「正義感」はツラい | ◆いらっCHINA~中国で就職の日々!

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プロブロガー イケダハヤト師の

『正義感が強い人とは距離を置くべし。そういう人と仲良くしていると、いつかあなたも裁かれますよ』

という最新エントリーをみて

「正義感」という言葉にピンと来たので、書いてみました。

中国にいる外国人で
最も苦労するタイプのひとつは
この

『正義感の強い人』

です。


んで、日本人は基本的に

「正義感が強め」

の人が多いので
苦労する人が多い。

「正義感が強め」

というのは、言い換えると

「あるべき姿への執着が強い」

ということ。


日本人は空気を読むといいますが
日本人にとっての「空気を読む」という行為は

『同じコミュニティの中で似たような価値観を持つもの同士、お互いに配慮しあう』

ということなので、

「言わなくったってわかるでしょ?」

という思考になりやすい。

故に、"正義感"が強く
あるべき姿への要求も強い。

そして、少し質が悪いのは
そのコミュニティから外れている相手は
空気を読むべき対象から外れる、ということ。

共有している価値観がないので
配慮できない。

正確に言うと
配慮しているつもりでも
配慮の仕方がわからない。

その空気を読むはずの日本人が
世界的にはどちらかというと
KYに属していると思われるのは
そのせいでもあります。




僕もイケハヤ師と同様に
正義感が強い人は苦手です。

基本的に"あなた何様"系が多いし
僕も裁かれるのはイヤ。

正義感が強い、というのは
許せないことが多い、ということでもあり

一緒にいるとなかなか疲れます。

正義感を人に求めない人なら
まだいいんですけどね・・・



そして

正義感の強い人の「正義」って
往々にして歪んでいて

単に自分の古傷に塩塗られて
怒っているだけだったり

自分が我慢して抑圧していることを
他の誰かが意図もアッサリやっているのをみて
勝手に激怒します。


こうしたことではなく
列記とした正義感を
お持ちの方もいることは
承知していますが

かなり少ないです。



こうした正義に頼っても
この国では暖簾に腕押しなので
極力ゆるく生活していた方がいい。


一番の特効薬は

自分がされてドン引きしたことを
自分もやってみる

ことですが、これはなかなかハードルが高いので

自分がやることに
少し勇気のいることをやる、とか
人に迷惑かけてみる、とか
あの人アタマおかしいと思われることも効果的。



例えば・・・

僕が北京に来たばかりの頃、
電車やバスに乗っていると
頻繁に隣の乗客から
声を掛けられて質問されたりしましたが
自分もそれをやってみる、とか

路上で歌いながら自転車こいだり歩いたり



あとは、

自分が楽しいと思えることを
好きなように極力やるようにすれば
そうした正義感は
自然と減少していきますよね。

自分が好きなことをするって
ある程度、人に迷惑かけながらでないと
実現できないので


正義感が減少していくと
許せることが多くなるので
日々の生活も楽しくなっていきます。

それが何よりですね。



ただ、そういうことを意識し始めてから
アクションに移せるようになるまでは
それなりの葛藤は経験するはずなので
決してラクな道のりではないかもしれません。




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