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こんばんは。
今日のお昼は子どもを連れて
回転寿司を食べに行きました
あまり食べるつもりはなかったのですが
ついつい。。
私が好きなのは
エンガワ、アジ、ホタテ、貝など
みんな満腹で、夕食はあっさりして
食べやすい物で済ませました
それでも、ちゃんとデザート付き
今夜は、タカキベーカリーの
「クイニーアマン」
美味しかったです
さて、このテーマの前回では、
脳の主役のニューロン(神経細胞)は、
樹状突起で情報を受け取って、
軸索で情報を送る
ニューロンの内側と外側では
ナトリウムなどのイオンの濃度が違う
という話を書きました
ニューロンの内側と外側で
イオン濃度が違うことから
ニューロンの内側は外側に対して
負の電位になっています
これを静止膜電位といいます
この電位差のお陰で、
ニューロンの細胞膜にある穴が開くと、
イオンは濃度の高い方から低い方へ
勝手に流れます
この穴を、イオンチャネルといいます
なんだか、固い話。。。
ま、そのうち慣れます(笑)
そうですね。。
とりあえず、
ニューロンを水の入った袋だとして
それをお風呂につける
とイメージしてください
その袋は、いたるところに穴があって
普段はキュッと閉まっています
で、例えば、
Na(ナトリウム)イオンは
袋内の水にはほとんどないけど
お風呂の水にはたくさんある
あの、、Naは塩に入っていますね
NaとCl(塩素)が一緒になって塩
ちなみに、Clはイオンになると
塩素イオンになりますが、
通常、塩化物イオンと言います
そして、穴が開くと袋の中に
Naイオンがサーッと入ってきます
そうすると、どうなるでしょうか?
Naイオンは電気的に正のイオンです
ニューロンの内側は負電位ですから
Naイオンが袋の中に入ると、
袋の表面のほとんどは負なのに
Naイオンが入った所だけ
負電位が弱まってきて、
たくさん入ると正電位にもなります
Naイオンが、ニューロンの
内側に入った所だけ正電位になる
これが、
ニューロンが運ぶ「情報」の実体です
ニューロンが興奮した
ニューロンが発火した
というのは大体同じ意味で
ニューロンの中は普段は負電位だけど
Naイオンが入って正電位になりました
ということで
ニューロンが情報を送ったり
受け取ったりするというのは
正電位を送ったり受け取ったりする
ということなのです
それでは、その正電位は、
軸索をどうやって伝わるのでしょうか?
軸索を、袋から伸びるホースだと
思っていただいて、考えてみましょう
ホースにもたくさんの穴があって
普段は閉まっています
とりあえず、どこかで穴が開いて
Naイオンがホースの中に入ったとします
すると、そこだけ正電位になりますね
ホースの穴は正電位を感じると開く
ようになっていまして、
近くの穴がその正電位を感じて開いて
Naイオンが入って、付近が正電位に
こうして、ホース(軸索)の内側で
正電位の所がどんどん広がっていきます
ただ、この穴は割とすぐに閉じます
すると閉じた所のホースの内側は
負電位に戻ります
ということで、
ホース全体が正電位になるのではなく
正電位の所がホースの中を伝わっていく
ことになります
これを、
専門用語では興奮の伝導といいます
理科ネットワークの動画をご覧下さい
軸索の内側は負電位ですが、
外からNaイオンが流入することで
正電位に変わります
その正電位が
軸索上を伝わって行くのですね
ちょっと難しかったでしょうか
脳科学に興味を持たれている方も
多いと思いますが、
こういった基礎知識をもつと
脳や神経関連の話題がより理解できて、
もっとおもしろくなると思います
頑張って付いて来てくださいね
(おしまい)
お読みいただきまして、ありがとうございました。
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