モントロ・スペイン財務相「スペインは非常に危険な状況にある」 | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
(゚ω゚)期待で買って、現実で売る。砂上の楼閣。

ユーロ・円:100円超え、ダウ100ドル高
[欧米市場の為替相場動向]
*23:27JST ユーロ・円:100円超え、ダウ100ドル高
ユーロ・円は100円10銭まで上昇し、日中高値を更新した。ギリシャやスペインへの
懸念は根強いもののギリシャの緊縮策の緩和期待、26-27日に予定されている欧州連
合(EU)首脳会議で何らかの措置が発表されるとの期待、きょうからあすにかけて開
催される連邦公開市場委員会(FOMC)で追加緩和が発表されるとの期待にリスク志向
の円売りが加速した。
ダウ平均株価は100ドル高で推移(米国東部時間午前10時20分)


2012年 06月 19日 21:30 JST
米5月住宅着工件数は70.8万件、予想より弱いほか
 米5月住宅着工件数は70.8万件となり、市場予想の72.2万件より弱い結果となった。
 また、同建設許可件数は78.0万件となり、市場予想の73.0万件より強い結果となった。

加4月卸売売上高は+1.5%、予想より強い
 加4月卸売売上高は+1.5%となり、市場予想の+0.2%より強い結果となった。


ユーロ・ドル:中東の買いVS外貨準備調整の売り
[欧米市場の為替相場動向]
*20:55JST ユーロ・ドル:中東の買いVS外貨準備調整の売り
19日のロンドン外為市場では、ドル・円は、78円88銭から78円95銭で推移した。
ユーロ・ドルは、スペインの銀行監査の詳細な結果公表が9月に延期されたこと、
ギリシャ指導者が救済合意の緊縮策再交渉でグループを設立したことなどを受けて
1.2569ドルまで下落後、中東筋の買いで1.2630ドルまで反発した。ユーロ・円も、99円20銭まで
下落後、99円66銭まで反発した。
 ポンド・ドルは、英国5月のインフレ率低下を受けて1.5620ドルまで下落後、
1.5685ドルまで反発した。ドル・スイスは0.9509フランから0.9555フランで推移した。
[経済指標]
・英・5月消費者物価指数:前月比-0.1%、前年比+2.8%(前年比予想:+3.0%、4月+3.0%)
・英・5月小売物価指数:前月比変わらず、前年比+3.1%(前年比予想:+3.3%、4月+3.5%)
・独・6月ZEW景況感調査(現況指数):33.2(予想:39.0、5月44.1)
・独・6月ZEW景況感調査(景気期待指数):-16.9(予想:4.0、5月10.8)
・ユーロ圏・4月建設支出:前月比-2.7%(3月+11.4%)
・ユーロ圏・6月ZEW景況感調査:-20.1(5月:-2.4)
・南ア・1-3月期非農業部門雇用者数:前期比+0.1%、前年比+1.1%(10-12月期:前期比+0.3%/前年比+1.6%)
[要人発言]
・スペイン中銀関係者
「スペインの銀行に関する第1回監査、6月21日までの予定で変わらず」
「スペインの銀行に関する第2回監査、発表を7月31日から9月に延期」
・ギリシャ指導者
「救済合意の緊縮策再交渉でグループ設立」
・クベリス・ギリシャ民主左派党党首
「各党党首は、ギリシャ支援策を巡り依然として共通認識を得られておらず、今週後
半までに連立協議は合意に達しない」
・独連邦憲法裁判所
「政府は議会に欧州安定メカニズム(ESM)ついて十分説明していない」
・ユーロ圏高官
「ギリシャ支援策を詳細面で一部調整する可能性あるが、債務持続性と構造改革が主要目標」
・米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)幹部
「スペインの長期格付け、引き下げは回避不能ではない」


2012年 06月 19日 18:36 JST
EU高官「ギリシャ支援要件の変更の可能性も」
EU高官
「ギリシャの支援要件の変更の可能性も」
「スペインの正式な救済要請はストレステストの後だろう」


