常葉学園医療専門学校(静岡県浜松市北区都田町)の柔道整復師を養成する課程で、無資格講師1人が2006~07年度に授業を行っていたことが1日、明らかになった。

 この講師の授業を受けた卒業生約20人が、100時間以上の補講が必要になる可能性があるという。

 同校によると、無資格で授業を行っていたのは歯科医の男性。外科学や運動学の授業を担当していた。他の講師から無資格だと指摘されて07年度内に辞め、その後は資格のある講師が授業を行っているという。

 「柔道整復師学校養成施設指定規則」では、柔道整復師の養成講座の講師は医師免許保有者や3年以上の実務経験がある柔道整復師などでないと務めることはできず、歯科医免許のみでは講師はできない。

 同校の内藤恭久校長(68)は読売新聞の取材に対し、「前任の校長の時のことで、なぜこのような事態になったのかはわからないが、遺憾だ」と話している。

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