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★小説内の主人公を好きな名前に変えて読めます
→「夢小説:兄さんとスタバ」
私が真島さんと表参道のある通りを歩いていると、スターバックスのロゴが見えた。店先には、ウッドチェアとテーブルが並び、カップルが座っている。店内をガラス越しにちらりと覗くと、若い男女で混雑しているようだ。
「私、スターバックスに行ったことないんだぁ……」
私はため息混じりに言った。
「ほんなら、行こうやないけ」
「えっ?真島さん、行ったことあるの?」
「おお、よう行くで。美香ちゃんも行ってみたいんか?」
「うん!」
「ほな、行くで~!」
真島さんは、愛車のジャガーに私を乗せ、車をスターバックスに向かって走らせた。だけど、到着すると、オレンジ色の看板が目立っている。
「美香ちゃん、着いたで。オートバックスや!何が欲しいんや?」
「えっ……、わ、私、じゅ、ジュースホルダー、かな……?」 思わず口ごもる。
「よっしゃあ、買うたるで~!」
真島さんは、私の手をぐいっと引っぱると、店内へと勢いよく歩き出した。今さらジュースホルダーなんて要らないと言えず、真島さんの活き活きとした後ろ姿を見てクスリと笑った。
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