ユーロ圏6月ZEW景気期待指数は-20.1、前月より弱い
 ユーロ圏6月ZEW景気期待指数は-20.1となり、前月の-2.4より弱い結果となった。

ユーロ圏4月建設支出は-2.7%、前月より弱い
 ユーロ圏4月建設支出は-2.7%となり、前月の+11.4%(+12.4%から修正)より弱い結果となった。


スペイン第2回銀行監査、発表延期でユーロ下落 
[欧米市場の為替相場動向]
*17:14JST スペイン第2回銀行監査、発表延期でユーロ下落 
 ユーロ・ドルは、スペインの銀行に関する第2回監査の発表が7月31日から9月に延
期されたことで1.2569ドルまで下落。
 
ユーロ・円も99円20銭まで下落。 
【要人発言】
・スペイン中銀関係者
「スペインの銀行に関する第1回監査、6月21日までの予定で変わらず」
「スペインの銀行に関する第2回監査、発表を7月31日から9月に延期」


http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE85I04M20120619
ドル79円付近、ユーロ買い戻しも上値重い
2012年 06月 19日 15:27 JST
6月19日、午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル安/円高の79円付近。昨年8月撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao)
円高は日本経済の下振れ要因、欧州は市場が納得する行動を=財務相
[東京 19日 ロイター] 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル安/円高の79円付近。手掛かり材料に欠ける中で、方向感に乏しい動きとなった。ユーロ/ドルは前日に下げた反動で買い戻されたが、上値を追うほどの勢いはなかった。
ドル/円は78.93─79.13円で取引された。「だんだん戻らなくなってきている」(外銀)との指摘がある中で、下値リスクが意識されている。「欧州不安が根強い中で、クロス円のサポートを得られないとドル/円の上昇は難しい」(外為アナリスト)という。
メキシコのロスカボスで18日開幕した20カ国・地域(G20)首脳会議は、閉幕時に採択する声明で欧州の銀行システムや財政の統合強化に向けた措置に支持を表明する。ロイターが入手した声明草案で明らかになった。為替に関して、G20首脳らは「為替レートの不均衡の常態化や通貨切り下げ競争の回避、市場原理に基づく為替制度とファンダメンタルズを反映した為替の柔軟性に向けて、一段と迅速に行動する」と明言した。
ユーロ/ドルは1.26ドルを挟んだレンジで取引された。前日に下げた反動で買い戻されたが、上値を追うほどの勢いはなかった。市場は、欧州の銀行セクターに対する懸念から、戻り売りのスタンスを維持している。
スペイン中央銀行の18日の発表によると、国内金融機関の4月の融資残高に対する不良債権比率は8.72%と、1994年4月以来の高水準となった。3月は8.37%だった。返済が遅延している融資は3月から47億ユーロ(59億ドル)増加し、1530億ユーロとなった。
こうした中、市場では欧州中央銀行(ECB)が半年以内に3年物資金供給オペを実施するとの見方が広がっている。
ロイターがトレーダーを対象に実施した調査では、トレーダー25人中、向こう6カ月に3年物オペが実施されると予想したのは13人にのぼった。5月時点では25人中10人だった。4月調査では、トレーダー26人全員が3回目のオペ実施はないと予想していた。
もっとも、市場では「国債買い入れと3年物オペをセットでしたとしても、効果は限られるだろう。借り入れコストの低下で一時的にスペイン国債利回りは低下するかもしれないが、ユーロ共同債の導入やその先にある財政統合の道筋が示されなければ焼け石に水で一過性の動きにとどまる可能性が高い」(外資系証券)と冷めた声が出ていた。
(ロイターニュース 志田義寧)



