高すぎる米国の医療費
安すぎる日本の医療費

日本の医療費の単価は他の先進国より安いが、
(ドイツ、フランスなどの半額、米国の四分の一~六分の一)
日本の医療費が安いことを知らない日本人が多いのではないか。


医療の値決めに無頓着な日本

 アメリカでは医療費、特に大腸内視鏡検査について「高額である」との議論が涌き起こっています。

 6月1日のニューヨーク・タイムズの社説「270兆円の医療費」によると、
「大腸内視鏡検査の値段は、アメリカ全体で一番安いボルチモア州で19万円、いちばん高いニューヨーク州では85万円」
と報告されています。

 また、記事内では、同じ医師の大腸内視鏡を病院で受けた場合の検査代金は91万円だったのに対して、診療所で受けた場合は53万円と価格が大幅に変わる事例が挙げられています。


 日本においては国民皆保険制度のもと、すでに“全国均一価格”が実施されており、日本の大腸内視鏡検査代金は約2万5000円と先進諸国の中では最も安く設定されています。

※ JB PRESS 2013.07.03(水)

大腸内視鏡検査の値段が、
 米国では19万円~85万円。
 日本では2万5000円。
 米国は日本の7.6~34倍!!!

1人当たりGDP(為替レート)は
 米国では47,284ドル
 日本では42,820ドル