昨日で1年続いたトート・タロットのグループレッスンが終わりました。
打ち上げはインドカレー屋さん。
久しぶりにガッツリ食べました(笑)
占いのお店を辞めた理由の一つは「勉強の時間が欲しいな」でした。
2年半、ほぼアウトプットばかりだったので「インプット」が必要だったんだと思います。
なので、辞めた後、速攻グループ・レッスンに申込み、「是非」とマンツーマン・レッスンの予定を組んで頂きました。
そのマンツーマン・レッスンも来月で終了です。
どちらも月1回ですが、アッという間にひと月は過ぎてしまいます。
なので、私も現在トート・タロットレッスンを開催していますが、「長期で時間を取る」大変さ、「続ける大変さ」も分かります。
だから「できるだけ短期間に出来ないかな?」とあれこれ考えつつ、やっぱり短期間は難しいです。
でも、その「時間をかけて続ける」ことが、達成感に繋がったりします。
以前1年かけて勉強した時は、最後には人数が三分の一になっていました・・・それほど1年続けるって大変です。
ただ、引っ越し、仕事の都合、興味が他に移った等々人それぞれ事情がありますので、「途中で止めるのが悪い」訳ではありません(実際、私も中退した講座が沢山あるし)
そして、あっという間の1カ月が実は落とし込みの期間になったりします。
5番目の師匠であるkiwa先生 、ご一緒させて頂いた皆様、本当にありがとうございました。
とても楽しい1年間でした。
さて、最後の授業では「マーリンの鏡」スプレッドで自分を色々な側面から観てみました。
「マーリンの鏡」スプレッドは昔からあるスプレッドで、アレクサンドリア木星王先生の「魔女の家」シリーズにも紹介されています。
右の青色の三角:なりたい自分
中央の赤色の長方形:本当の自分
全部の説明は省きますが、「本当の自分」の中央に「#ⅩⅤ・The Devil」がいます。
この場所は「本当の私」(爆)
そして、去年の「2月」はどうだったか・・・も観ました。
こちらの中央の四角の中に「#ⅩⅤ・The Devil」がいます。
この位置は「外す必要のある仮面」です。
ようするに、「去年外しておくべき仮面」が「今年、本当の自分」になってしまった・・・
昔の恐怖漫画に他人の仮面(お面)を被って悪さをしたりして違う自分を楽しんでいたら、いつの間にかその仮面が皮膚にくっついて剥がせなくなった的な(笑)
ってことで、私はリングネーム(世で戦う名前)「デビル美音」
女子プロにデビル雅美さんというレスラーがいたんですよ。
基本的にヒール(悪役)だったのですが、ジャガー横田さんと共に私は大好きでした。
で、社会人になって、既に女子プロがテレビから消えた後、実際にデビル雅美さんが出ているプロセスを観に行きました。
その頃デビル雅美さんは35、6歳だったのかな・・・大ベテランです。
結果的に試合には負けたのですが、花道に消える時の「ニヤッ」という満足さに嬉しさが混じったほほ笑みが今でも忘れられません。
「あぁ、この人って本当にプロレスが好きなんだなぁ・・・」と思いました。
おっと、話が反れました。
「#ⅩⅤ・The Devil」は「生きる力」です。
仕事や時間、家庭やお金、人間関係・・・とにかくこの世は面倒くさい。
自分一人、時間も身体の制限もなくノビノビと自由に生きることが出来ればなんと楽なことか・・・そんな人間の「夢」の真逆というか「現実」を見させられるカードです。
転んで泥まみれになっても立ち上がるしぶとさ。
人に突かれて転んでも起き上がるしたたかさ。
「何がなんでも生きてやる」という図太さと腹黒さ。
所謂「泥臭さ」臭満載のカードですが、この「泥臭さ」こそが人を強くします。
泥水を飲んで最初はお腹を壊しても、いつの間にか少しの泥水では体調を崩さない・・・そういう図々しくも生命力に溢れたカードです。
やっぱりプロレスともちょっと被るなぁ。
デビル雅美さんは16歳でデビュー。
女子プロの人は中学卒業してリングに上がる人が多いです(最近は不明ですが)
で、観戦の時に知ったのですが、所謂「前座」の試合はその16歳の子が戦います。
でも、皆共通の白い水着(衣装)なんです。
休憩時にはその子達がその水着のままロビーでグッズを手売りします。