2012年 06月 19日 15:13 JST
ユーロ LDNイメトレ
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 昨日からスペイン債への売りが一段と強まっており、2年債も危険水域である6%台に迫りつつある。昨日からG20首脳会議が行われているなか、スペイン懸念が高まっていることについて緊急協議が行われるなど、各国首脳レベルでも緊迫感が増している。スペイン財務相も同国が危険な状況に置かれているとの認識を繰り返し述べており、対応が遅れるなら市場参加者の懸念は膨らむばかりだろう。また、G20首脳会議の声明文に大きな期待が寄せられているかと言えば、そうともいえず、感染拡大に歯止めをかける有効な方策が見つからない現状もある。このところユーロ圏の要人からは銀行同盟、財政同盟などといった言葉がよく聞かれるものの、中身の乏しい言葉だけがひとり歩きしている感もまだあり、ユーロ安の流れが反転する兆しはあまり見えない。
・想定レンジ上限
 →対ドルは、1.26ドル半ばから断続的に売りが並んでいるとの観測があり、戻りを試すとしても1.27ドル台に達するような勢いはつきにくいと思われる。対円は4月以降の下降トレンドラインが位置する100.32円。
・想定レンジ下限
 →対ドルは、1.2553ドルが目先の下値めど。6月1日以降の反発局面における上昇トレンドラインが位置している。1.2528ドルに21日移動平均線もあるが、いまだ下向きであり、サポート力は弱そうだ。対円では、6月8日安値の98.55円が下値めどか。6月1日からの反発が一巡した後のレンジ下限であり、この水準を下抜けてくると売りが加速しやすい。


20120619_QE3延長無しならばNYDOW失望1000ドル下落


http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/news/post_22335/
ギリシャ 連立政権へ協議開始 6月19日

http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/news/post_22337/
スペイン国債利回り7.3%突破 6月19日

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http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE85I02020120619
ドル79円付近で上値重い、ユーロは戻り売りスタンス
2012年 06月 19日 12:29 JST
6月19日、東京外為市場正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ若干ドル安の79円付近。都内で2009年11月撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao)
欧州危機は予断許さず、市場の姿勢変化を中心に注視=古川経財相

[東京 19日 ロイター] 東京外為市場正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ若干ドル安の79円付近。ドルは対円で上値の重さが目立っている。一方、市場は欧州の銀行セクターに対する懸念からユーロ/ドルで戻り売りのスタンスを維持しているため、対ユーロでドルは底堅さを保っている。
ドル/円は「だんだん戻らなくなってきている」(外銀)と反発力が次第に弱まるなか、下値リスクを意識せざるを得ない展開だとされ、「欧州不安が根強い中で、クロス円のサポートを得られないとドル/円の上昇は難しい」(外為アナリスト)との意見も出ていた。
メキシコのロスカボスで開幕した20カ国・地域(G20)首脳会議の声明草案の為替に関連する記述は「市場原理に基づく為替制度やファンダメンタルズに基づく為替の柔軟性に向け一段と迅速に行動すること」や「為替レートの根強い不整合を回避し切り下げ競争を控えること」を再確認した。
また、声明草案は「金融フローの過度のボラティリティーと為替レートの無秩序な動きは、経済・金融の安定に悪影響を及ぼしている」との判断を示した。
ユーロは1.26ドルを挟んだ狭いレンジでの取引に終始。一部の投機筋は前週1.2500ドル以下でユーロを売り過ぎたもようだが、その買い戻しも一巡し、前日から戻り売りが優勢となっている。ユーロ/円は99円半ばで方向感に乏しい。
市場ではスペインの銀行に対する懸念が根強く、ユーロの重しになっているという。スペイン中央銀行の18日の発表によると、国内金融機関の4月の融資残高に対する不良債権比率は8.72%と、1994年4月以来の高水準となった。3月は8.37%だった。返済が遅延している融資は3月から47億ユーロ(59億ドル)増加し、1530億ユーロとなった。
欧州委員会のバローゾ委員長は18日、欧州は各国政府が経営難に陥った銀行の資本再編を行えるよう、政府に融資するのではなく、銀行に直接支援を提供する方法を見つけ出す必要があるとの見解を示した。
(ロイターニュース 森佳子)


(*´∀`)14時過ぎて99.60に迫ったら売りで良いのでは? 日足は下を向いている。。
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2012.06.19 10:59JST
野田首相「投機筋主導の円高が進んでいる」
野田首相
「投機筋主導の円高が進んでいる」
※G20で表明


