今朝私が起きたら
既に勉強をしていた娘。
今更ながら、先週買った
問題集をパラパラ見て
学校で習っていない部分を解いていた。
図形はいい加減に進んだ学校。
手抜き、飛ばしがスゴイ。
更に、計算は１行で書き表すこと！と
言われているので、
なかなか進まなかった。
私が起きて、朝食、髪の毛を結んで
まだ時間があるから、もう一度
行き詰まった問題を考えるという。
問題は至って簡単。
半径が５ｃｍ、中心角が４５度の扇型の
周りの長さを求める。
理屈では判っているが
学校の先生が言った「１行の式」
が呪怨のように取り憑いていて、
そこから抜け出せない。
髪の毛を結びながら
お茶碗の円を見つめて、
半径５ｃｍのケーキをイメージ。
半径５ｃｍのケーキの円周は？
直径10cm×３.14＝31.4ｃｍ
ケーキを半分に切ると何度？１８０度
それを又半分に切ると？９０度
どれを又半分に切ると？４５度
じゃあ４５度って
ケーキををいくつに切った一欠片？
３６０÷４５＝８
と言う事は１/８のケーキの周りを
出せばいいから
弧の部分は円周の１/８
それに直径部分の５ｃｍが２辺
だよねぇ～～～
それが解ると、面積だって
求められるよね？
それが解ると、全体の円から
その部分を引いた面積や
周囲の長さも求められるよね？
一瞬のうちに解けた。
その位の問題は実はこなしている。
でも、中学入試の過去問で
出題の学校名が書いてあり、
いかにも難しそうに書いてある。
それに惑わされてはいけないよ！
入試は式は１行で
表さなくてもいい場合が多い。
表せない場合も多い。
更に、答案用紙だけ回収の学校も多い。
だから、答えが合っている事が肝心だし
式も順序だてて書かれていれば
２つに別れていても３つに別れていても
答えは同じになるはずだよ。
正確さとスピードだけだよ。
問題が解けて嬉しくて涙ぐむ娘・・・
長男君、次男君の時も覚えがあるが、
難関校の過去問が１問でも解けると
それがキッカケになって歯車が回り出す。
自発的に始めた勉強だと喜びは大きい。
実際のところ、難関校だって
１問くらい簡単な問題が
必ず出題されるのだ。
でも難関校と言われているが故に
解けると難関問題が
解けた充実感と喜びが有るらしい。
だからといってソコの過去問が
全部解ける訳ではない。
たまたま５年の総まとめに出てきた過去問。
だから小５応用レベルなのだ。
その後、２問解いて学校に出かけた。
今日はご機嫌で出かけた娘。
ソコまでして塾に通いたいか？
涙ぐましいが、１日坊主にならないかな？
私に取って中学受験の問題も今年が最後か・・・
さてと2度寝しよう・・・