さてさて。
今日は、朝イチからひとつ。
割と早目に終わったので、そのあとはゆったりと・・・
過ごしておりました。

本当に、まったりした1日だったのですが。
どうしても・・・どうしても、日記に書いておきたいことがあって。


えと、ですね。

「タバック」という、老舗のアフレコスタジオがありまして。
40年以上もの歴史を持つスタジオです。
そのタバックが、歴史に幕を下ろします・・・。

思えば。
20歳になる直前・・・あと3週間ほどで20歳の誕生日を迎えるかな?な時期に。
人生で初の、アフレコというお仕事をするために。
ずっとずっと憧れていた「声優」としての最初のお仕事をするために。
心臓が止まるんじゃないかってくらい緊張しながら足を踏み入れたスタジオでした。

たくさんのスタッフさん方、共演者の先輩声優さん方に囲まれて。
手足が震えながらも、声だけは震えないように・・・なんて。
必死にマイク前に立って、必死に大声を出そうとしてたことを覚えてます。
・・・とはいえ本当に緊張してたので。
そこからの記憶はあまりないのですけど(笑)

それが、TVアニメ「ギャラクシーエンジェル」の第1話。
そこから「声優としての新谷良子」が始まりました。


毎週、タバックに行って。
笑ったり泣いたり笑ったり。
たくさんたくさんお勉強させてもらった、想い出のつまったスタジオ。

「ギャラクシーエンジェル」でお世話になったあとも。
たくさんの作品収録で、タバックに行きました。
ふたつあるスタジオの中で、「ギャラクシーエンジェル」を撮ってたほうのスタジオで収録だった場合は。
空いてるときは、だけど、ギャラクシーエンジェルの時の私の定位置である椅子に座ってました。
スクリーンを正面にいちばん左。扉を入ってすぐの場所。

・・・最初の緊張を思い出して、必要以上に緊張しちゃうんだけど(^-^;)
やっぱりとても大切な椅子だったんだよなぁ。


あれから、14年とちょっと。
もうすぐ15年。
こうして文字にしてみると、とても長い時間が経ってるように見える・・・けど。
いや、実際すごく長いし、いろんなことがあって今こうしているわけだけど。

それでも、あの最初にスタジオ入ったときのことを思うと。
あっというまだなぁ・・・と。
思うんだよなぁ。


私は今、あの頃の自分に胸を張って会えるかな。

誇れることは、たくさんある。
自慢できることだって、たっっっっくさんある。
だけどきっと、泣いちゃいそうになることだってある。
そりゃそうだよね、毎日毎日うまくいき続けてるわけじゃないんだもの。

でもこうやって今日みたいに。
ちゃんと初心に戻って、自分のことを考えて。
そうしてまた「声優」として歩き続けていこうって思えるのは。
とてもシアワセで・・・。

あの時がんばってくれてた私がいるからで。
それに負けないように今もまた頑張ろうって思えるからで。

あああ、結局なにが言いたいのかわかんなくなってきたけれど(笑)


とにかく。
私がずっとなりたかった「声優 新谷良子」になるための、最初の場所。
大切な、大切な場所。

長い歴史の半分もお世話になってない、ぺーぺーかもしれないけど。
この感謝の気持ちを、残しておきたかったのです。

タバック。
本当にありがとうございました!!
心にある想い出は消えないから。
大切に大切にして、これからも頑張っていきますっ!!


・・・なんて、ね。
なんかここしばらく、このことばっか考えてて。
なかなか文章にまとまらなくて長文になっちゃってごめんね(^-^;)
でもどうしても、書きたかったのです。


・・・って、あああ!
ドリパーが始まっちゃった!
いつのまにこんな時間に・・・!!

聞きながら明日の支度しようかしら。


ではでは。
また、明日ねっ☆