2012.06.19 10:11JST
日足テクニカル・ドル円=終値で基準線を超えられるか
 上影陽線引け。下押しする場面を挟みながらも79円台を中心に推移した。しかし一目均衡表・基準線79.11円を上回る水準ではいったん上値が抑えられている。
 本日の焦点は、終値で基準線を越えることができるかどうか。転換線が基準線を上回ってきた点は、その可能性を示唆しているが、79.20円前後へ低下している21日移動平均線は引き続き重し。目先のすう勢を示す5日線も79.16円前後へ低下していることから、すっきりと水準を上げきれない可能性がある。
レジスタンス②  79.75(6/13高値)
レジスタンス①  79.31(6/18高値)
前日終値     79.11
サポート①     78.76(200日移動平均線)


【規制中】市況2ユーロ円避難所part35【避難所生活】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/business/13419/1340013994/106
106 名前:(*´∀`)先週と同じならば、[] 投稿日:2012/06/19(火) 09:46:38 ID:OJC6xP0s0
16:30 売り
23:20 買い



本日のスケジュール

[要人発言・経済指標]
*06:16JST 本日のスケジュール
<国内>
・08:30 閣議後、閣僚会見予定
・11:00 藤村官房長官、定例記者会見
・14:00 4月景気動向指数改定(月改定、内閣府発表)
・16:00 藤村官房長官、定例記者会見
・14:00 景気動向指数(速報: 先行指数95.1、一致指数96.5)
<海外>
・10:30 豪準備銀行6月定例理事会議事要旨公表
・15:45 仏・6月企業景況感指数(予想:92、5月93)
・17:30 英・5月消費者物価指数(前年比予想:+3.0%、4月+3.0%)
・17:30 英・5月小売物価指数(前年比予想:+3.3%、4月+3.5%)
・18:00 独・6月ZEW景況感調査(予想:39.0、5月44.1)
・18:00 ユーロ圏・4月建設支出(3月:前月比+12.4%)
・18:00 ユーロ圏・6月ZEW景況感調査(5月:-2.4))
・18:30 南ア・1-3月期非農業部門雇用者数(10-12月期:前期比+0.3%)
・21:30 米・5月住宅着工件数(予想:72万戸、4月71.7万戸)
・21:30 米・5月住宅建設許可件数(予想:73万戸、4月72.3万戸)


NY市場動向(取引終了):ダウ終値25.35ドル安、原油先物0.76ドル安

[ニューヨーク為替市場アップデート]
*06:21JST NY市場動向(取引終了):ダウ終値25.35ドル安、原油先物0.76ドル安
【 米国株式 】         前日比    高値   安値 ↑ / ↓
*ダウ30種平均 12741.82 -25.35 -0.20% 12781.93 12696.18 11 19
*ナスダック 2895.33 +22.53 +0.78% 2903.03 2853.86 1147 1190
*S&P500 1344.78 +1.94 +0.14% 1348.22 1334.46 299 195

*SOX指数 380.55 +5.40 +1.44%
*CME225先物 8690 大証比 -40 -0.46%

【 為替 】           前日比    高値   安値
*ドル・円 79.11 +0.38 +0.48% 79.31 78.86
*ユーロ・ドル 1.2573 -0.0066 -0.52% 1.2684 1.2557
*ユーロ・円 99.47 -0.03 -0.03% 100.53 99.13
*ドル指数 81.98 +0.35 +0.43% 82.07 81.16

【 債券 】         前日比      高値   安値
* 2年債利回り 0.28 +0.01      0.29 0.28
*10年債利回り 1.57 -0.01      1.60 1.56
*30年債利回り 2.66 -0.02      2.70 2.65
*日米金利差  0.73 +0.01

【 商品/先物 】        前日比    高値   安値
*原油先物 83.27 -0.76 -0.90% 83.87 82.04
*金先物 1627.0 -1.1 -0.07% 1630.90 1613.50
*銅先物 340.3 +1.3 +0.35% 340.3 339.6
*CRB商品指数 273.62 +1.39 +0.51% 273.81 270.24

