しくて「雑貨の仕事塾」のマツド先生やほかの雑貨作家さんたちのやり方を勉強したりもしています。

今まで考え続けてきたことに「メモリードッグ」なのか「それ以外の羊毛小物」なのか、どっちを頑張るのかというのがありました。
なぜか、どちらか一つを選ばなければならないように思い込んでいて、いくら考えても答えが出ないままでした。それは作品の趣旨が違いすぎるから……。
でも、気づきました。

メモリードッグをお客様にお届けするときのポエジアとしての気持ち。
「大好きな愛するペットとの思い出」「あの子に出会えてよかったという気持ち」を、ペットの可愛らしさだけでなく、飼い主であるお客様の姿や心をも映し、大切な時間を宝物に変えたい。
いさばのマトリョーシカっちゃやテトラポット、ほやなどのストラップや置物をお客様にお届けするときのポエジアとしての気持ち。
誰かに見せたい!教えたい!これらを見て大事な人と一緒に笑いたい、と思ってもらえるような面白さ、離れたふるさとのことを誰かに教えるとき、ポイントとして持って行ってもらえるようなモチーフ、「八戸おもしろいよ、だから八戸に行こうよ」のきっかけに。
ふたつのポエジアが、お客様にお届けしたいものはやっぱり笑顔なんです。

あなたにいつも笑っていてほしいから、メモリードッグもホヤのストラップも作ります。
これからもポエジアの作品をよろしくお願いします!