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このブログでは、初めてのことになりますが、北朝鮮の拉致問題に触れようと思います。
私の世代でも、あまりホットなトピックでは無かったですが、今の子供の世代は知らない場合も多いようです。
北朝鮮による拉致問題というのは、新潟県などで日本人が北朝鮮人に連れ去れてしまったという問題です。
最も有名な横田めぐみさんは、当時１３歳でしたが、それも４０年前。確かに、今の子供が知らないのも無理がない話かもしれません。
でも、４０年前から全く風化していない問題です。いや、むしろ深刻化しています。
拉致された本人はもちろん、拉致被害者にはご家族がいらっしゃいます。
ご家族は、毎日「明日返ってくるかもしれない」と思いながら、もう一度対面出来る日を待ち望
んでいるのです。その心の痛みを考えると、やりきれなくなります。
そして、その被害者もご家族も、当然ながら高齢化しています。
もう亡くなっていたり、はっきり話す事も出来なかったり。大切に育てた子供を連れ去られて、数十年。どれだけ辛かった事でしょう。
拉致被害者のご家族たちは、長年政府に対して拉致問題の解決、つまり拉致された被害者を日本に帰還させることを求めてきました。
小泉純一郎内閣の時に、一部の被害者が返ってきましたが、まだ全員は帰ってきていません。
何度も言いますが、風化していないのです。
という事で、冒頭のニュースに戻ります。
いい加減、拉致された本人を、日本へ取り戻して欲しい！というご家族や支援団体の願いを込めて、政府に「今年中の奪還」を求める事にしたそうです。
拉致された人数が一人だったとしても、政府は全力を挙げて取り戻さなければなりません。
「たった一人が拉致されただけで、政府が全力を出すなんておかしい」という、心無い批判もあるそうですが、
では、何人だったら納得するのか？
５人だったら取り戻さなくて良くて、６人だったら取り戻さなきゃならないとしたら、その一人の差に何の根拠があるのでしょうか？
もちろんない。
だから、たった一人でも取り戻さなければならないのです。
という事で、私は拉致問題解決に向けて、現政権に強く動いてほしいと思いますし、同時に拉致被害者を救う会などの方々は、今まで政府が具体的に動いてこなかった経緯を最もよくご存じなのですから、
具体的にどうすれば拉致被害者が返ってくるかという方法、つまり戦略や作戦を政府に提案してほしいと思います。
大声で叫んでも返ってこないのは、残念ながらこれまでの歴史が証明してしまっているのです。
【〆の一言】
同朋が連れ去られてるのだから、関心を持ちましょう！
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