【 欧州株式 】         前日比    高値   安値 ↑ / ↓
*英FT100   5491.09 +12.28 +0.22% 5555.32 5461.08 69 33
*独DAX    6248.20 +18.79 +0.30% 6316.14 6221.87 20 10
*仏CAC40   3066.19 -21.43 -0.69% 3129.29 3054.38 19 20




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ECB、7月利下げ観測強まる

[ニューヨーク市場の視点]
*05:23JST ECB、7月利下げ観測強まる
 スペイン中央銀行の発表によると4月分の国内金融機関の不良債権の割合は銀行融
資総額の8.72%と、3月の8.37%から上昇し、1994年以来で最高となった。

きょう18日付けEl Confidencial紙は、独立監査でスペインの銀行セクターの必要資
本が最大で1500億ユーロに達することが明らかになる可能性があると指摘。この規模
はユーロ圏財務相らが決定した支援規模である最大で1000億ユーロを上回る。

スペインは今週中にも監査が終了し、正式に銀行増強のために欧州連合(EU)に支援
を要請すると見られている。

きょうの欧州債券市場でスペイン国債は続落。10年債利回りが危険水準である7%を
超えて7.28%まで上昇、ユーロ導入来で最高となったことを嫌気した。7%を超える
と、市場からの資金調達が困難となり、欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)など
の国際支援が必要となると見られている。

バローゾ欧州委員会委員長はきょうの会見で「EUはスペインから銀行支援の正式な要
請を予想している」とし、「ユーログループでスペインの銀行支援に関する協議し
た」と延べたほか、スペインへの支援はあくまでも銀行に焦点をあてたものとし、本
格的な支援は検討しないことを強調し、市場の思惑を否定した。

スペイン国債が危険水準である7%前後で推移しているにもかかわらず、各国政府の
対応が重要と主張する欧州中央銀行(ECB)は依然として国債購入に踏み切る様相は
ない。

ギリシャも、再選挙で緊縮策支持派が過半数を確保し、ギリシャがユーロ圏を即座に
秩序なく離脱するとの危機感はいったん緩和したものの、米格付け会社スタンダー
ド・アンド・プアーズ(S&P)は「ギリシャのユーロ圏離脱する確率は低下したが、
依然3分の1」だとしたほか、シティグループのアナリストも今後12ヶ月から18ヶ月
にわたるギリシャがユーロ圏を離脱する確率は依然50%から75%だとし、警戒感をま
ったく緩めていない。

ギリシャからユーロ圏で第4番目に経済が大きいスペインと欧州危機はとどまるとこ
ろを知らず、金利派生市場ではECBが7月の定例理事会で政策金利を25ベーシスポイン
ト引き下げることを47.4%織り込んだ。

ユーロも戻りの鈍い展開が続くと考えられる。

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18日の要人発言①


朱光耀・中国財政次官
「BRICSは首脳会議でIMF拠出について表明」
「ギリシャの新政権の姿勢、安定すること期待」
「ギリシャはユーロ圏にとどまるべきだ」

ギラード豪首相
「世界経済は深刻な問題を抱えている」
「成長の回復は喫緊の課題」
「欧州は財政再建に向けて行動を取ることが必要」

キーNZ首相
「ギリシャのユーロ離脱の可能性が後退した」
「NZ経済にとって欧州は依然として脅威」
「NZには政策金利を引き下げる余地がある」

本邦政府関係者
「(ギリシャ選挙結果受け)気を緩めず市場を注視」
「引き続き緊縮派優勢との状況に安堵」

安住財務相
「ギリシャ次期政権と協力(G7声明)」
「ギリシャ次期政権と連携するとのユーロ方針を歓迎」
「ギリシャは財政健全化へユーロの枠の中でしっかり改革を」
「円と元の関係を強めたい」
「欧州自体の努力が大切、今後も支援で一致」

