仕事をする上で気を付けている事。第10回『自己管理』 ←最終回です | 東大に文理両方で合格した男が綴る、受験の戦略

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結構好評だったこのシリーズも今回で最後です。流石の僕も、無限にネタが湧いて出てくるわけではないので。。。

という事で過去の記事が見たい方は、上記の私のブログをご覧下さい。


さて、最終回の第10回は、『自己管理』です。


まず、私の持論ですが、自己管理は自分を客観的に見る事から始まります。



自分を見張ってくれるもう一人の自分が別にいて、管理してくれているような状態ですね。


例えば・・・

・睡眠不足が続いたら、自分で自分を休ませてあげる。(睡眠は貯金は出来なくても、借金は溜まっていくそうです。)
・風邪を引いたら、食べ物と量を調節して元気が出るようにしてあげる。
・時間が空いていたら仕事を与えてあげる。
・お金を使いすぎたら、節約するように忠告してあげる


そうやって、自分が一番良い状態でいられるように、自分を客観的に見るわけですね。何でも無茶して頑張れば良いわけではないです。



10回を通じて、仕事をする上で気を付けている事を偉そうに語ってきましたが、何度も現れたキーワードは『いっぱいいっぱいにならない』事でした。


いっぱいいっぱいにならないというのは、余裕があるという事。そして、ほとんどの”いっぱいいっぱい”は、そもそも自分で生み出しています。


予定を詰め過ぎていっぱいいっぱい、無茶な行動をしていっぱいいっぱい、寝不足でいっぱいいっぱい、大抵はそんなものでしょう。


不可抗力なのは、トラブルと、仕事が急に降ってきたくらいの事。でも、トラブルだって自分の準備不足が原因のものもたくさんありますしね。


なので、自己管理を徹底すれば、かなりの改善が出来ると思います。





『株式会社自分』という考え方があります。これは、自分の経営者は自分だという事です。


会社と言うと、利益を生み出すためだけの装置のような気がするかもしれませんが、そうではありません。


利益を生むためには、良い商品が必要です。良い商品を得るためには交渉力も必要でしょうし、商品の質を磨く腕も必要だし、仕入先も必要です。

宣伝力も必要です。宣伝するには説得力や営業力も必要ですし、信頼されるような人間にならなければなりません。

利益目標も必要ですし、そのための計画も立てなきゃいけないし、実行もする。商品をよりよく見せるための、品質管理も必要だし、掃除や整理整頓をして磁場も高めなければならない。

また逆に、節約をしたりコストダウンやコストパフォーマンスの向上もしなければいけない。

などなど、とにかくたくさんの事が必要です。

このように、自分を経営するのは自分だと考えると、本当に大変なのですが、しかし皆さんにとっても他人事ではないと思います。


自分の夢や理想、目標に一歩でも近づくために、まさに株式会社自分を経営して、大きくしていかなければなりません。


自分という会社を大きくしていくために、自分を管理しなくてはなりません。




さて、具体的な管理法ですが、管理の第一歩は『把握する』事です。


どれだけ自分の事を知っているでしょうか?


数値に出来るものとしては
・今の財布の中身はいくら?預金通帳の中身は?
・今月は生活費にいくら使った?自己投資費や交通費、通信費、交際費はいくら?
・自分の今の身長・体重・健康面の不安な所は?

数値に出来ないもの
・自分の強みと弱み、得意と不得意、好きと嫌いは?
・今日の体調は?健康か?病気はないか?


こんな事を自分で調べてみてください。ちなみに、僕は手帳が大好きなので、週に何度かは手帳を見ながら、自分の生活を見直す時間を取っています。


あとは、お金回りはエクセルシートで管理しているので、これも月に数回は見ます。(家計簿は毎日つけますよ)



そして管理の第二歩目は『PDSサイクルを回す』です。

もっと良くするためにはどうすれば良いかと考えましょう。Plan⇒Do⇒Seeの繰り返しですね。


・空き時間はあるか?あるなら、その時間で何をするか?
・工夫次第でお金の節約は出来るか?(毎月の固定費は、結構簡単に削れますよ。携帯代、電気ガス水道、交通費など)
・時間が短縮出来ないか?
・無駄な時間を使う予定はないか?


こんな事を基準に、より良く、より良くを心がけてみてください。