日本の学校教育 | pink's blog - 学校じゃ教えてくれない経済学

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北朝鮮で金日正が将軍様として神のような存在として教育され、戦前日本で天皇が神様として教育され神風特攻の自爆攻撃まで強制させられた。

歴史を振り返ると分かる通り、世界のあらゆる国、あらゆる政権において、教育とは時の支配者層の支配体制を強化し、利益をもたらすために行われてきた。古くは秦王朝による焚書坑儒などが有名である。

では、戦後日本の学校教育はどうなっているのか?

戦後日本の学校教育を決めたのは、連合国軍最高司令官総司令部、通称GHQという組織である。GHQは戦後日本を統治するために送られてきたアメリカとイギリスの軍事組織である。

以下、Wikipediaより抜粋

言論統制
連合国軍最高司令官総司令部が政策として最初に行ったことは検閲である。1945年(昭和20年)9月に発した「プレスコード」などによって、軍国主義的なもの、戦前・戦中の日本を肯定するもの、連合国軍の行為を批判するもの、原子爆弾や無差別空襲の被害について知らせるものなどについて、ラジオ・新聞・雑誌他、一般市民発行の本に至るまで厳しく取り締まり言論を統制した。

歴史
連合国軍最高司令官総司令部(GHQ/SCAP)要請で、アメリカ合衆国からの教育使節団が、1946年(昭和21年)3月5日、7日に来日、同年3月30日に第一次アメリカ教育使節団報告書が提出され設置勧告をされた。そこで文部省は1948年(昭和23年)に教育委員会を設置した。

つまり、戦後日本の教育方針は、日本政府ではなく、GHQによる言論統制と教育委員会の設立により行われたものであり、『学校で習う教科書の内容はGHQに検閲され情報統制された作品である』ことが分かる。

となると、問題は、

戦後日本の学校教育=GHQが指導による真実の歴史を教育
戦後日本の学校教育=GHQが指導による捏造された歴史を教育

どちらか、ということである。

長い人間の歴史において、時の支配者層が捏造した歴史を教えてきたという事実を知っている賢明な読者様なら、GHQが教えた歴史が真実であるか捏造であるか、どちらであるかを判別することは難しいことではないはずである。

戦前日本の学校では『天皇は神様と人間どちらか?』という試験問題が出たら、人間と答えると不正解になり怒られ、時には体罰も加わり、強制グラウンド100周などさせられた。ただ、それだけのことである。それだけのことで、天皇が神様であることを信じてしまうのである。