藤村官房長官
「ギリシャ、安定した政権発足し市場安定化進展に期待」

五十嵐財務副大臣
「ギリシャ再選挙の結果は歓迎する」
「今後のギリシャの動向を注視する」

格付け会社ムーディーズ
「日本の原発再稼動は勇気づけられるものだ」

韓国当局
「ギリシャに関して中・長期的なリスク依然として残る」

G7財務相声明
「ギリシャのユーロ圏残留がすべての利益に」

国際通貨基金(IMF)
「ギリシャの経済目標達成を支援の用意」
「ギリシャ次期政権に経済に関して関与の用意」

サマラス・ギリシャ新民主主義党(ND)党首
「できる限り早急に政権を樹立する」
「ユーロ導入国としての疑念が払しょくされた」
「国民はユーロに票を投じた」
「欧州の将来と成長・雇用につながる政策が支持された」
「国民はユーロ残留を選択」
「ギリシャの欧州における立場に疑いの余地ない」
「ギリシャ国民の負担軽減のため支援合意条件の変更を試みる」

メルケル独首相
「ギリシャが欧州の義務を遵守するよう期待」
「ギリシャはプログラムを貫き通す必要」
「ギリシャ第三次支援策について協議する理由ない」
「ギリシャ新政権、国際支援機関に表明した約束を果たすべき」
「安定したギリシャ新政権の早期発足を期待」
「ギリシャの合意した改革、いかなる緩和も受け入れられない」
「持続可能な成長に関して欧州の共通の立場を予想」

モンティ伊首相
「ギリシャの選挙結果に満足」
「市場はギリシャの選挙結果に納得していない」

ノボトニー・オーストリー中銀総裁
「ギリシャ政府が速やかに発足することを期待」
「ギリシャではすぐに新たな資金需要が生じる」
「ギリシャ新政府はトロイカと資金について協議する必要」


18日の要人発言②


独財務省
「ユーロ共同債には引き続き反対」

モントロ・スペイン財務相
「スペインは非常に危険な状況にある」

「ギリシャ国民はユーロや欧州のために投票した」
「市場からの圧力は緩んでいない」
「市場は欧州やスペイン経済への疑念を抱き続けている」
「ECBは市場に対して断固たる態度で対応すべき」

格付け会社フィッチ
「インド格付け見通しを安定的からネガティブに引き下げ」

レーン欧州委員
「ギリシャの状況評価が必要」
「評価はギリシャ新政府が発足し後に可能となる」

ツィプラス・ギリシャ急進左派連合(SYRIZA)党首
「ギリシャは支援合意内容の変更余地を利用すべき」
「連立政権には加わらない」

アスムセンECB理事
「流動性措置は一時的なものであり、撤回が可能」
「市場の緊張感は増しており出口戦略は時期尚早」
「流動性措置は金融機関のリスクを劇的に低減」
「ECBの対応が政府措置に置き換えられることはできない」
「ギリシャ選挙結果は財政改革を肯定した」
「ギリシャの政権が樹立され次第トロイカを派遣する」
「ギリシャは財政目標の達成が遅れれば、外部からの追加的な支援が必要となる」

アルムニア欧州委員
「スペインへの完全な融資は必要ない」

独紙
「メルケル独首相は最近、銀行同盟の構想を支持することを発表」
「仏はECBが銀行同盟の監督の役割を担うことを支持」

格付け会社フィッチ
「ギリシャ新民主主義党の僅差での勝利、無秩序なデフォルト・ユーロ離脱の短期リスクの後退を示す」
「ギリシャが目先ユーロ離脱の公算が大きい場合に予定していたユーロ全加盟国のウォッチネガティブ指定は行わず」
「ポルトガルの銀行4行についての存続性の格付けを引き下げ、IDR(発行体デフォルト格付け)は影響なし」
「G20の声明草案、ユーロ圏諸国が域内の統合・安定を守るため必要なすべての措置を取ることで合意と明記」

格付け会社S&P・クレーマー氏
「ソブリン問題の解決には成長の柱が必要」

欧州委員会広報
「トロイカがアイルランドのローン返済スケジュールの変更を検討しているとのレポートは正しくない」

G20筋
「G20声明草案、ソブリンと銀行の間の『負の連鎖』を断ち切る方策を見出すようユーロ圏に要請」
「G20、ギリシャが確実に改革継続しユーロ圏にとどまるよう新政権と域内諸国が連携して取り組むことを望む」
「G20草案、失業率を押し下げる『強力かつ持続可能で均衡取れた成長』が引き続きG20の最優先課題と明記」

