平安時代、宮中では端午の節会が催されました。
臣下は薬玉を賜り、持ち帰って柱や御簾に掛けて
魔除けとしたそうです。
貴族の間でも贈り合ったとかで、枕草子にもその様子が描かれています。
このタペストリーを見たとき、この時期らしいと嬉しくなりました。
ちゃんと菖蒲の葉も使われ、糸は五色なんです。
14日の青葉台での「端午の節句菖蒲の膳」でも
掛けてお話ししますね。端午の節会はまさかのイギリスと
話がつながることに… これには私もびっくり!
端午の節句、そもそも日本で古来に行われていた
女性のための行事と、中国から伝わり宮中で行われていた節会
武家社会での変化を経て、今の姿となっています。
そんな経緯も振り返りつつ、美味しいお膳と
お菓子、お茶をいただきましょうね。
お待ちしております(^-^)/