食べきれないほどとれたら
人にあげるだろう
だけど
その魚がお金に変わったら
人にはあげない。
魚が魚だったら必要以上には
とらないだろう
だけど魚がお金に変わるから
人は魚が居なくなるまでとり続ける。
魚が魚だったら
明日の魚は、明日とる
お金が魚に変わるから
明日の分も、明後日の分も、明々後日も
一年後の分の魚に変わるお金が無いと
不安になる。
みんなが不安で
人にとられる前にとろうとする
みんな必死で魚をとり
お金に変える
そして
お金だけが残る
魚は無駄になってるのに。
魚が居なくなりやっと気付く
お金は食べられないと。
所詮お金は
玉ねぎでも無いし
パンでも無い
お金で人は生きられない。
お金が通用するのは
世の中に
パンがある間だけ
魚がいる間だけ
野菜がある間だけ
お水がある間だけ
お金に変えるために
食べものを無駄にして
世界からパンが無くなったら
魚が居なくなったら
一億円持っていても
パンの一欠片すら手には入らない。
玉ねぎも人参も買えはしない。
何故…人は
ほんとに大切な物を無駄にし
無意味な物に変え続けるのだろう？
僕は
お金を木に変えよう
僕はお金を魚に変えよう
お金で海を綺麗にし
お金で空気を綺麗にし
お金より大切な物を
必要十分なだけ手にしよう。
竜の字