G20声明草案
「不均衡を是正し、健全で持続可能な財政を強化」
「世界経済は依然として明確にぜい弱」
「G20、巨額の経常黒字国が一段の為替柔軟性に向け前進することをコミット」
「対外・財政・金融不均衡、世界経済の成長や信頼見通しに依然として大きな影響」
「需要強化・世界経済の成長促進・信頼回復に向け必要となるあらゆる政策措置を取るとコミット」
「G20、短・中期的リスクや雇用創出の最大化への取り組みにコミット」
「欧州に必要とされるすべての措置を取るよう促す」



18日の要人発言③


EU(欧州連合)
「スペインの救済は本格的に検討されていない」
「スペインの銀行支援のための正式な要求はまだ提出されていない」

キャメロン英首相
「ギリシャの選挙結果はユーロ残留へのコミットメント」

ファンロンパイEU大統領
「ギリシャ目標達成のために支援を継続する準備ある」
「新たなギリシャ政府がEU/IMFの救済プログラムを取得することに自信」
「6月の理事会では、次のステップのための工程表を作成へ」
「最優先課題は銀行監督への取り組み」

ベニゼロスPASOK党首
「連立政権があす樹立される必要」
「ツィプラス党首の連立政権には加わらないとのコメントは残念」
「4党連立のための提案はまだ残っている」

バローゾ欧州委員長
「ギリシャは必要な改革を実行する必要」
「われわれにはサポートを継続する用意がある」
「G20が危機に対処し、欧州のステップを支援すること期待」
「欧州の銀行同盟における提案はEU条約の変更なしで可能」
「スペインの銀行への援助はソブリンへの感染を回避するはず」
「成長政策としてギリシャへさらなる支援をすることに賛成」

格付け会社S&P
「ギリシャ再選挙、同国格付けに直ちに影響なし」
「ギリシャがユーロ圏離脱する短期的リスク後退した可能性、中長期的には依然として少なくとも3分の1の確立で離脱あり得る」

全ギリシャ社会主義運動(PASOK)
「連立協議に同意の意向」

カメノス・独立ギリシャ人党首
「サマラス氏(ND)主導の政府への連立参加を拒否する」

デギンドス・スペイン経済相
「スペインには返済能力がある」
「スペインの状況を国債利回りは反映していない」

イタリア欧州担当大臣
「欧州安定メカニズム(ESM)が7月初めから稼動する公算は小さい、批准日程が理由」
「債券スプレッド縮小に向けECBかESM関与の半自動的措置を今週ユーロ圏財務相に提案」

加当局者
「ギリシャの選挙結果で壊滅的な事態回避」
「加はG20で経済に関して力強い文言主張している」

オバマ米大統領
「ギリシャの選挙結果は前向きだ」
「世界は経済成長の減速を非常に懸念している」

ギリシャ新民主主義党(ND)関係者
「明日には連立政権を形成するために契約に到達する可能性」
「債務削減の期限、2年から4年に延長するようトロイカに要請へ」
「トロイカの次回訪問へ準備、民営化プログラムの拡大・加速へ」

野田首相
「ギリシャ国民の選挙での選択を歓迎」
「プーチン露大統領と領土問題について議論」
「露大統領との会談は関係改善への一歩」
 
ノボトニー・オーストリー中銀総裁
「ギリシャには多くの時間は残されていない」
「スペインは銀行問題が優先課題」
「ギリシャの改革プログラムは再スタートが必要」
「ギリシャには実行すべき多くの課題がある」
「ギリシャは7月までに資金必要」

国際通貨基金(IMF)
「ユーロ圏は早急に成長促進の必要」
「ユーロ圏には徹底的な改革が必要」
「欧州の大規模な雇用、製品市場、年金改革は成長率を4.5%押し上げると予想」
※IMFスタッフによるユーロ圏の経済成長に関する報告書において

ブレイナード米財務次官
「ギリシャの改革に対する決断を評価」
「欧州の経済状況は悪化している」
「欧州が最大の課題」