今日のお昼は外食



食後のコーヒーでは、

小さめのカップなら角砂糖を

3個を入れる私です



夏でも大抵ホットなのですが

今日は何も言わなかったら

アイスコーヒーが出されました



一緒に置かれたのは

ガムシロップ と クリーム



うーん、

どれくら入れたらいいのだろう?



ガムシロップは

意外と甘くなかったような。。。



そこで、

ガムシロップが入ったポットを

アイスコーヒーの上で傾けて

垂れはじめて、ゆっくり数えました

1、2、3、4



コーヒーが結構増えました(笑)



そして、やや甘かったです



次は、3で止めようと思います。。





さて、




前回のブログ

「中途半端に似ているのは嫌なのかも(1)」

で取り上げたのは

「不気味の谷現象」


ロボット工学から出た考え方でした



それから、

サルも、中途半端に現実的な画像を

あまり好まなかった、

という実験を紹介しました




今日は、それに関連した

ヒトの赤ちゃんの実験を紹介します



Matsuda et al. (2012)
Infants prefer the faces of strangers or mothers to morphed faces: an uncanny valley between social novelty and familiarity
Biol Lett 8(5) 725-728.

OpenAcess



京大のプレスリリース
「母親と他人の狭間 -赤ちゃんが示す「不気味の谷」現象を発見-」





生後半年以降の赤ちゃんは

自分のお母さんと他人を区別できて

さらに、両方とも好んで見るとのこと



お母さんを見るのは、親近感から

他人を見るのはは、目新しさから



好みを評価するときは

どれくらい長く見るかを調べますが

上記のケースでは、

赤ちゃんが、顔の違いをどれくらい

区別しているのか分かりませんね



そこで、

お母さんの映像と

他人の映像を撮って、

さらに、

モーフィング技術によって

両者を半々混ぜた映像を作成



$プラスサイエンス-半分お母さん



映像としては、

微笑む動画を採用しています


赤ちゃんの注意を引くため



実験の結果、

9~10ヶ月以降の赤ちゃんは

お母さんと他人に比べて

両者半々のモーフィング合成映像を

あまり見なかったのです



まさに、不気味の谷現象。。



もしかしたら、赤ちゃんは、

モーフィング合成映像を好まない

のかもしれません



ということで、

他人どうしのモーフィング合成映像を

モーフィングに使った片方の他人と

比べたところ、

両者を見る時間の長さに

差はなかったとのこと



モーフィング映像自体が

嫌いなわけではないのですね



この実験から

「不気味の谷現象」は

ヒトとロボットの間だけではなく

赤ちゃんでも見られることが

分かりました



中途半端に似ているのは

やはり、気持ち悪いのでしょう



またの機会に、

赤ちゃんの「人見知り」

と関連づけた実験を紹介します



(続く)


文:生塩研一



お読みいただきまして、ありがとうございました。
コメントもお待ちしています。お気軽にどうぞ~!


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