主人が仕事で誰も面会に
来られませんでした
二人部屋の同室の人とすっかり
仲良しになっていたので
彼女に終始励ましてもらったり
夕飯を一緒に食べてもらったり
支えてもらいました
6週間の長期入院で唯一良かった事は
やはり手術前日にスタッフみんなに
不安をぶちまけて
励ましてもらいながら
過ごせた事です
前置胎盤はハイリスク出産
になるので、帝王切開も
朝8時の1番目になりました
前日は19時から絶食
朝5時に最後の水分50ミリ位
飲ませてもらい
朝6時過ぎからシャワーを浴びて
準備しました
朝から緊張で
手汗が止まりませんでした
お腹も壊して下剤を飲んでなくても
スッキリして手術に臨めました
朝7:30に息子到着
8:45くらいに主人が職場から
駆けつけて
そのまま歩いてみんなでオペ室へ移動
オペ出ししてくれた
看護師さんもすっかり仲良しの人で
一緒に緊張してくれて
応援してくれて嬉しかったです
手術室は
ようこそ～～手術室へ～～ばりの
お出迎えで
主人と息子と
何度もハグしてから
いざ手術室へ
手術台にも自分で登り
息子が大好きな劇団四季のアラジンの
CDをかけてもらい
あれよあれよと
背中の麻酔から始まり
まずは硬膜外麻酔のルート
それからまた背中の麻酔の注射をして
下半身麻酔をしました
背中の麻酔が、痛いかもと事前に
看護師さんが言っていましたが
意外と大丈夫でした
ジワ～～となってあとは
押される感覚だけあるけど痛みなく
下半身麻酔は
足が痺れたーーー！なんか変な感じです
と言うと
だんだん感覚なくなるから～
と言われ
本当にいつの間にか感覚が
なくなったようです
怖いので無理に動かしてみたりはせず
定期的に麻酔科の先生が
氷でどこまで冷たく感じるかを確認して
よし、いいよ！と言われ
目の前にカーテンが用意され
左手の甲にルートを刺され
自己血を輸血しながらオペが
始まりました
オペが始まってからは
上半身がブルブル震えが止まらず
終始震えが止まりマセーンと
麻酔科の先生に言っていました
執刀医の先生達も
和気藹々ムードではなく
かなりの緊迫感でした
怖いので会話に耳を傾けず
ひたすらアラジンのCDを口ずさむ努力をしました
一緒に歌える歌を流すというのは
意外と私にはあっていたかも
しばらくして
赤ちゃんでますよ
カウントダウンして！と医師がいい
お腹をグッと押され
出る感覚があり
そのあとオギャーと泣き声が聞こえ
ホッとして
私もオギャーに負けないくらい
1人で号泣しました
無事産まれてくれた事と
長かった入院生活とを思い出し
涙が止まりませんでした
その後横に赤ちゃんを
連れてきてもらって
赤ちゃんは主人達の元へ
行ってしまいました
バースプランで
赤ちゃん出たら
ぼーーーっとする薬で
眠らせて欲しいと何度も言っていたのに
全然ぼーーーっとすることなく
終始覚醒していました
まだかなぁまだかなぁ
と思いつつ
血液などをひたすら吸引されていて
掃除機でお腹を吸引されているような感覚だけひたすら感じているものの
痛くない事に感心してみたり
そして最後に
お腹を左右寄せられて
いかにも縫ってますNOWの感覚が
二回、多分子宮をグッと寄せて縫って
お腹を寄せて縫って
ようやく終了しました～～
あーーーー終わった
無事だーーーー
先生、みんなありがとうーーーと
思いつつ
意識ははっきりしていたので
なぜか執刀医と
劇団四季のアラジンのCDの話をして
手術室をあとにしました。。。
続きはまた
今度書けたら書きます！