「ローグ・ワン」
★★☆☆☆
【公開】2016年
【製作国】アメリカ
【上映時間】133分
【監督】ギャレス・エドワーズ
【原題】Rogue One: A Star Wars Story
「スターウォーズ」のスピンオフ作品ですね。
エピソード8が公開される前に観ておこうと思いこんな時期に観てみました。
この映画、割と評価が高いようで
スターウォーズシリーズで最高傑作！
と言ってる人もチラホラ見かけます。
個人的には
微妙でした
けどね。
このお話はエピソード4直前の物語で、エピソード4に登場する
デス・スター
という帝国軍のアホな兵器の設計図を反乱軍が盗むってお話です。
エピソード4でレイア姫がそんな話をしていた様な気がします。
今回はスターウォーズといえばの
ライトセイバーやフォース
などの使い手はほぼ登場しません。
映画の終盤でダースベイダーがちょろっと使うぐらいです。
この映画は
名もなき人々の物語
というのが一つのテーマになっているようです。
公開前からそんな話が出ていましたが、逆に期待してしまったんですよねー。
名もなき人々
と言いつつも、主人公はデススターの設計者の娘なんですよねー。
スターウォーズはやたらと血縁関係にこだわってますよね。
スターウォーズって元々
どってことないお話し
なんですけど、この映画もやっぱりどってことないお話しでした。
どってことないお話しなのになんで大ヒットしたかと言えば、仕掛けが面白かったんですよね。
フォースとかライトセイバーとか世界観とかです。
で、この映画も世界観はそのままなんで、なかなか良かったと思います。
特にメカのデザインは
旧3部作すきなんやろなー
って感じのデザインで面白かったんですね。
フォースもライトセイバーも無しでここまでおもしろい！
って評価もあるみたいですけど、そんなに面白いですか？
スターウォーズって冠がなかったらボロカス言われてると思うなぁ。
主人公と一緒に行動する仲間たちもちょいと微妙でした。特に、主人公の女の子と対になる様な男。
最初から
この2人が恋愛とかマジでやめてや！
って思ってたんですけど、そんな願いも虚しくラストではちゃっかりイチャついてまたね。
エピソード4で既に言及されているので、恐らくは主人公チームのほとんどが死ぬことになるだろう、ってのは観る前から分かっていたので、その辺の意外性もなかったです。
スターウォーズで初のアジア陣が登場してカンフーアクションがあるってのもちょっと期待してたんですけど、これも微妙でしたねー。
アクションはかっこいいし、キャラも立ってたんですけど、あんまり活躍しないんだよなー。
あれだけ強くてもジェダイにはなれない
ってのもなんか納得いかないですねー。
ジェダイってなんか血液中にあるミディ=クロリアン値が高い人がいるなれるらしいですけど、それは血縁で受け継がれたりするらしいですね。
普通の人はどれだけ頑張ってもジェダイにはなれないってことでしょ？
まぁ、この設定はこの映画が悪いわけじゃないんですけどね。
ただ、ラスト数分はなかなか面白かったですよ。
ダースベイダーが出てきて大暴れするんで。
やっぱりライトセイバー出てくるとテンション上がりますよ。
それが正直なところですね。
あと、レイア姫が出てくるんですけど、あれはそっくりさんですか？？？
いっそのこと、そっくりさんで過去のエピソードとかも作ったらいいのに。そっちの方がおもしろそう！
ちなみに、こんなにボロカス言ってますけど
私はスターウォーズが凄く好きです！
スターウォーズってもともとB級映画なんで、あんまり褒め称えるべきでもないかな、とは思っております。
ただ、最高傑作との呼び声高い作品ですのでまだの方はご覧になってもいいのではないでしょうか？
予告編
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