まっこりと私 | Let's playing

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まっこりとの出会いは2009年2月、新大久保デヴューの夜だった

初めて行く新大久保に不安があったので

以前より出入りしていて、ビョンホンペンの友人に同行願った


午後から街の散策を始め、夕刻2人でご飯がてら…と、入った韓国家庭料理の店

「まっこりって知ってる?」

「いや、初めてですね」

「だいじょうぶかなあ、癖があるんだけど」


大酒のみな私は、興味深々・・・

とはいえ、どぶろくのような飲み物だと聞いてはいたので

「たぶん・・・大丈夫じゃないですか、大酒のみだし」

と答えてみた


まっこりと、キムチにナムル

追加でカムジャタンとチヂミとキムチチゲだったかな


追加で頼んでくれた、韓国焼酎は甘くてダメだったんだけど

まっこりは、甘くて軽いけど、料理に妙に逢う酒で

酔いも回るが・・・あとに残らない

基本がスコッチや山崎のようなシングルモルト

ワイン、ビールはそこそこって人だから

やけに軽い酒だったこと、この上なかったのだが・・・


その夜の会話で、渡韓が決まり

その年5月には初海外、初渡韓

韓国料理店は、その店一件のみで

ソウルに渡ったのであった


まっこりは、やはり韓国料理に合うと思う

私は辛い料理も大丈夫だけど

韓国料理の全てが辛い料理だとは思っていない

実際、食卓にキムチが必ず出る以外、辛くない料理もたくさんある

むしろ、焼肉でもなく辛くない韓国料理が好きだったりする

とはいえ、まっこりが合うのは

日本の家庭料理より、韓国の家庭料理であることは言うまでもない


料理は文化なのだ

気候風土、歴史に培われて、その土地で育ち発展していく

料理やお酒、お茶はもちろん

料理を食べる作法までひっくるめて理解して楽しんでこそ

その料理と国を理解できるような気がする


今夜私は大変機嫌が悪かった

仕事がらみなんだけど、どう考えても、納得がいかないじゃないか

第一、社会人としてこのままでは恥ずかしい事この上ない立場に置かれるが

その全てが、一人の大学教授であり、外来の小児科医が原因と言うのも納得がいかない


なんてことを、帰ってきた亭主にぼやいていたところ

「なんだ~、そんなこと知ってたら、ほら、ちょっと先にある焼肉屋

 あそこで一杯やろうって、誘ったのに~ぃ」

じゃあ、これからでも行こうかと言う話になり

半分食事も済んでしまったので

ホルモン焼きとナムル、メシを食べなかった私が冷麺

そして、旦那は生ビール、私はまっこり


久しぶりに「よっぱらいだ~ぃ」の気分で

子供たちにアイスの土産も買って

自分には、追加のまっこりを買って


買い置いた「水キムチ」~ちょっと日本人向け過ぎる塩辛さ

もっとすっきり、汁まで飲めなきゃ「水キムチ」じゃないよ、を肴に、さらにまっこり

酔っ払いの極みとなった


あとに残らないから、飲める

軽く酔えるから、楽しい

しばらくはまっこりと韓国料理、私の定番から外せそうにない