近くでみると本当に可愛くて初々しい女の子です。
デビル雅美さんクラスになると、衣装はブーツまで特注で超豪華。
同じ女として「きっと、この子達はお揃いの地味な水着を早く脱ぎたくて、自分だけの衣装が欲しくて頑張るんだろうな」と思いました。
「絶対、生き残ってキラキラの衣装を着るんだ!」という想いがあるから、毎日の練習がキツくても、地味な水着でグッズを手売りしても笑顔でいられるんだろうな。
ずばり「ハングリー精神」ですね。
相撲も若い頃からまさに泥まみれ。
親元を離れて共同生活をして「いつかお母さんに家を建てたい、故郷に錦を飾りたい」という「負けん気」のある憎たらしさがパワーになっているのではないでしょうか。
デビル雅美さんの最後の「ニヤッ」ってそこを潜り抜けた「余裕」の笑みでした。
まさに「#ⅩⅤ・The Devil」のキーワードの「ユーモア」。
「本当の私」がデビルはちょっと不満ですが(笑)、何だかんだ言いながら私は「しぶとい」んだとと思います。
ま、山羊座のカードですからね・・・やっぱり私のカードなのかな。
「雅美」と「美音」・・・「美」も被るし(笑)
私が毎度選ぶオーラソーマの「DeepMagenta」は「泥水を飲んだしぶとさ」の色だったんだと何気に納得。
ただ、2016年の「外す仮面」が「Queen of Swords」なので、「一人で何でもできるもん」って仮面は外そうと思っています。
実は中身は「デビル」なので全然強くて大丈夫なんだけどね・・・ニヤッ
この「いやーん、重くて一人で持てない~」・・・ニヤッ
これ、「嫌われる女性NO1」ですが(笑)、実はこの「ニヤッ」が使えるのが女性の強みなんですよ。
多分、女性性が嫌われてしまう理由の一つに、この「したたかさ」が「汚い手を使いやがって」と思われてしまうんだと思います。
男性性って高倉健のように「仁義」「任侠」ですから「真正面勝負」です。
真正面勝負に負けて死ぬなら本望。
でもね、女はそもそも「死にたくない」「どんなことをしても生きたい」が重要なのではないかな?
女のほうが生来「生き抜く力」は強く、その理由は「転んでもタダでは起きないケチ根性」に見える「図太さ」とか「したたかさ」
美しい表現にしたら「柔軟性」です。
真っ直ぐな樹はポキリと折れる脆さもあります。
ってこと今年はピンクの服着て(外見で騙すことも大切)「一人じゃできない~助けて・・・ニヤッ」の練習をするぞ!
皆さんも一緒に「デビル」になりましょう
ということで、オーラソーマの再受講も来週で終わるし、3月で私自身の勉強がひと段落して心身共に余裕が出来ると思います。
なのでワークショップは4月からまた再開します
(実は4月から新しい勉強始めようと思っているけど・笑)
今回やった3方向から自分を見つめる「マーリンの鏡」も楽しかったし、トート・タロットとオーラソーマも組み合わせながら色々な角度で「自分を知る」ワークショップのバージョンアップをしていきたいと思いますのでお楽しみに
あ、kiwa先生 のクラスは私とは全くカラーが違い、「知性漂う大学院」風な感じです。
マンツーマン・レッスンは最早禅問答のような精神修行。
もっともっと、と上を目指す方、学問的に勉強したい方、「ガッツリ自分を見つめたい方」グループ・レッスンお勧めです。
私もこれからもスポットのワークショップに参加したり、また別の先生のワークショップを探したり・・・とずっとずっとトート・タロットの勉強を続けていきたいと思います。
(色々な先生の考え方・解釈の仕方を知りたい性分です)
お知らせ
トート・タロットレッスン 残席1名様
2016年3月9日(水)開講
「水曜昼トート・タロットレッスン(初級)」募集(再受講制度アリ)
ワークショップ 次回企画中です。
トート・タロット・スポットレッスン 随時受付中です。
トート・タロット・スポットレッスン
必要な時、必要なことだけを質問出来るマンツーマン・レッスンです。
占い師を目指す方、占い師としてスタートしたい方の質問も承ります。
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