小泉改革、橋下維新

最近、至る所で、橋下維新の文字。

橋下維新、今、マスコミが流行らせようとしている言葉のようです。

橋下維新を早口で繰り返してみる。

橋下維新、橋下維新、橋下維新、橋下維新、橋下改革、小泉改革。



小泉陣営の戦略といえば、靖国参拝で愛国心を演出し、公務員叩き、自民党叩きをして人気を集めて、「郵政民営化。賛成か、反対か」と、選挙の争点を一本化することで選挙本来の意味を捻じ曲げて、勝利を収めて、集めた議席数を利用して選挙争点以外の法案をどんどん成立させるというものでした。

橋下陣営が同じ戦略を進めていることは、当ブログでも、昨年5月に、橋下知事「国歌斉唱で起立しない教員は免職」という記事の中で紹介してきました。当時は、脱原発を争点にするような気がしていましたが、どうやら脱原発はサブにして、消費税増税をメインに据えそうな気配です。

小泉改革

郵政民営化法案の投票
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国会で否決
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衆議院を解散する
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郵政民営化、賛成か、反対か
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賛成に投票
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小泉圧勝

橋下維新

消費税増税法案
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国会で否決
▼
衆議院を解散する
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消費税増税、賛成か、反対か
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反対に投票
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橋下圧勝

前回と今回の違いは、前回が賛成票を投じさせたのに対し、今回は反対票を投じさせるところです。消費税増税反対という国民誰もが反対に投じるであろうことを争点にして議席を集めて外国人参政権、道州制などの実現を図る作戦でしょう。

もちろん、シナリオ通りに、橋下に圧勝させるための争点作りのためのお芝居上の悪役を演じているが野田総理です。国会というリングで悪役、いい役に分かれて、プロレスを演じて、夜はガッチリ握手の酒盛り、翌日以降の脚本通りに演じるお芝居のお稽古です。

※国会プロレス論に関しては、当ブログ過去記事「TPP茶番劇シリーズ第二弾★売国奴による夢の共演★野田総理 VS 佐藤ゆかり with 野次議員」をご参照ください。

ただし、今回は応用問題で、前回小泉改革とは異なり、今回橋下維新では、橋下氏本人が大阪市長から国会議員に出馬することなく、消費税増税反対派の役を演じる国会議員を後方支援する形を取るかもしれませんが、その場合は、もちろん、前原氏が本命でしょう。



今年、国民が、前回と同じ手に引っ掛かるのか、それとも同じ手に引っ掛かることなく成長の証を見せられるのか。学習レベルが問われる一年となりそうです。

シリーズ【橋下維新】はコチラから
1. 橋下知事「国歌斉唱で起立しない教員は免職」
2. 橋下知事が平松市長と公開討論したい５つの理由
3. 小泉改革、橋下維新
4. 平成の坂本龍馬、橋下徹、平成の薩長同盟、自民、民主、他を大連立
5. 消費増税法案に反対、激突、橋下維新、小沢新党
6. 財政破綻、預金封鎖、早ければ今年9月、遅くとも次の選挙までに
7. 12月16日、選挙は自民党勝利の情勢、カギは平均年齢にあり
8. 奇蹟が起きても、未来は負け、自公維新が勝つ、カギは候補者数にあり