認知の歪み
私がカウンセリングを受ける具体的な目的には、
気持ちを受容・共感してもらうため、
浄化することが望ましいが、自分では認識していない感情への気づきのサポート
がありますが、それと同じに、自身の育ち直しのために必要な目的があります。
それは、
機能不全家族(記事参照)で抑圧を受けて育つ子どもに見られる認知の歪みを修正する
ためです。
歪みがなくとも自分を客観視することは難しいと思うし、
自分はそのつもりでも、客観的に見ればそうではないことも多いです。
加えて親の不適切な関わりによる認知の歪みがあれば、
自分自身で「これでいい」「これでできている」と判断するのは無理があると思います。
自己満足かもしれないので、聴いてみないとわかりません。
何らかの病気にかかれば、医師という専門家のもと、治療を受けます。
心に関する問題も、同じだと思います。
認知の歪みがある中で、
「子どもはイヤがってないし、不安そうでもないから、これでいいだろう」
と自分の判断ですませてしまうのは、例えばウィルスに感染して発熱しているのに、
医師の治療を受けることなく何もせずいつも通りに過ごしているようで私は不安です。
先送りしている間にも、感染が広がり、病気が重くなる。
子どもにも感染していく。
周囲からしてみれば明らかに問題を抱えており、
子どもがいっしょうけんめいSOSしているにも関わらず
親は全く気づいていない、ということだけはないようにしたいです。
自分を信じる、自信を持つにも、根拠がないと過信になってしまいますよね。
下記にバーンズの認知の歪みの10種類を掲載しておきたいと思います

デビッド・D・バーンズの10種類の認知の歪み
1.全か無か思考
完全主義を基底に置き、小さな失敗やミスを過大に受け止めて
「自分は人生の落伍者であり、生きている価値などない」
という極端な価値判断へと飛躍してしまう認知の歪みです。
何事も良い・わるい 勝ち負けで捉えてしまい、
自らの可能性を狭めてしまいます。
2.過度の一般化
自分の個別的な経験を、一般的な事例や法則へと置き換えてしまう事です。
一度失敗すると、それ以降も「どうせ自分はダメだ」と飛躍して結びつける
「過度の一般化」は、未来の可能性を捨ててしまう認知の歪みです。
3.心のフィルター
過去の不快な出来事にこだわる事で、世界の出来事や
他人の行動全てを悪い方向に解釈する「心のフィルター」
が作り上げられ、その出来事や言動の内容に関わらず、全てを
「自分の価値を否定するような種類の悪いもの」として
フィルタリング(濾過)してしまうという認知の歪みです。
4.拡大解釈と過小評価
自分の失敗や短所、欠点、不利益、ミスといった
「不幸という感情を惹き起こす自己嫌悪的な出来事や対象」
を拡大解釈する一方で、自分の成功や長所、利点、利得といった
「幸福という感情を惹き起こす自己肯定的な出来事や対象」
を過小評価してしまう認知の歪みです。
5.感情的決め付け
自分の気分や感情が良いか悪いかによって
物事を全て判断してしまう認知の歪みです。
こういった感情的決め付けが他者に向かってしまうと、
「あの人の言動は私をイライラさせて不快にするから、
あの人は全く無価値でつまらない人間だ」という錯誤を生じてしまいます。
6.マイナス化思考
自分にとってプラスになる良い出来事や良くも悪くもない中立的な出来事を、
マイナスの方向へと解釈してしまう認知の歪みのことです。
マイナス化思考は、他人の誠意や愛情、思いやりを台無しにし、
自分自身の人生の幸福や満足感、達成感さえも味気ない出来事に変えます。
7.結論の飛躍
思い込みの感情や誤った固定観念、独断的な判断をもとにして、
現実とは異なる悲観的で絶望的な結論を飛躍して出してしまう認知の歪みです。
a.心の読み過ぎ
相手の真実の感情や判断とは無関係に、自分勝手に相手の表象(イメージ)
を作り上げて、相手の気持ちを独断で読み取ってしまう認知の歪みです。
b.予期の誤り
現実的かつ具体的な根拠となるデータが存在しないにも関わらず、
自分には未来に起こる出来事が分かるかのような認知をしてしまう錯誤です。
8.すべき思考
何かの物事をやる時には必ず「~すべき」「~しなければならない」という
強迫観念に似た切迫感や焦燥感に駆られる認知の歪みです。
「すべき思考」は、その程度を和らげて、「~できるほうができないよりも良いだろう」
といった具合に解釈すべきで、望ましいのは『~してみたい』という
外部強制的でない内面的な動因の高まりへの置き換えです。
9.レッテル貼り
部分的情報から全体的判断をしてしまうという認知の歪みです。
自分に貼るレッテルは、自己破壊的で抑うつ感を誘発する無意味なものであり、
他者に貼るレッテルは、他者との相互理解を疎外します。
10.個人化
『個人化』とは、不利益や損失を生み出す出来事の原因を、
