学校で受験出来るのは
準二級迄なので、
取り敢えず準二級。
一次結果が学校に届き
速報で連絡が来た。
少し暗いメールだった。
あー、日本の文法ダメだったか。
と慰めの言葉を考えていたら、
ライティングと、リスニングで
一7点、全問満点取れなかった。
はい？スコアの写メが
送られて来たらトップの
グラフからハミ出ている。
「合格したの？おめでと」
「だってイギリスにずっと居て
合格出来なかったらちょっとね。
でも、2級は日本語のトピックスが
難しいから、次にした。
世界遺産とか日本文化とか
過去問にあったからさ」
そっちの知識ね〜。
姫ちゃん、次は面接か。
日本の名門私立小受験や、
イギリスでの現地校中学受験を
思い出すよ。
とウンザリ気味。
た、確かに！すごく不安。
何がって？
面接官が姫ちゃんの
英語を聞き取る事ができるか？
次男君、姫ちゃんは、
超絶的に英語が速い。
ラップ並みに話すし、
カラオケのラップ部分も
歌い切る位だ。
長男君は大学の面接練習や、
ベッドオブスクールや、
ベッドオブドーム、
更に、事ある毎にスピーチを
して来たので、
じっくり聴かせる
英語を話すし、
さすがイギリス、強調する時は
単語を難しい英語に変えて
何度か織り交ぜてゆく。
次男君と姫ちゃんは、
聖書の暗記や、スピーチの
経験は多いが、やはり
元々無口な長男君、
元々早口な次男君と姫ちゃん。
次男君はまぁ、上手だし、
日本に順応して
自己調整能力を身に付け
カタカナ英語も判る様になった。
姫ちゃんは帰国後も、
お友達が日本語と英語で話す為
英語は特に早口、ハイテンション。
自宅でも英語が飛び交う日常。
週末にお友達とH&Mに行って
イギリスと変わらない生活。
英語を忘れたく無い姫ちゃんの
心中お察し致しますが、
母は、日本語がかなり
崖っ淵に来ております。
普通に英語で返してしまう。
アップルTVを入れてから、
海外ドラマばかりだし…
時代劇チャンネル無いし。
私も英語は早口だけれど、
学校の先生は聴き取れ無いらしい。
因みに、次男君の転校前の
御三家でも、イギリス人の
先生以外とは通じなかった。
知り合いに、英検1級の
面接試験官がいるけど、
外国人相手に全く通じないし、
聴き取れなくて、
通訳引き受けたのを思い出す私。
英会話講座も眠くなる速さだし。
日本よ、韓国語や、中国語を
タクシー会社で研修する前に、
英語のヒアリング頑張ろうよ。
頑張れ日本の英語教育。
そんな日に、
イギリスの親友から
お誕生日プレゼントが届いた。
前には学校の校章入と
ずっと居た寮カラーの寮名入り、
後ろは姫ちゃんの
名前入りトレーナー、
もちろん、在学生や
ファミリーしか買えない。
ファミリーって同窓生的な。
コレは泣いて喜んでいた。
後はピアスや色々！
まぁ、英検、トイフル頑張れ！