全て自分の責任へと還元してしまうといった認知の歪みです。
気持ちを受容・共感してもらうため、
浄化することが望ましいが、自分では認識していない感情への気づきのサポートがありますが、それと同じに、自身の育ち直しのために必要な目的があります。
それは、
機能不全家族(記事参照)で抑圧を受けて育つ子どもに見られる認知の歪みを修正するためです。
歪みがなくとも自分を客観視することは難しいと思うし、
自分はそのつもりでも、客観的に見ればそうではないことも多いです。
加えて親の不適切な関わりによる認知の歪みがあれば、
自分自身で「これでいい」「これでできている」と判断するのは無理があると思います。
自己満足かもしれないので、聴いてみないとわかりません。
何らかの病気にかかれば、医師という専門家のもと、治療を受けます。
心に関する問題も、同じだと思います。
認知の歪みがある中で、
「子どもはイヤがってないし、不安そうでもないから、これでいいだろう」
と自分の判断ですませてしまうのは、例えばウィルスに感染して発熱しているのに、
医師の治療を受けることなく何もせずいつも通りに過ごしているようで私は不安です。
先送りしている間にも、感染が広がり、病気が重くなる。
子どもにも感染していく。
周囲からしてみれば明らかに問題を抱えており、
子どもがいっしょうけんめいSOSしているにも関わらず
親は全く気づいていない、ということだけはないようにしたいです。
自分を信じる、自信を持つにも、根拠がないと過信になってしまいますよね。
下記にバーンズの認知の歪みの10種類を掲載しておきたいと思います


デビッド・D・バーンズの10種類の認知の歪み1.全か無か思考
完全主義を基底に置き、小さな失敗やミスを過大に受け止めて
「自分は人生の落伍者であり、生きている価値などない」
という極端な価値判断へと飛躍してしまう認知の歪みです。
何事も良い・わるい 勝ち負けで捉えてしまい、
自らの可能性を狭めてしまいます。
2.過度の一般化
自分の個別的な経験を、一般的な事例や法則へと置き換えてしまう事です。
一度失敗すると、それ以降も「どうせ自分はダメだ」と飛躍して結びつける
「過度の一般化」は、未来の可能性を捨ててしまう認知の歪みです。
3.心のフィルター
過去の不快な出来事にこだわる事で、世界の出来事や
他人の行動全てを悪い方向に解釈する「心のフィルター」
が作り上げられ、その出来事や言動の内容に関わらず、全てを
「自分の価値を否定するような種類の悪いもの」として
フィルタリング(濾過)してしまうという認知の歪みです。
4.拡大解釈と過小評価
自分の失敗や短所、欠点、不利益、ミスといった
「不幸という感情を惹き起こす自己嫌悪的な出来事や対象」
を拡大解釈する一方で、自分の成功や長所、利点、利得といった
「幸福という感情を惹き起こす自己肯定的な出来事や対象」
を過小評価してしまう認知の歪みです。
5.感情的決め付け
自分の気分や感情が良いか悪いかによって
物事を全て判断してしまう認知の歪みです。
こういった感情的決め付けが他者に向かってしまうと、
「あの人の言動は私をイライラさせて不快にするから、
あの人は全く無価値でつまらない人間だ」という錯誤を生じてしまいます。
6.マイナス化思考
自分にとってプラスになる良い出来事や良くも悪くもない中立的な出来事を、
マイナスの方向へと解釈してしまう認知の歪みのことです。
マイナス化思考は、他人の誠意や愛情、思いやりを台無しにし、
自分自身の人生の幸福や満足感、達成感さえも味気ない出来事に変えます。
7.結論の飛躍
思い込みの感情や誤った固定観念、独断的な判断をもとにして、
現実とは異なる悲観的で絶望的な結論を飛躍して出してしまう認知の歪みです。
a.心の読み過ぎ
相手の真実の感情や判断とは無関係に、自分勝手に相手の表象(イメージ)
を作り上げて、相手の気持ちを独断で読み取ってしまう認知の歪みです。
b.予期の誤り
現実的かつ具体的な根拠となるデータが存在しないにも関わらず、
自分には未来に起こる出来事が分かるかのような認知をしてしまう錯誤です。
8.すべき思考
何かの物事をやる時には必ず「~すべき」「~しなければならない」という
強迫観念に似た切迫感や焦燥感に駆られる認知の歪みです。
「すべき思考」は、その程度を和らげて、「~できるほうができないよりも良いだろう」
といった具合に解釈すべきで、望ましいのは『~してみたい』という
外部強制的でない内面的な動因の高まりへの置き換えです。
9.レッテル貼り
部分的情報から全体的判断をしてしまうという認知の歪みです。
自分に貼るレッテルは、自己破壊的で抑うつ感を誘発する無意味なものであり、
他者に貼るレッテルは、他者との相互理解を疎外します。
10.個人化
『個人化』とは、不利益や損失を生み出す出来事の原因を、
全て自分の責任へと還元してしまうといった認知の歪みです。